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カテゴリ:産後白書
土曜日ですが、CANPAN・NPOフォーラム「本気の情報発信!白書とブログ」
に参加してまいりました。 朝から夕方ということで、長女は合唱団→児童館で友達と遊ぶ、 次女は学童保育、三女は先週土曜保育まで行きったんで、 お疲れモードなので、夫が。 ・・・って、しかも夫は合唱団の保護者会にも出席してもらい、 ありがたいでっす!!昨日の小学校の緊急避難引き取り訓練も^^! 昨日の訓練は母親9割だったというけど、 本日のは夫以外全員母親だったそうでございます。 さてさてCANPAN・NPOフォーラム「本気の情報発信!白書とブログ」の内容は、 コチラにて詳細にtwitter実況中継が(すごい充実していますよ)。 午後のパネルディスカッションでは、『中退白書』を発行している NEWVERYさんと、マドレボニータの吉岡マコ代表が登壇。 産後白書のケースを紹介させていただきました。 『産後白書』はコチラでご購入いただけます。 産後白書プロジェクトブログはコチラです。 『産後白書』は普段、マドレボニータのオリジナルレーベル『マドレストア』(とほーんの一部の取扱店)のみ で販売しているため、本日は出張マドレストア。 普段、『産後』の世界に触れる機会のない方達にも、お手に取ってもらえました! 『マドレジャーナルvol.20白書をつくろう』のカオリさんの原稿部分を 音読しだすマコせんせいと、めずらしく(!)恥ずかしがってるカオリさん! 基調講演から何から何まで本当にためになったのですが、 マコせんせいからは気軽に(!)つくれる『白書』のつくり方をご紹介。 もちろんラップから入りましたよー。 ちなみにマコせんせいのこういった講演会でのラップデビュー(!?)は、 このcanpanさんのブログ大賞特別賞を受賞したときです。 活動しながらとっているアンケートを白書として出すというカタチで実現。 現場にいて見えているもの、他の人には見えていないことが多いのです。 だす意図としては、当事者のことを、周囲の人に伝えたい。 特に男性!『産後白書1』の青い帯は男性が手に取りやすいデザインです。 「産後の大変さ」を声高に叫んでも、 女性のヒステリーにとらえられてしまいがちですが、 それを数字で表すと、男性や周囲の方たちも巻き込めます。 「現場で生の声を聴いている、言葉遣いまで把握しているというところが 調査会社がつくる設問と違う切り口だったと思う」 たとえば、「夫との会話満足度」についての設問。 量、質ともに満足→どちらともいえない→不満・・・というのが、 調査会社なら立てるアンサー。 だけど、現場で肉声を聴いていると、 女性はプライドが高いから「不満」とは言い切らない。 そこで出したアンサーが 「足りない、もっと話したい」→48%いました。 「まー、こんなもんだろう」→43%いました。 (どちらともいえないとは敢えて言わないんですよ) 現場の対話から生まれたアンサーの数々なんです。 そして、今後の『産後白書』の構想まで発表しちゃいましたー!! こちらは、みなさまお待ちください^^! 最後はワークの時間。『白書』をデザインするなら!? 私はメンズ産後白書ということで『父親白書』構想を。 児童虐待の加害者6割が実母によるものだったり、 産後うつ、育児ノイローゼから虐待に発展したり、 あるいはDVからシングルマザーになったり、、、 傍らにいる男性はどうしているの? 陰の加害者?傍観者?放置プレイ? ということで、 ・男性の育休取得率(これは散々調べられてると思うけど) ・配偶者の出産前後で就労時間数の変化(変化ないのがおかしいよねー) ・配偶者の育休取得期間の企業把握率(これも知っててほしいよねー。 復職したのに、男性の就労時間まったく変化ないっておかしー) ・里帰り率と、その間のパートナーの関わり具合とか もちろん、配偶者とのパートナーシップ満足度などなども。 付箋紙は、参加者の方達からの質問、アドバイスなどです。 子どもからの声も調査したいっていう声も。 実行したいですー! ********************** 【産後うつ、児童虐待の学びシェア~53日目~】 53)『ルポ 児童虐待』その4~虐待の防波堤~ ジャストギビングのチャレンジ寄付下さった48名のみなさま、ありがとうございます! 目標達成率38%!67,500円!小さなチャレンジですが、こうしてたくさんの方にかかわっていただけることが 嬉しいです!本当にありがとうございます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 53)『ルポ 児童虐待』その4~虐待の防波堤~ 『ルポ 児童虐待』(朝日新聞 大阪本社編集局/朝日新書) <引用> うまくいかないトイレトレーニング 4歳になるころ 脳に重い障害のある弟の陸君は一日中おむつのままだ。「なんでも平等」の育児方針で やってきたのに「どうして私だけ?」と娘は戸惑ってるのではないかーー隆さんはそう 感じていた。 洋子さんは違った。「私がダメな母親だからうまくいかない」と自分を責めた。 洋子さんはだんだん焦りを募らせていく。 しかし佳奈ちゃんの小学校入学を半年に控えた夏頃から洋子さんの焦りは一層強く なった。 優しくしつけても効果がなかった。そこで佳奈ちゃんがおしっこに失敗するたびに「ど うしてできないの」とわざと怒った顔をつくってみた。次にしっぺのまねごとで軽く手の 甲を平手で叩いた。 <以上、引用> 虐待死した佳奈ちゃん(当時6才)は双子。双子の弟は脳に障害があるため、 歩くこともできず、杖を使っていたのですが、たとえばその杖を買い与える時は、 佳奈ちゃんにも靴を買うなど、夫婦二人で平等を話し合い決めていました。 ・・・そこから冒頭の隆さんの推察になるのですが、 日中一緒に過ごし、また自身が被虐待児(高校卒業後、就職後も続く虐待)であった 妻洋子さんは自分を責めつくし、焦っています。 虐待は身体への暴力の他、性的虐待、ネグレクトなど種類があるのですが、 この虐待もいきなり身体への暴力ではなく、洋子さん自身の ノイローゼから徐々に進行していきます。 ささいなことから外出しなくなったことを昨日ご紹介しました。 そこから幼稚園にも入園させず(!)、周囲の目に触れることがなくなる、 継続的に小さな変化を見逃す、見過ごすことになります。 幼稚園に通っていない??子どもがかわいそう?とか はたから見るとそんな風にとらえられるかもしれませんが、 その期間(2~3年間)大人である母、洋子さんも人と接触していないんです。 いや、2~3年どころか幼稚園入園年齢になるまでの3~4年もそうです。 虐待の背景には、子どもと親の社会からの遮断があります。 フローレンスの駒崎さんが「保育園は子どもの貧困に対する防波堤足りうる」と 書いていらっしゃいましたが、貧困だけでなく、虐待の防波堤にもなり得ます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【産後うつ、児童虐待の学びシェア~出産までNL3号発行】 すべての母に産後ケアを☆ ------------------------------------------------------- 産後のボディケア&フィットネス教室@吉祥寺東 【6月コース】8,15,22,29日(金)10:00~12:00 定員になりました。 【7月コース】13,20,27,8/3日(金)10:00~12:00 受付中 産後のボディケア&フィットネス教室@小竹向原 【7月コース】4,11,18,25日(水)10:00~12:00 受付中 【8月1日(水)体験会開催予定です。その後年内は産&育休にはいります】 産後のボディケア&フィットネス教室(4回コース)のお申し込みは コチラをご覧ください! 杉並子育て応援券ご利用の場合、お申し込みはコチラからです。 ------------------------------------------------------- マドレボニータのにんぷクラス@吉祥寺東 【6月コース】8,15,22日(金)12:30~14:30 定員になりました。 【7月コース】13,20,27日(金)12:30~14:30 受付中。 にんぷクラス(コース)についてはコチラをご覧ください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.16 21:32:44
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