靖国参拝はそんなに問題か?昨日のトップニュースは小泉首相の靖国神社参拝でありました。私はそのニュースを不思議な感じで見ていました。 「靖国参拝はそんなに問題か?」 というのが率直な感想です。 A級戦犯の分祀問題で揺れているのは判りますが、 靖国神社自体は紛れもなく宗教施設です。 そこに参拝することが何故いけないのか? たとえ首相であろうとも、宗教の自由が 保障されなければいけません。 そのことに反発している国もありますが、日本人は亡くなった人が 年月を経て神になると考えています。 また罪がある人間であっても死んでしまえば平等に扱っています。 中国などは犯罪者は死んでから何年経っても許されません。 そのあたりの宗教観の違いをきちんと主張するべきでしょう。 参拝が問題にされるのは宗教が政治的に利用されているとしか 考えられません。 一方小泉首相をさらりと受け入れた神社側にも問題があります。 小泉首相は政治的な配慮?からか一礼、合掌、低頭という 参拝形式をとっており、二礼・二拍手・一礼という 神道形式の参拝をしていません。 これは今回に限ったことでなく、以前からです。 宮司はこのような政治的な参拝方法をさせるべきではなく、 体を張ってでも阻止するべきではなかったか? たとえ首相を拒否したところで、靖国神社が 揺るぐわけではないでしょう。 これでは宗教施設という主張はしにくいのではないのでしょうか? そんなことを考えてしまいました。 平成十八年八月十六日 |