3456075 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

二輪車と四輪車の運転者の特性

二輪車と四輪車の運転者の特性

このところ、ほとんど反社会的なオートバイブログに
なってしまいましたが・・・(苦笑)

今日は社会的な話!

あまり知られていない、二輪車と四輪車の運転者の特性の
違いを書きたいと思います。

私は、自転車→原付→自動二輪→乗用車と乗り換えましたので、
四輪車の免許を取ったときも、かなり二輪車運転者の特性を
残していたようです。
教習所の教官にも路上教習で指摘されました。

「二輪運転者は前方に障害物を見つけたときの回避行動が遅い」

これは、二輪車は四輪車より車体が小さく、回避行動が
しやすいという運動特性から来るものです。
しかし、一方で二輪車が早い段階で
障害物回避行動をとれるか?
というと、私はそれには否定的です。
その理由は驚くべきものです。

「二輪運転者は前をあまり見ていない!」

四輪車しか運転していない人が聞いたら卒倒するかも
しれませんが、かなり真実に近いはずです。

四輪運転者は、運転しているときどの方向に注意を
払っているかというと

前 八〇パーセント、横・後ろ 二〇パーセント

ぐらいでしょうか?もう少し前の比率が高いかもしれません。

一方、二輪運転者は、

前 五〇パーセント、横・後ろ 五〇パーセント

ぐらいでしょうか?もう少し前の比率が低い!かもしれません。

「おい、前を見て運転せい」

と怒られそうですが・・・無理です!

原因は二輪車運転者が極めて、衝突時の衝撃に弱いこと。
衝突安全性が劣っているといわれる軽自動車に比べても
ほとんどありません!

接触事故が運転者の重大な傷害または
死亡につながる可能性があります。

よく、四輪運転者が、二輪車は危ないと言いますが、
それは、四輪の感覚で二輪を運転している人の話。

四輪車を運転していて、いきなり二輪に追い抜かれたり
車線変更しようとして、二輪がいることに気づいたりして
ヒヤッとした経験の方も少なくないでしょうが、上記の
注意を払っている割合を考慮すればあって当然の話。

事故を無くすには安全運転をしなさいとはよく言われますが、
安全運転をしていても事故は起こります。
私が経験した現実の事故は、いずれも考えられない状況で
起きています。

実際、二輪走行中に四輪車に側方・後方から接触されたことが
何度もあります。
信号で停止線に停まっていて、こちらが回避しなかったら
追突されていたということも二度もあります。
さらに側方の接触では四輪運転者がその接触に
気づいていないということもありました。

それゆえ、二輪走行中は後方・側方に対しても十分に注意を
払います、ですから前方の障害物に対しては
回避行動が遅くなります。

二輪を普段運転している人が体が大きく回避行動を
取りにくい四輪車を運転するときには多少注意する
必要があるといえるかもしれません。
逆も当然ながらしかりです。

四輪運転者が二輪車にたまに乗る時には、後方・側方
に対する注意がかけています。そう見える運転者を
何度も見て注意したことがありますが、
本人は気づいていません。

二輪車も四輪車もお互いの特性を理解しておいたほうが
事故を回避するためには必要に思われます。

いかがでしょうか?

最終更新日 2009年02月07日


© Rakuten Group, Inc.