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三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

ゲゲゲの女房の時代


ゲゲゲの女房の時代

最近、朝の連ドラの「ゲゲゲの女房」を見ています。

主人公は「ゲゲゲの鬼太郎」を書いた「水木しげる」の奥さん。
そのの自伝を原作としている物語です。

「水木しげる」は漫画家としてはマイナーかな?
という気もしたんですが、よく考えると大漫画家!

「水木しげる」が妖怪を漫画にしてくれたおかげで、
日本人は「妖怪」をイメージできます。そうでなければ
妖怪のイメージができなかったかもしれません。

ところで、ちょうど、主人公が結婚したのは
私と母親と同時期です。

そう思うと、なんとなく親近感がありますね。

当時は20歳ぐらいで結婚するのが
当たり前だったのでしょう。

見合いから結婚式まで五日は早すぎ!という気もしますが・・・

いきなり郷里を離れて知らない人と東京へ向ったのは
どんな気持ちだったんでしょうね?

私の田舎は某温泉地の中心街にありました。
当時であっても、温泉街は今と同じ位の町並みがあり、
周りに田畑などありませんでした。

しかし、家の近くの谷を越えた向こう側には、
山へ向けて段々になった田んぼが広がっていました。
舗装されていない道もあり、馬が荷を積んで歩いていました。

未舗装路の真ん中には馬糞があり、

「馬糞に乗ると背が高くなる?」

という言い伝えがあったので、馬糞を見つけると
争うようにして、馬糞に乗りました。

さすがに当時はテレビがありましたが、

「雨が降るとテレビが見えない」

理屈は良くわからないのですが、雨が降ると

「しばらくお待ち下さい」

と書いた犬の絵?が出てくるか?砂嵐になって
雨が止むまでテレビが見えません。

その当時よくあったもので、現在全く無くなったものが

「空地」

至るところに空地があって、しかも、囲いがありません。

格好の遊び場でしたね。

漫画みたいに土管が置いてあって、その中に入って
遊んだ記憶があります。

近くの八百屋の倉庫から木枠のリンゴ箱を持ち出して
基地を作って遊びましたが、八百屋のオジサンが顔を真っ赤にして
怒ってきました。

まだ、自家用車が一般的になる前の話です。
いつの間にか空地は全部駐車場になりました。

家の前には、谷川から引いた水が流れており、タイルを
張った水槽に水が張ってあり、そこに、ラムネやらスイカなどが
冷やしてありました。

暗くなるまで、毎日遊びまわる日々。

今よりはるかに貧しかった時代ですが、今よりはるかに
活気があったような気がします。

ところで、水木夫妻の配役が・・・

美男美女の「ゲゲゲの女房」といわれてますが・・・

特に、水木しげる役の向井理さんは線が細すぎて
どうにも違和感がありますね!(苦笑)

最終更新日 2010年05月06日


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