人間の目指したもの人間は太古より自分たちの身を守り、より良い生活を目指してきました。 雨風をしのぐ建物を作り、服を着ることによって 自然の影響を最小限にして生活できるようにしてきました。 また、食料も自然の恵みを飼いならす?ことによって 飢えから開放されてきました。 人間はそれだけで満足することなく、快適性を追求していきます。 その快適性を追求した結果できあがったのが、現在の大都市です。 大都市には人間の望むものが何でもあります。 現代の日本人は、かつての天皇・将軍ですら 食べられなかった珍味を食べ、冷暖房の効いた 快適な住まいで生活しています。 まして、近世以前の庶民はとても比べものにはなりません。 しかし人間は幸福になったでしょうか。 普通の欲望は望むものが手に入ると、さらに欲望が 大きいものになっていきます。 これは仏教の世界では餓鬼の世界です。 餓鬼は満足をしらないのです。 人間は餓鬼を目指したのでしょうか?そうではありません。 いつまで経っても満足できないものを追い求めるのではなく、 それを手に入れたら飽きることのない 本当の満足を手に入れませんか。 ジャンル別一覧
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