出世した人を見たい!出世という言葉は仏教語です。出世間すなわち俗世間から離れることです。 ところで、私ももうそろそろ、「今の若い者は」といわれる歳では なくなってきました。 坊主頭のせいか歳より若く見られますがうれしくはありません。 私が子供の頃、60歳というと「おじいさん」「おばあさん」 でしたが最近はそうでもありません。 70、80は当たり前、77歳で亡くなった人を「若い!」といわれ 82歳で亡くなった人は「平均寿命より若い!」といわれています。 今、生涯学習、生涯現役と言うような考え方が推奨されています。 歳をとっても死ぬまで勉強、死ぬまで働く。 ちょっと待って下さい! 長年にわたって積み重ねてきた経験を若者に還元するのが「年寄り」 の勤めではないでしょうか? また、もう老い先短いことを自覚しているからこそ目先の利益に とらわれずに公の利益を考えて中立の立場で裁定ができるのでは? いつまでも若者のように輝いている「熟年」よりも、 枯れて仙人のような「年寄り」が見たい! それがすなわち俗世間から離れて出世した人ではないでしょうか? そう私は思います。いかがでしょうか? ジャンル別一覧
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