お経を唱えると!「悪い因縁から離れたい」ということですので、祈祷を希望されておりました。 私が、祈祷するだけでなく 「自分でお経を唱えたりして、努力しなければだめです」 という話をしますと 「お経を唱えてどうなるんですか?」 と言われました。 最近、読経・写経などが脳の活性化につながるとも 言われますが・・・(苦笑) そもそも何故、喜怒哀楽があるのでしょうか? 私など些細なことで、すぐに感情を顕わにします(汗) しかし、冷静に考えると、 そんなにうれしいことがあるのでしょうか? あるいは、怒ることがあるんでしょうか? 哀しいこと、楽しいことも同じです。 人が感情を現わす時、ほとんどは自分自身が 変化したわけではありません。 外から与えられた力により変化することが 多いのではありませんか? すなわち、周りに惑わされているともいえます。 人間万事塞翁が馬とも言います。 それが、永遠に続くわけではありません。 しかし、一時の感情に流されやすいのが人間でしょう。 往々にして判断を誤ることも少なくありません。 うれしい時、楽しい時、悲しい時、苦しい時、困った時・・・ お経を唱えたり、写経をしてみませんか? 無心になる必要はありません。 仏様との対話です。 大いに頭を回転させましょう。 心が落ち着くまで。 |