投資クラブの仲間と語ろう

２３日の日経平均株価は前日比１７円９４銭安の９５９０円３８銭と３営業日ぶりに反落して寄り付いたあと、ジリ安商状で、下げ幅１２０円超に拡大し、９５００円を割り込んでいます。前日の米国株が小幅ながら下落したことから、連日高の反動で利益確定売りが優勢となっています。

　業種別では、ＪＸ など石油株はさえず、操業停止を延長するトヨタ  、ホンダ など自動車株が下落し、ブリヂス などタイヤ株もさえず、ソニー  、ＴＤＫ などハイテク株も売られて、三菱ＵＦＪ など銀行株や、大和証Ｇ など証券株も下落しています。個別では、１１年３月期連結利益予想を下方修正した冶金工  が安く、なお、東電 は売りが優勢となっています。

　半面、レンゴー  、王子紙 などパルプ・紙株は上昇し、日特建 など復興関連株も堅調で、ＫＤＤＩ <9433> など情報通信株も物色されている。ＪＲ東日本 <9020> 、日立物流 など陸運株もしっかりで、個別では、シティ証が投資判断を引き上げた国際帝石 が買われ、２９日付で東証１部銘柄に指定されるマザーズ上場のＷＯＷＯＷ も上昇です。

　東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、９社ベースで、売り１９９０万株、買い４６７０万株で、差し引き２６８０万株の大幅買い越しです。

外国人投資家は、心強い見方ですね。太平洋セメントが好調です。個人投資家向けの低位株ということでしょうか。