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2004年09月17日
テーマ：台所育児奮闘記(39)
カテゴリ：台所育児
「台所育児って何？」ということについて このシリーズの最初に、私はこう書きました。 **************************** 台所は命の源である食べ物と、文化・伝統の賜物で ある料理とをつなぐ場所です。 だから、子供を台所に呼んであげることで、いつの間にか たくさんの大切なことを伝えてあげられると信じています。 その上、（小さな子供を持つ母親にとって） 子供が邪魔をしにやってくる台所、 泣く子を犠牲にして、イライラと料理する 台所だったりするのを、子供とのんびり楽しむ場所に 変身させることのできる魔法でもあります。 **************************** 台所育児をやりながら、その意味について考える うちに、そう思うようになってきました。 そのことについてもう少し詳しくお話して、 このシリーズをまとめてみたいと思います。 私たち人間は「食べて」生きています。 地球上に生を受けて半年から１年、お乳を飲んで育った 赤ん坊は「食べる」ことを学びます。 そして、地球の恵みである食物を食べ、 食物連鎖の一環となることによって 地球の一員となっていきます。 人間は、自分たちが食べるために、 栽培したり、動物を飼ったり、 食物を自らの手で作ることもしてきました。 さらに食物を調理するという文化を築き、 親から子供へと脈々と伝えてきました。 そうした食べ物を使い、先祖の知恵を使って 料理を作る台所は、「命の源である食べ物と、 文化・伝統の賜物である料理とをつなぐ場所」 であり、それを食卓にもつなぐ場所です。 純粋でカンの鋭い子供だからこそ、 日々の台所を通して、地球の恵みである食べ物のこと、 そしてその尊い命。ご先祖たちが大切に育んできた 文化や知恵を体で感じとってくれそうです。 そして、そういう「生きる」ことの根っこが しっかりしていると、人生のいざというときにも 強いんじゃないかと思います。 台所育児を始めてまだ少し。 Myuも短い期間にできることが増えてきて、 子供の成長って早いなと驚いています。 でも、実際はさっき言ったような台所育児の壮大な ポテンシャルなんてどこふく風で、 Myuとのんびり料理する毎日です。 まあ、おかげで「必死の料理タイム」も 「のんびり楽しくお料理タイム」になり、 私もこうしてパソコンに向かったり できるようになりました。 台所育児を通して伝えたい大切なコトは、 いつかそのうち自然に伝わっていくといいな。 そして、台所育児の楽しさや素晴らしさを 多くの人とわかちあいたい。 私の日記やホームページがそのきっかけになれたら・・。 と願いながら、もっと充実したサイトにしていきたい と思っています。 シリーズ「台所育児とは？」 完 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2004年09月19日 10時36分12秒
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