デイトレーダーの条件1.ある程度の資金を持っている事これは、いろいろな考え方があると思いますが、トニーオズやラリーウイリアムズも言ってますように、まずは何でもいいので実際に働いて、種銭を 貯めなければ、株式投資はスタートできません。 借金でも、贈与でもだめです。自分で働いて稼いだお金で参戦する必要が あります。 この時点で確かに誰でもかれでも、と言うわけにはいきませんが、自分が 利益を出せうる範囲内の資金を投入できたなら、後は証券口座の開設と 実践だけですので、ノウハウはやりながら覚えることができますので、 手数料自由化以来、ここまでエキサイティングなものに参戦するわくわく 感が楽しめます。 また、株式投資をしている方はほとんどの場合本業があり、生活費は毎月の給料等でやりくりされていた上での株式投資ですので利益が出れば余裕資金、損失が出れば貯蓄を減らすだけですが、 デイトレーダーは株式の売買が本業ですので、毎月の生活費分を稼いで投資資金がトントンです。今までのように一発仕手株で当たって儲けたからと言って、旅行に行くとか、飲みに行くとか、車やバックを買うとか言う事は できません。生活費以上の利益を出して始めて余裕資金や、投資資金が増えるのです。ここが、株式投資を本当の意味で楽しめないかもしれませんね。 しかも、最初の3ヵ月から半年は思うようなトレードは出来ません。バブルの時や、ITブームのように、何を買っても儲かる相場なら別ですが、ここ数年のような下降相場ですと初心者にはトントンにするのも難しいと思います。私自身もこの世界に足を踏み入れた時は割と安易な気持ちで入りましたので、生活費分を稼ぎ出して初めてトントンになるのだと言う事に気がついた時はかなりのプレッシャーを受けました。利益を出さないと投資資金が減るのは当然ですが、トレードでマイナスになると、生活費+トレードのマイナス分が投資資金から減る事になり、投資資金の減り方は想像以上のペースです。投資資金が減るとパフォーマンスが悪くなるのですから今思えば当然なのですが、ここまで考えている方は少ないと思います。ですから、最低でも数ヵ月程度はトレードの利益に頼らずに生活していける余裕資金と、程よいパフォーマンスが出せる資金が必要なのです。 2.ザラ場中は常に画面に張り付いていられる事 よくみかけるのが、本業を持ちながらデイトレードまがいの事をしている方です。本業やその他の用事が定期的にあり、一日の内で場に参加できる時間が限られている方はデイトレードはやめて、通常の中長期の投資に切り替えた方が懸命です。2足のわらじをはけるほど甘い世界ではありません。デイトレードはハイリスクの世界です。(リスクについては後日詳しく書きます) 5秒、10秒の違いで(少し大げさですが)利益が出るか損失が出るかの世界であり、場の流れを読む事も必要ですので、何かをしながらデイトレードをやり、利益を出し続けるのはよほどの天才でなければ不可能ではないかと思いますし、少なくても私には無理だと思っています。 前場、後場合わせても4時間半ほどの時間ですが、ものすごい集中力と精神力を必要としますので、後場ぎりぎりまでトレードをした日はどっぷりと疲れて何もする気がおきないほどです。 本当に、だらけてボーっとしてしまいます。 私はリフレッシュ方法として後場が引けると、近くの公園や、川沿いの道を ジョギングなり、散歩なりしております。 毎日パソコンに向かい合っているわけですから、体のためにもほどほどの 運動は必要です。 この他にも細かい事はたくさんありますが、上記が今のところ私の考える最低条件ですので、これに当てはまらない方はデイトレードは諦めて頂いた方が無難だと思います。万が一見切り発車するとトレードの世界は弱肉強食の世界ですので、一気に市場から叩き出され、手元には何も残らない状態になります。 軽い気持ちで一発当ててやるか、と言う考えはとても通用いたしません。 ジャンル別一覧
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