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<日経平均>
17,680.05 △123.18 <東証一部> 出来高 21億4,138万株 値上がり銘柄数 1,239 値下がり銘柄数 386 <為替> 121.47 △0.20 先物主導で一段高、日経平均は堅調な動きが続く 昼の市場外取引は金額は大きく売り買いに偏りは無いと伝えられましたが、日経平均は前引けより小幅に値を下げて寄り付きました。後場寄り直後は戻り売りなどに押されて上げ幅を縮小しましたが、下値ではしっかりと押し目買いなどが入って、前引けの近辺まで値を戻しました。前場の高値を意識したところでは上値が重くなりましたが、先物へのまとまった買いを受けて一段高となりました。 上値の重さが嫌気されて自動車株がさえない動きとなりましたが、値ごろ感もあって証券株、銀行株、建設株などが堅調、好業績を見直す動きもあってハイテク株もしっかりとした動きとなるなど、主力銘柄は値を上げるものが多く見られました。小型銘柄の値動きを示す指数は後場は一段高となり、東証2部株指数、日経ジャスダック平均は堅調、東証マザーズ指数は大幅高となりました。 地合いの強さを感じる相場展開でした。明日も地合いの強さが続くことを期待したいものですが、戻り売りや目先的な利食い売りなどが出て上値は抑えられ気味となるのではないでしょうか。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― JASDAQ平均 2,014.75 +10.39 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率 J-STOCK INDEX 1,649.56 +41.86 397社 253社 123社 85.4% マザーズ指数 843.46 +36.46 157社 23社 6社 99.4% ヘラクレス指数 1,455.74 +48.21 124社 24社 9社 96.0% ====================================================================== 22日の新興市場では、日経ジャスダック平均が続伸、マザーズ指数は11営 業日ぶりに反発、ヘラクレス指数は8営業日ぶりの反発となった。前日に反 発したジャスダック平均がこの日も買い先行のスタート。マザーズ指数とヘ ラクレス指数も追随する形で上昇し、全体相場が一段高となったことから後 場入り後はさらに買い進まれる堅調な動きを見せた。 ジャスダック市場では、インデックスが連続ストップ高し、楽天やEトレ ード、インテリジェンス、オプト、JCOMなど主力のJストック銘柄が軒 並み上昇。下方修正でストップ安のアーク、ニューフレアやエイチアイ、 日本マイクロなどが下落したが、売買代金上位銘柄は概ね買い優勢で推移 した。 マザーズ市場では、会員数1000万人を突破したミクシィやネットエイジ、 ACCESS、サイバーA、CCI、GCA、アクロディアなど主力銘柄が 大幅高。他にもDeNAやケアネット、アジア・メディアなどがしっかり。 一方、e-まちやフォーバルテレコム、アガスタ、アップガレージなどが 安い。 ヘラクレス市場では、ゼンテックがストップ高。ASSETやダヴィンチ 、ウェブドゥ、ラ・パルレ、大証、エン・ジャパン、アマガサなどが高い。 ネクストジェンやジェーソン、クオール、オープンIFなどはさえない。 ≪NY株式相場はもみあい・S&P続伸も最高値届かず≫ □ダウ平均 :13542.88(▼13.65) □ナスダック : 2578.79(△20.34) □日経225先物 :17570 (△10:大証比) □為 替 : 121.40-50 □金価格 : 638.80(△1.80) □WTI原油先物(期近): 66.27 (△1.33) □売り :3840万株 □買い :4210万株 □買越し: 370万株 市場では、「新興市場のテクニカル・リバウンドが大手銀行株のショートカバー (売り建て玉の買い戻し)を誘発した。ただ、バブル懸念の中国株をはじめ、NY 株、為替動向にらみの展開に変わりはない」(米系証券)、「これまで対象外のメ ガバンクが力を取り戻してきたのは大きい。市場総計の指し値注文も買いが高水準 に増え、売り物をこなしている。資金の流れに変化が生じ、本物かどうか見極めた い」(中堅証券 <値上がり銘柄> ○証券、銀行、その他金融など金融関連株が高い。兜町周辺で新金融街構想が 浮上したことが材料視されたようだ。また銀行株は三井住友の好業績やこの日 の引け後に決算発表を控えており、期待感も出ている。 ○三井住友FG<8316>が大幅高。21日に発表した今3月期連結予想は、経常利益 9800億円(同22%増)、純利益5400億円(同22%増)で、市場予想の経常利益 1兆1026億円、純利益6353億円を下回った。相対的な出遅れ感や銀行株全般が堅 調なことで買いが入った。 ○NEC<6701>が堅調。21日、今3月期連結の業績予想を発表、営業利益1300億 円(前期比85%増)、純利益300億円(同228%増)とした。「四季報」では、 営業利益870億円、純利益130億円と予想していたこともあり、「ポジティブ・ サプライズ」となった。 ○長谷工<1808>急反発。市場予想を下回る今期計画だったが、最終利益が24% 増益予想となったことで見直し買いが入った。21日、今3月期連結について、経 常利益610億円(前期比3%減)、純利益420億円(同24%増)になる見通しと発 表。市場予想の経常利益677億円、純利益575億円を下回った。 ○芝浦電子<6957>が急騰している。今期計画が市場予想を上回ったことが好感 された。21日、今3月期の連結業績について、経常利益25億円(前期比10%増)、 純利益16億9000万円(同20%増)となる見通しと発表した。「四季報」予想の 経常利益20億5000万円、純利益13億円を上回った。 ○セレブレックスHD<2444>がストップ高。上方修正を受けて買いが殺到した。 同社は21日、前3月期の連結予想を上方修正、経常損益8600万円の赤字(同2億 9000万円の赤字)、純損益2億7600万円の赤字(同4億8800万円の赤字)とした。 ○東亜建設<1885>がしっかり。上方修正を好感した買いが入っている。21日、 前3月期連結予想を上昇修正、経常利益12億9000万円(前回予想4億円)、純利 益3000万円(同5億円の赤字)とした。 ○平和不動産<8803>が買い優勢の展開。兜町周辺で新金融街構想が浮上したこ とが材料視されたようだ。平和不動産は、東京証券取引所ビルの家主であるほ か、日本橋兜町で日証館ビルを展開している。関連銘柄として日本銀行<8301> もしっかり。 ○サイバードHD<4823>が一時S高。朝方は下方修正を嫌気して安く始まり、 連日の年初来安値更新となったが、新興市場に資金が戻ってきていることから 買いが入った。 ○コマツ<6301>が上場来高値3100円を更新した。相場全般の地合い好転で、好 業績が見直されたほか、資源関連のひとつとして注目されている。 <値下がり銘柄> ●OHT<6726>が本日もストップ安。前引け段階で、差し引き2万1859株の売り 越し。特に目立った材料は出ていないが、市場では「同社を手がけていた特定 筋が飛んだのでは」との見方が強い。 ●ダイナシティ<8901>が一時S安。連日の上場来安値更新。22日付読売新聞は、 同社がマンションの用地取得に伴う仲介手数料などとして計上した費用のなか に「使途秘匿金」があり、東京国税局から認定されていたことが分かった、と 報じられており、これが売り材料視された。報道によれば、その金額は約6億円 で、税務調査にも明かさなかったという。今後、重加算税など追徴課税される 見通し。 昨日の日経平均株価は大幅反発。5月18日の高値17563円を一旦は上回ったことか ら、目先では同日の安値17320円を底値とする上昇基調が見られる。次の上値の節目 は17日の高値17656円。これを上回ると、14日の安値17673円からのマド埋めとなり そうで、今月の高値17827円(10日)も上値の目標として意識されそうだ。一方、下 値は心理的な節目の17500円が最初の下値支持線となる。ただし、ここを割り込んで 昨日の安値17411円を下回ると、3月以降の下値支持線である100日移動平均線17399 円を割り込む可能性が強く下落基調が強まりそうだ。なお、終値で17600円台を回復 すれば、今月の高値から右肩下がりに引いた上値抵抗線を上回る形となる。そうな ると、今月中旬からの短期的な修正局面が終了して、あらためて上昇トレンドを形 成する可能性が強まり、18000円の大台乗せも目標になってくる。 ・米デルやインテルなどIT大手、リナックスの採用拡大 ・製造業、金属高騰で生産改革 トヨタ、銅使用1割減など ・三井住友FG、前期純利益36%減 今期は増益、増配へ ・収益法人の収益事業への課税強化 政府検討 ・日本橋・兜町に新金融街、容積率緩和など 金融相構想 ・新興企業の成長に減速感 前期増益幅1ケタに ・松井、投信販売再開へ――手数料無料化で顧客獲得 ・ヤマハ、親子関係見直し――ヤマハ発株7.8%売却、「間接買収」を警戒 ・ペンタックス、取締役5人体制に HOYAと合意 ・トヨタ、ブラジルでエタノールでも走るフレックス車発売 ・三洋の半導体事業、買収に4陣営名乗り サーベラスなど ・中堅航空部品メーカー、欧米各社の中小型機向けに増産 ・島津、三菱重工から真空ポンプ事業を買収 ・信越化学の直江津工場、2ヵ月ぶり操業再開 ・凸版、有機ELに参入――高分子パネル量産 ・JAL、中国路線を強化 成田―北京など増便 ・学研、九州の学習塾を買収 受験指導の全国展開加速 ・イオン、グループ共通業務集約の準備会社を設立 ・航空部品、中堅も増産――欧米各社の中小型機向け ・岡谷鋼機、2001―05年度の売上高減額へ――「循環取引」問題 ・島津、真空ポンプ事業を三菱重から買収――大型の装置も製造 ・共立と新ダイワ、資本・業務提携(各紙) ・三井住友FG、前期純利益36%減少――プロミスの巨額損失響く ・NECの前期、最終黒字91億円――今期大幅増益目指す ・長谷工の前期、経常益19%増 3期連続最高益に ・精密各社、デジカメ好調 キヤノンが上方修正など ・近鉄、前期経常益9%増――分譲マンション採算改善 ・中村屋、前期純利益5%増――不動産下支え ・トーモク、前期営業益42%減 ・横河ブ、前期最終赤字2億9000万円 ・ラオックス、前期53億円の最終赤字――減損損失など計上 ・松屋など6社の買収防衛策、米ISS「反対」表明 ・東京製鉄、輸出15―20%に拡大――4―6月国内需要伸び悩み ・ダイナシティ、使途秘匿金6億円――国税局が制裁課税、架空手数料を還流 ・新規公開 日本テクノ・ラボ<3849> 公開価格10万円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.22 21:03:51
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