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マーケット概況
─────────────────────────────────── ・日経平均 10060.21(-16.35)・東1部売買高 21.87 (億株) ・同先物 10080 (-10) ・同売買代金 14,876 (億円) ・TOPIX 894.34 (-7.06) ・同時価総額 296 (兆円) ・東証2部 2195.35 (-8.21) ・値上がり 533 ・日経JQ 1213.2 (-3.63) ・値下がり 1031 ====================================================================== 14日の東京市場は反落。利益確定売りが優勢となった。日経平均は小高く 寄り付いたが、上値は重く早々と下げに転じた。10000円付近まで下げ幅を 拡大する場面もあったが、押し目買いが入り下げ渋り。後場は狭いレンジで のもみいあいに終始した。 日経平均は6日ぶりに反落。直近5日間で約400円上昇していたことに加え、 円高進行が利益確定売りを誘発したようだ。注目された米インテルの決算 発表は減収減益ながら、市場予想を上回る内容。時間外取引で大幅高となっ ていたことで、東京市場への波及効果も期待されたが、肩透かしに終わった。 今後は、日経平均が25日移動平均(10143円)を奪回して戻り歩調を強める のか、心理的な節目の10000円を再び割り込み調整に転じるのか、あす以降 の動向に注目されよう。 相場全体が軟調に推移するなか、内需関連が堅調だった。国際優良株を手 掛けにくい状況で、消去法的に買われたとの冷やか見方も多そうだが、直近 の戻り相場で大きく売り込まれていた経緯があり、きっかけさえあれば反発 してもおかしくはない状況。きょう大幅高したJR東日本、花王などは、ボ リンジャーバンドで-2σを突破していた。為替相場が再び円高傾向となれ ば、割安感の強い内需ディフェンシブ系に資金がシフトする可能性は十分に 考えられる。また、この日はマンション関連の上昇も目についた。不動産経 済研究所が14時に発表した9月の首都圏販売動向は、前年同月比26.2%増の 3063戸と25ヵ月ぶりに増加へ転じ、マンション契約率も73.9%と好不調の分 かれ目とされる70%も上回った。低水準だった前年の反動などもあろうが、 約2年ぶりにプラスへ転じたインパクトは大きいだろう。足元で、パワービ ルダーなどに上方修正が相次いでおり、もうしばらくマンション関連への物 色が続くかもしれない。 新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 日経ジャスダック平均 1213.20 -3.63 2450万株 218社 329社 103社 マザーズ指数 441.02 -2.54 232万株 56社 92社 11社 ヘラクレス総合指数 587.10 -6.62 164万株 48社 71社 13社 ====================================================================== 14日の新興市場は、日経ジャスダック平均が5日ぶりに、マザーズ指数と ヘラクレス指数は6日ぶりに反落。寄り付きこそ小高く推移したものの、そ の後はすぐに相場全体で調整基調が広がったことから、新興市場の地合いも 悪化した。前日の売買代金が81億円だったマザーズ市場は辛うじて100億円 を突破したが、ヘラクレス市場が節目の20億円を割り込むなど、閑散とした 相場に変化はなかった。 ジャスダック市場では、楽天やセブン銀、デジタルガレージ、ベルパーク、 プロパスト、田中化研、日本エスコン、テラなどが下落。JCOMや日本ラ イトン、ウエストHD、明豊エンター、朝日インテックなどが上昇した。 マザーズ市場では、液晶露光装置など総額50億円を受注したVテク、ミク シィやグリー、ACCESS、がん治療で提携したナノキャリヤやメディネ ットなどが高い。シティが投資判断を引き上げたMKキャピタルはストップ 高買い気配で引けた。サイバーAやNPC、日本風力開発、OTS、キャン バス、スタートトゥデイなどは安い。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチやマネパ、大証、JCLバイオ、日本通 信、Dダイニング、ハドソン、600億円近い赤字を計上したUSENなどが 軟調。一方、ASSETやアパマン、PSS、ベリトランス、ソフトウェア Sなどには買いが入った。 ≪NY株式相場はダウ小反落・利益確定売り、インテル決算発表前で様子見≫ ■ダウ平均 : 9871.06 (▼14.74) ■ナスダック : 2139.89 (△ 0.75) ■日経225先物 :10075 (▼15:大証比) ■為 替 : 89.70-75 ■30年債 : 4.206(▼0.020) ■金価格 : 1065.00 (△7.50) ■WTI原油先物(期近) : 74.15 (△0.88) □売り :2320万株 □買い :2130万株 □売越し: 190万株 国内投信のファンドマネジャーは「きょうの動きをみる限り、下値では拾う動き もみられ、基調としては売る局面でないことは確か。ただ、円高警戒で上値も試し にくく、一部で証券優遇税制の話題も報じられたが、材料視するような相場でもな かった。足元の円相場を考慮した国内輸出企業の業績見通しを見極めたいとの声も 多く、10月下旬から出始める国内企業の決算通過までは、1万円台でこう着商状 が続くのではないか」と指摘している。 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7942|JSP | 860| 100| 13.16| 2| 8897|タカラレーベン | 512| 58| 12.78| 3| 4776|サイボウズ | 34650| 3450| 11.06| 4| 8969|プロリート | 104200| 10000| 10.62| 5| 8881|日神不動 | 530| 46| 9.50| 6| 8877|エスリード | 1037| 84| 8.81| 7| 9543|静ガス | 688| 50| 7.84| 8| 3333|あさひ | 1732| 120| 7.44| 9| 8097|三愛石 | 465| 32| 7.39| 10| 6362|石井鉄 | 172| 11| 6.83| ・値下がり率上位10傑 1| 8986|日賃貸 | 162000| -25700| -13.69| 2| 8515|アイフル | 145| -16| -9.94| 3| 6315|TOWA | 749| -71| -8.66| 4| 3226|アコモF | 479000| -36000| -6.99| 5| 5949|ユニプレス | 1246| -93| -6.95| 6| 7261|マツダ | 220| -15| -6.38| 7| 6927|ヘリオステクノH | 281| -19| -6.33| 8| 6937|古河池 | 711| -43| -5.70| 9| 8346|東邦銀 | 334| -20| -5.65| 10| 3593|ホギメディ | 4690| -280| -5.63| 総合商社 モルガンではセクターの投資判断を「インライン」から「アトラクティブ」に格上 げ、市況見通しの一段の上方修正、それに伴う収益モメンタムの高まり、中間決算 時の上ぶれ期待などを評価材料と捉えているもよう。個別では、三菱商事と三井物 産の投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ。ただ、 株式市場の地合い悪化、金を除く非鉄市況の軟化などで好反応は限定的。個別で格 上げされた2社がプラスサイドで、他は伸び悩む動きとなっている。 8097 三愛石油 465 +32 しっかり。羽田空港関連として関心を高める声もあるもよう。同社は1955年より、 日本初のハイドラントシステムによる航空機への給油業務を行なっている。1996年 からは、羽田空港における新航空機給油施設の供用も開始、羽田空港の国際ハブ空 港化によって、航空燃料事業の拡大期待など高まる展開にもなっているようだ。 7581 サイゼリヤ 1715 +105 強い動きが目立つ。前日に8月期決算を発表、為替のデリバティブ取引損失で経常損 益は赤字転落となったが、従来予想は上ぶれての着地になる。営業利益は従来予想 85億円に対して91.6億円で前期比22%増益、今期も増益見通しとなっている。三菱 UFJでは、国内外の出店加速による成長性は株価に織り込まれてないとして、投 資判断「2」を継続へ。 7942 JSP 860 +100 ストップ高比例配分。昨日発表した業績上方修正がポジティブサプライズを誘って いる。通期営業利益は従来予想の23億円から38億円にまで増額修正。売上高は下方 修正しており、前期比では20%減収にもかかわらず41%営業増益となる形。大幅な 収益力の高まりにはインパクト。好決算を受けて、PBR水準の割安感にも関心が 向かう展開となっている。 8897 タカラレーベン 512 +58 急伸。昨日、業績予想の上方修正を発表、上半期純利益は従来予想の13.2億円から 16億円に、通期では9.5億円から18億円にそれぞれ増額修正している。完成在庫の販 売の順調な進展、コスト削減効果の順調な進捗などが背景。依然として中小型不動 産株には業績懸念が拭えないなか、上方修正には敏感に反応する展開が続く。 ・NY金、続伸 12月物は一時1069.7ドルと最高値、原油先物も8月以来高値 ・中国、高級鋼板で攻勢 年産1割相当、5800万トン設備新設 ・米個人融資、リスクなお拡大 カードローンや住宅ローンなど ・日航債務3000億円免除 再生チーム素案、債務超過と判断 ・交付税1兆円以上増額 来年度予算、総務相要求へ ・「羽田ハブ化」へ急旋回 国交相が意向、国際競争力にらむ ・普天間基地、沖合移動 知事が要望 「政府方針を早急に」 ・エコポイント巡り、関係省の意見割れる 「省庁横断予算」案も ・新型インフル、ワクチン製造期間半減 阪大微研が製法開発 ・外資系証券の存在感低下 上半期の株・債券引き受け業務シェア ・日航再建、難航は必至 再生チーム、債権放棄など踏み込む ・CTC、風力発電の稼働監視サービスを開始 ・エルピーダ、台湾で生産強化 合弁への出資、7割超に上げ ・大手百貨店のお歳暮商戦、きょう一斉スタート 個人客に的 ・ウィンドウズ7対応競う パソコン新製品、富士通や東芝など ・レンタル「TSUTAYA」のCCC、面積10分の1の店展開 ・中古車登録 最低に 4~9月、7.3%減の191万台 ・カプコンとバンダイナムコ、業務用ゲーム機で提携 ・サンリオの4~9月期、純利益11%増 ・ベスト電、一転最終赤字 10年2月期13億円、夏の天候不順も影響 ・三菱重、営業益75%減 4~9月期180億円、工作機械など苦戦 ・日野自、営業赤字が縮小 4~9月期、従来予想比 ・北興化の11月期、最終赤字幅が拡大 農薬販売が低迷 ・稀元素の10年3月期、単独税引き益3.6倍に 車向け好調 ・USENの8月期、最終赤字595億円 のれん減損など響く ・東武ストアの3~8月期、純利益31%減 ・良品計画の3~8月期、純利益27%減 消費低迷で ・丸栄の10年2月期、3期ぶり最終赤字 衣料品など低迷 ・さいか屋の3~8月期、最終赤字59億円 特損計上 ・ライフコーポの10年2月期、単独税引き益27%減 ・東芝プラの10年3月期、経常益112億円に コスト削減で上方修正 ・東亜道の4~9月期、最終赤字3億5000万円に縮小 ・住生活Gの4~9月期、100億円の最終赤字に ・オリコ、4~9月期純利益は67%減に 子会社寄与で減益幅縮小 ・サイゼリヤ、09年8月期はデリバティブ解約損で最終赤字転落 ・良品計画、8月中間期連結営業利益は18.1%減 ・Jフロント、8月中間期連結営業利益は53.9%減 ・ホギメディ、09年9月中間期は「オペラマスター」を中心に増収増益 ・JSPが連結利益見通し上方修正――家電向け復調とグループ全体のコスト削減進展 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.14 19:42:30
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