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マーケット概況
─────────────────────────────────── ・日経平均 9496.85 (-6.81) ・東1部売買高 17.42 (億株) ・同先物 9500 (+10) ・同売買代金 10,818 (億円) ・TOPIX 846.12 (+0.24) ・同時価総額 287 (兆円) ・東証2部 2134.78 (-3.84) ・値上がり 862 ・日経JQ 1221.52 (+0.68) ・値下がり 643 ====================================================================== 27日の東京市場は反落。日経平均は再び9500円台を割り込んだ。朝方の 買い一巡後は伸び悩み。その後は、9500円近辺でのもみあいに終始し、結局 は小幅反落で取引を終えた。TOPIXは小幅ながら3日続伸。 日経平均は25日移動平均(前日段階で9547円)手前で伸び悩み、心理的な 節目の9500円を割り込んで取引を終了。後味の悪さだけが残る相場となった。 日中値幅はわずか53.94円で、今年6番目の低水準。東証1部の売買代金は1兆 円台を回復したが、上値を積極的に買い進むという雰囲気は皆無だった。海 外市場が堅調に推移するなかで、東京市場の戻りの鈍さが改めて浮き彫りと なったといえよう。 きょうの相場でメガバンクの上昇が目立った。主要国の金融監督当局で作 るバーゼル銀行監督委員会は26日、銀行の財務の健全性をみる自己資本規制 の改革案を発表。「中核資本」を計算する際、普通株と内部留保の合計額に 支払い済みの税金が将来、還付されるのを見越して計上している繰り延べ税 金資産などを最大15%まで積み増すことを認め、日本の金融当局の主張が一 部容認される格好となった。日本の銀行株指数は過去20年の最安値圏まで下 落しており、リバウンドの余地は大きいといえよう。個人投資家に人気が高 いメガバンクが商いを伴って上昇する展開となれば、相場の雰囲気も変わる のではなかろうか。 新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 日経ジャスダック平均 1221.52 +0.68 1171万株 278社 243社 119社 マザーズ指数 398.12 +1.41 246万株 98社 61社 11社 ヘラクレス総合指数 594.15 -1.88 91万株 54社 62社 10社 ====================================================================== ≪NY株式相場は3日続伸・ダウ5月中旬以来の高値 新築住宅販売増で≫ ■ダウ平均 :10525.43 (△100.81) ■ナスダック : 2296.43 (△ 26.96) ■日経225先物 : 9555 (△ 65:大証比) ■為 替 : 86.85-95 ■WTI原油先物(期近) : 78.98 (±0) ■金価格 : 1183.10 (△4.70) □売り :1750万株 □買い :1690万株 □売越し: 60万株 東洋証券・情報部ストラテジストの檜和田浩昭氏は「きょうのJFE <5411> は 売りに傾いたが、国内企業決算に対する反応がしっかり表れており、関心の高さを うかがわせる。指数は売りがやや強まったが、売り込むような展開にもならず、 企業業績に対する期待感も根強いようだ。25日移動平均線が買えない理由にされて いるが、最近では25日線を抜けるときも割り込むときも、何かのきっかけで『マド』 をあけるなどして大きくブレることが多い。今晩の米国で発表される個人消費関連の 指標などで米国株が続伸すれば、すんなりと越えられる可能性は高い」と指摘している。 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率| 1| 7609|ダイトエレク | 544| 80| 17.24| 2| 8423|フィデック | 14700| 1680| 12.90| 3| 7102|日車輌 | 393| 34| 9.47| 4| 6423|ABILIT | 84| 7| 9.09| 5| 3408|サカイオーベ | 151| 12| 8.63| 6| 4971|メック | 507| 34| 7.19| 7| 8910|サンシティ | 2899| 180| 6.62| 8| 6934|新神戸 | 758| 42| 5.87| 9| 6731|ピクセラ | 273| 15| 5.81| 10| 3606|レナウン | 263| 14| 5.62| ・値下がり率上位10傑 1| 7972|イトーキ | 263| -22| -7.72| 2| 5408|中山鋼 | 129| -10| -7.19| 3| 7276|小糸製 | 1281| -93| -6.77| 4| 6481|THK | 1701| -119| -6.54| 5| 6791|コロムビアME | 30| -2| -6.25| 6| 8060|キヤノンMJ | 1226| -79| -6.05| 7| 9962|ミスミG | 1671| -89| -5.06| 8| 4185|JSR | 1511| -79| -4.97| 9| 4337|ぴあ | 780| -37| -4.53| 10| 5351|品川リフラ | 237| -11| -4.44| 7102 日車輌 393 +34 大幅続伸。上期、並びに通期の業績見通しを上方修正したことが好感されている。今 期の営業利益見通しを従来予想の51億円から60億円へ、純利益見通しを30億円から34 億円へとそれぞれ上方修正。鉄道車両部品や建設機械輸出の売上増加や、原価低減な どを見込み、想定以上の好内容をストレートに評価する動きに。なお、本日は、国際 投信の「グローバル鉄道関連株オープン」の設定もあった。 6934 新神戸電機 758 +42 買い優勢。本日決算発表を控えているが、期待感が先行する展開となっているもよう だ。上半期の会社側営業利益計画は18億円であるが、昨日のJPモルガンのレポート では、第1四半期で12億円を予想としている。業績上ぶれが想定される状況へと期待 感が先行する形に。なお、同社のほか、本日の決算期待が先行していると見られるの は、富士通ゼネラル、日本精線、芝浦メカトロなど。 9603 HIS 1970 +42 しっかり、4月14日以来の年初来高値を更新している。前日には、6月の月次動向を発 表、売上高は前年同月比44%増となり、4月の同3.3%増、5月の同15.1%増から一段 と拡大する格好になっている。前年の新型インフルエンザの流行による反動増が、大 幅拡大の主因であるが、本日は野村の目標株価引き上げなども加わって、ストレート に評価を高める展開へ。野村では、来期業績拡大に注目として、目標株価を3000円か ら3300円に引き上げ、来10月期営業利益は45%増益を予想している。 4452 花王 2111 +23 しっかり。昨日発表した第1四半期営業利益は前年同期比34%増の261億円と、大幅増 益での着地となったことが好感されている。化粧品や家庭用品の国内販売は苦戦した が、広告宣伝費や物流費の圧縮などでコストを削減したことが寄与。コスト面の貢献 により、想定以上の増益となったとの見方が優勢となっている。なお、モルガンでは 第2四半期は原材料費高などの影響で増益率が1桁に鈍化すると予想し、目標株価を 2400円から2250円へと引き下げている。 4689 ヤフー 35150 +400 しっかり。一部で、本日予定されている決算発表において、米グーグルとアルゴリズ ム検索事業で提携を発表すると報じられている。今回の発表は、携帯端末向けサービ ス事業などを中心とした幅広い分野での協業の一部である可能性と。また、三菱UF Jでは、大手総合代理店からのリスティング広告の売上増を想定し、投資判断を 「3」から「2」へ、目標株価を3万6000円から3万7000円へと引き上げており支援材料 にも。 4516 日本新薬 1042 +48 強い動き。三菱UFJが新規に投資判断「1」、目標株価1400円でカバレッジを開始 したことが買い材料視されている。今後投入する新薬の寄与により薬価改定の影響を 吸収し、今後5年間の年平均営業利益成長率は10.2%と予想。泌尿器領域のほか、特 殊な血液がん領域など新規領域を開拓するブルー・オーシャン戦略で、大きく飛躍す ると評価している。 ・米住宅販売6月23%増 5月は大幅に下方修正 ・日米欧、マネー滞留が鮮明 銀行の国債保有額が過去最高水準 ・希土類、一段と高騰 車の磁石向け3割高 中国の輸出抑制で ・日産、メキシコで低価格車 年30万台生産、北・中南米向け ・パナソニック、白物家電の省エネ機種大幅増 5割増68機種 ・キリン、シンガポール飲料に14%出資 約846億円で取得 ・旅行各社、羽田空港の発着枠10月拡大控え海外旅行商品拡充 ・ゲームソフト各社、開発期間短縮 カプコンやバンダイナムコ ・Jフロント、コンサル子会社9月設立へ 企業の経費削減支援 ・中国、鉄鋼再編加速へ メーカーを4分の1の200社に削減 ・車用リチウムイオン電池 韓国SKが増産 工場新設、生産能力6倍 ・デイリーヤマザキ、ヤマト宅配便を取り扱い 「ゆうパック」から9月に切り替え ・住友商・韓国電力、アブダビの大型発電事業に参加有力 ・リソー教育、中堅学習塾と提携 出資も検討 ・富士通、兵庫でパソコン生産 海外需要増に対応 ・MrMax、売上高の計上方式変更 国際会計基準にらむ ・エプソンの4~6月、2年ぶり営業黒字に ・花王の4~6月、純利益6%増 化学品事業が回復 ・タカラレーベの11年3月期、純利益35%増 予想上方修正 ・サッポロHDの1~6月 最終赤字幅縮小 ・ミヨシの10年12月期、経常益66%増 予想を上方修正 ・ニッセンHDの1~6月、最終黒字14億円 経費削減寄 ・菱食の11年3月期、純利益75億円 業績予想を開示 ・キリンHDの1~6月、単独税引き利益260億円 ・JSRの4~6月、最終黒字56億円 合成ゴム生産回復 ・キヤノンMJの10年1~6月、経常益12%減 ・小糸製の11年3月期、純利益2.1倍に ・中山鋼の4~9月、最終赤字20億円 鋼板など販売低迷 ・SMKの4~9月、純利益33%増 従来予想上回る ・日興の4~6月、税引き益102億円 投信・債券販売が好調 ・日電硝の4~6月、純利益30倍 薄型TV向け伸びる ・日車輌が11年3月期業績予想を上方修正、鉄道車両部品や建設機械輸出が好調 ・日立ツールの今期第1四半期は営業損益5億円の黒字確保 ・蝶理が純利益予想を上方修正、子会社清算で繰延税金資産を計上 ・ミヨシ油が業績見通し修正、10年12月期純利益は訴訟提起受けており未定 ・高純度化の今期第1四半期は営業利益が3億8200万円の12%増益 ・マクニカの今期第1四半期期営業利益は11億円、前期比7.5倍 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.27 18:07:28
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