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マーケット概況
─────────────────────────────────── ・日経平均 10586.02(+93.64)・東1部売買高 18.67 (億株) ・同先物 10590 (+100) ・同売買代金 13,113 (億円) ・TOPIX 948.69 (+5.82) ・同時価総額 324 (兆円) ・東証2部 2408.73 (+1.08) ・値上がり 1268 ・日経JQ 1336.47 (+2.62) ・値下がり 262 ====================================================================== 3日の東京市場は反発。リバウンド狙いの買いが優勢となった。日経平均は小高く寄り 付いた後も堅調に推移。後場上げ幅を拡大し、ほぼ高値圏で取引を終えた。 前日は今年最大の下落を記録しただけに、米国株式相場が底堅く推移したことでリバ ウンド機運が高まったようだ。日経平均は寄り付き段階で心理的な節目の10500円を奪 回すると、2月限SQ値(10561円)を上回った。あすは、目前に迫った25日移動平均 (10589円)を奪回できるか否かが焦点になろう。足元で新興市場の力強さが顕著で、 マザーズ指数は連日で昨年来高値を更新。今年初のIPO案件となった駅探が公募価格比 で約2倍の初値をつけたほか、主力のサイバーエージェントが商いを伴って上昇した。 ジャスダックでも、全体の時価総額が市場統合後で初の10兆円台を突破するなど明るい 話題が多い。東証1部では外部環境に左右される国際優良株の上値は重いものの、 「iPad2」への期待感から昨年来高値に顔合わせしたソフトバンク、SNS関連のDe NAは実質で上場来高値を更新するなどネット関連の上昇が目立っており、この流れは しばらく続くかもしれない。 問題の中東情勢に関しては、依然として予断を許さない状況が続いている。ただ、ロ イター通信によれば、リビアのカダフィ大佐とアラブ連盟のムーサ事務局長が、ベネズ エラのチャベス大統領が提案したリビア和平案を受諾したもよう。提案は、中南米、欧 州、中東の代表で構成する委員会を設置し、カダフィ大佐と反体制派の交渉を仲介する 内容という。これを契機にリビア情勢が鎮静化に向かえば、投資家心理の改善に繋がり そうだ。また、NY原油が終値ベースで2008年9月下旬以来、約2年5カ月ぶりに100ドルの 大台を乗せたが、このまま100ドル台で定着すると景気腰折れへの懸念がくすぶるだけ に、原油相場の動向にも注意を払いたい。 新興市場動向 ─────────────────────────────────── 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 日経ジャスダック平均 1336.47 +2.26 2864万株 379社 312社 144社 マザーズ指数 517.95 +8.83 1054万株 104社 58社 8社 ====================================================================== ≪NY株式相場は小反発・雇用指標や戻り期待の買いで、原油高は重荷≫ ■ダウ平均 :12066.80 (△ 8.78) ■ナスダック : 2748.07 (△10.66) ■日経225先物 :10515 (△25:大証比) ■為 替 : 81.80-90 ■WTI原油先物(期近) : 102.23 (△2.60) ■金価格 : 1437.70 (△6.50) ◎寄付前の外資系動向 売 1830万株 買 1350万株 差 480万株の売越 岩井証券・イワイリサーチセンター長の有沢正一氏は「今晩のECB(欧州中銀)理事会や、 明晩発表の米2月雇用統計などを控えており、不透明感が強い。ECB理事会については、 金利引き上げの話が出ている。先取りした動きなのか、ユーロも堅調に推移しており、 実際に引き上げとなれば、日本株の支援材料になる。また、5日からは中国で全国人民代表大会 が開会されるが、マーケットの関心も高い」と指摘している。「中東情勢の懸念が払しょく されたわけではないが、目先の材料を消化しなければならないのも事実。週明け以降は本格的な 戻りを期待したい」との見方を示している。 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 6793|山水電 | 4| 1| 33.33| 2| 6704|岩崎通 | 135| 33| 32.35| 3| 1852|浅沼組 | 91| 17| 22.97| 4| 8518|アジア投資 | 107| 16| 17.58| 5| 6771|池上通 | 78| 10| 14.71| 6| 6369|トーヨーカネツ | 186| 21| 12.73| 7| 6393|油研工 | 202| 22| 12.22| 8| 1916|日ビルド | 65| 6| 10.17| 9| 9234|国際航HD | 312| 27| 9.47| 10| 5476|高周波 | 128| 11| 9.40| ・値下がり率上位10傑 1| 4779|ソフトブレーン | 15690| -570| -3.51| 2| 2792|ハニーズ | 1116| -37| -3.21| 3| 8537|大光銀 | 216| -7| -3.14| 4| 5936|洋シヤタ | 380| -12| -3.06| 5| 3770|ザッパラス | 131500| -4100| -3.02| 6| 3371|ソフトクリエイト | 1220| -37| -2.94| 7| 2662|ダイユーエイト | 495| -15| -2.94| 8| 1929|日特建 | 71| -2| -2.74| 9| 4555|沢井製薬 | 7590| -210| -2.69| 10| 6941|山一電 | 302| -8| -2.58| 9984 ソフトバンク 3410 +155 強い動き。昨日は米ヤフーインクが保有するヤフージャパン株を同社へ譲渡する方向 で協議を進めていると伝わり、財務悪化懸念から急落となったが、会社側では取得す る意志はないとコメント。みずほでは、大型投資を抑制し純有利子負債ゼロを達成す るというコミットメントをとると指摘。また、米ヤフーインクとしても売却益に対す る税負担が重しとなるようで、株式譲渡の成立は低いとコメントしている。 9507 四国電力 2556 +56 電力株は全面高だが、なかでも強い動きが目立っている。GSが投資判断を「中立」 から「強気」に格上げでコンビクション・リストに採用、目標株価も2400円から2900 円に引き上げている。コア事業に集中し、毎年一定の高い株主還元を実施、財務レバ レッジを最適範囲内に維持し続けていると評価。日本では、これが出来ている電力・ ガス会社は他に一社もないと指摘。なお、同社は今週初めに今期の増配を発表してい る。 9983 ファストリ 12530 +20 下げ渋るも上値重い。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同 月比5.0%減と2ヶ月振りのマイナスに転じている。下旬の冷え込みによって、春物衣 料販売が伸び悩んだもよう。一昨日に発表したポイントやハニーズなどと同様の推移 であり、想定線との見方もあるが、前日にはUアローズや良品計画などが順調な月次 を発表しており、相対的にはネガティブな見方も高まりやすいようだ。 6704 岩崎通信機 135 +33 急伸。先週末に、特別利益計上による最終損益の大幅上方修正、並びに、復配を発表 して以降、人気化が続く格好となっているが、本日は日証金が貸借取引申込停止措置 を実施、売り方の買い戻しが急がれる展開になっている。日証金ベースでの貸借残 は、先週末の売り残81千株、買い残623千株に対して、昨日段階では、売り残3452千 株、買い残1052千株となっている。また、一部報道では、コールセンターの運営に必 要なシステムをネットワーク経由で提供する「クラウドコンピューティング」型サー ビスを開始するとも報じられている。 4634 東洋インキ 431 +16 反発。今期業績は上振れの可能性、来期営業利益は200億円をメドに検討などといっ た社長コメントが報じられている。四季報予想では、来期営業利益は202億円となっ ており、サプライズは乏しいとみられる。ただ、PBRは1倍を割り込む水準にあ り、目先の業績安心感の高まりが、水準訂正を促す形にはつながっているようだ。 9627 アインファーマ 3020 +148 大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は56.9億円で前年 同期比25%増益、11-1月期では同33%増益と一段と増益幅が広がっている。通期予想 78億円、前期比20%増益見通しに対しての上振れ期待など先行する格好に。決算を受 けて、野村では目標株価を5000円から5300円に引き上げ、来期も3割超の営業増益を 予想しているようだ。 ・米アップル、新型iPadを発表 カメラ付き ・「リビアマネー」の動き注視 フィアットなど、株価に下落圧力 ・日韓企業連合、ブラジルでレアメタル権益 新日鉄・ポスコなど ・行政文書、開示請求を無料に 政府、判断基準を14日間に短縮 ・漢方薬、一部をネットで販売可能に 区分見直し、厚労省が検討 ・伊藤忠、欧州のタイヤ小売り大手を買収 850億円、販路拡大 ・中国の薄型テレビメーカー、日本市場参入 日本製より3割安く ・マクドナルド、店を大型化 3割1000店、年200億円投資 ・パナソニック大統合始動 38万人一体化、3つの再編猶予なし ・日立、リチウムイオン電池のコスト3分の1以上に 2年後メド ・中韓の太陽電池メーカー、日本市場開拓に熱 購入補助追い風に ・スカイマーク、国内定期便11年度に3割増便 国際線参入控え ・新日鉄・住金合併、神戸鋼社長「加わる気ない」提携は継続 ・新日鉄とJFE オーストラリアの石炭権益を追加取得 ・アドテスト、様々な半導体を1台で検査する次世代技術開発 ・ダイセル、純現金収支を来期から3年間で400億円超黒字へ ・泉州電、10年11月~11年1月期の純利益55%増 ・豊田通商、豪インテグラ炭鉱の一部権益を新日鉄、JFEスチール、中部電などに売却 ・リンガハット、11年2月期の営業利益8割増のもよう ・大日本住友、社債500億円 短期借入金返済に充当 ・大東建託の3月期、年間配当242円に 取得自己株式は消却 ・伊藤園の純利益44%増 5~1月、紅茶など好調 ・内田洋行の11年7月期は7億5000万円の最終赤字転落の見通し お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.03 18:07:36
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