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5月17日大引け
日経平均株価 9,567.02円 前日比+8.72円 出来高概算 18億8,282万株 ドル円相場1ドル=81.39円 長期国債先物価格=140.60円、10年国債利回り=1.150% 前日比+0.020%(15:00現在) 本日の日経平均は4営業日ぶりに小幅反発。昨日のNYダウが続落したことを受けて、朝方の日経平均は50円近く下落して始まった。その後一時9,500円台割れ寸前まで下落するなど、前場は下値を模索する展開が続いた。後場に入ると、為替が円安に振れたことや、直近の下落で主力株に値ごろ感が出たことから、押し目を拾う動きがみられ日経平均は下げ渋りプラス圏に浮上。大引けにかけてもかろうじてプラス圏を維持し、8円高と小幅ながら上昇して本日の取引を終えた。 物色面では、外資系証券が格上げした三井不や住友不が堅調に推移し、ソフトバンクも小幅ながら9営業日ぶりに反発。またユーロが買い戻されたことから、オリンパスやキヤノンが確りの展開となり、個別でKYB、明電舎、ツガミなどが賑わいをみせた。半面、昨日大幅高した大林組や清水建が反動安となり、アステラス薬、第一三共などの薬品セクターの一角が甘い動き。また日産化、トクヤマなどのMSCI除外銘柄が安く、東電は4営業日続落となった。東証一部の値上がり銘柄数は613銘柄、値下がり銘柄数は910銘柄。 ≪NY株式相場はダウ続落・景気指数の悪化で 欧州問題も重荷≫ ■ダウ平均 :12548.37 (▼47.38) ■ナスダック : 2782.31 (▼46 16.) ■日経225先物 : 9530 (▼30:大証比) ■為 替 : 80.70-80 ■WTI原油先物(期近) : 97.37 (▼2.29) ■金価格 : 1490.60 (▼3.00) □売り :1180万株 □買い :1210万株 □買越し: 30万株 大和証券・投資情報部部長の高橋和宏氏は「9500円水準はフシ目として意識されている ため、ここは割り込みにくい。一方、前日の米経済指標は弱く、欧州の財政懸念もくすぶって いる。きょうはドル・円が持ち直しの動きをみせたが、このまま円安が進行するのかは分からず、 積極的に上値を追えるような状況でもない」と指摘している。MSCI標準指数から20銘柄が 除外され、話題にもなったが、「急落に伴う時価総額の減少が主な要因であり、ルールに則った もの。個別では売られたものの、全体相場へのインパクトは小さく、引きずるような話ではない。 ファンダメンタルズが良ければ、買い戻されるだろう」との見方を示している。 ■東証1部売買代金上位(株価:円) 東京電力:380円(▼40円)(▼9.52%) ソフトバンク:2988円(△8円)(△0.27%) 三井住友FG:2381円(▼20円)(▼0.83%) トヨタ自動車:3305円(▼35円)(▼1.05%) 小松製作所:2681円(△30円)(△1.13%) 本田技研工業:3120円(▼10円)(▼0.32%) 三菱UFJ FG:377円(±0円)(±0%) 中部電力:1339円(▼78円)(▼5.5%) 日産自動車:809円(△6円)(△0.75%) 三菱商事:2035円(△3円)(△0.15%) ■東証1部上昇率上位(株価:円) 川島織物セルコン:71円(△13円)(△22.41%) NISグループ:7円(△1円)(△16.67%) 大崎電気工業:698円(△57円)(△8.89%) センコー:256円(△19円)(△8.02%) エー・アンド・デイ:318円(△22円)(△7.43%) 山一電機:263円(△18円)(△7.35%) 日本アジア投資:92円(△6円)(△6.98%) 岩崎電気:249円(△15円)(△6.41%) 日本電子:249円(△15円)(△6.41%) 日本ケミコン:487円(△28円)(△6.1%) ■東証1部下落率上位(株価:円) 山水電気:1円(▼1円)(▼50%) クボテック:37450円(▼4200円)(▼10.08%) 東京電力:380円(▼40円)(▼9.52%) 福田組:223円(▼20円)(▼8.23%) 七十七銀行:327円(▼27円)(▼7.63%) 阪急阪神HLDG:325円(▼26円)(▼7.41%) 東亜建設工業:139円(▼11円)(▼7.33%) NF電力・ガスTPX17:6270円(▼490円)(▼7.25%) 岩井コスモHLDG:357円(▼27円)(▼7.03%) 札幌北洋HLDG:326円(▼24円)(▼6.86%) <9501>東京電力 380円 前日比-40円(-9.52%) 大幅続落。約1カ月ぶりに400円の大台を割り込んでいる。20日発表予定の本決 算で原発廃炉費用など8000億円を超える純損失を計上するとの一部報道が嫌気 された。また、ムーディーズが長期発行体格付けを2段階引き下げ、投資適格 級で最低の「Baa3」に変更したことも失望売りにつながっている。 <8604>野村ホールディングス 399円 前日比+11円(+2.84%) 反発。目立った材料はないものの、株価指数が下げ渋っており、同社ほか同業 の大和証券G本社<8601>なども買いが入っている。証券株の多くは震災後の安 値水準まで売り込まれており、値頃妙味や調整一巡感が漂っているようだ。市 場関係者からは「売り方も売り疲れてきており、ショートカバーも入っている」 と指摘した。 <9042>阪急阪神ホールディングス 325円 前日比-26円(-7.41%) 大幅安。MSCIスタンダードの構成銘柄入れ替えで除外されたことが見切り 売りにつながったようだ。新規採用銘柄はなく、同社のほかトクヤマ<4043>、 伊藤園<2593>、DOWA<5714>ら除外銘柄に売りが出ているものの、フジメデ ィア<4676>、松井証券<8628>など切り返す銘柄もあり、明暗が分かれている。 ・NY、ドイツ証取との合併で決着 ナスダックが買収断念 ・原発賠償、秋めどに開始 政府・東電が新たな「工程表」 ・東電の送電分離論が政府内で急浮上 電力各社の反発必至 ・福島2、3号機も溶融を前提 冷却手段、冠水の代替検討 ・5大銀の最終利益ほぼゼロ 1~3月、東電株を減損処理 ・三菱商事・新日鉄・近鉄など、社債発行が本格再開の動き ・震災で産業素材価格頭打ち 鋼材、東鉄7ヵ月ぶり値下げ ・パナソニック、次世代メモリー実用化 2012年に量産 ・山崎製パン、7月から6%値上げ 小麦粉高騰で価格転嫁 ・住友ゴム、ブラジルに自動車タイヤ工場 280億円投資 ・ユニ・チャーム、米ペット用品大手を買収 100億円強 ・日立、米ソフト大手と提携 金融機関向けクラウド展開( ・丸紅など4社、豪で石炭権益 110億円で取得、製鉄用石炭として利用 ・電通・ユニシス、ネット通販に「仮想店員」 書き込み内容で最適な商品推薦 ・サンリオ、アジア統括会社を設立 海外ライセンス強化 ・三菱電機の純利益1250億円 12年3月期、重電など復興需要 ・トムソン2期ぶり最終黒字 11年3月期、軸受けなど需要回復 ・ニチイ学館の純利益10%増 11年3月期、介護事業伸びる ・マルハニチロの純利益2.3倍 11年3月期、水産事業好調 ・アシックス純利益33%増 11年3月期、ランニングシューズ好調 ・大和自交、今3月期営業利益は前期比7.4%減の7億5000万円を予想 ・住生活G、ハイビック・川島織セルを株式交換で完全子会社化 ・さくらインターネット 、株式分割と単元株採用で投資単位を2分の1に ・学研HD、11年9月期予想は一転減収・営業減益、下期に震災による生徒数の減少など見込む お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.17 18:01:55
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