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5月20日大引け
日経平均株価 9,607.08円 前日比-13.74円 出来高概算 16億8,303万株 ドル円相場1ドル=81.75円 長期国債先物価格=140.82円、10年国債利回り=1.125% 前日比-0.025%(15:00現在) 本日の日経平均は続落。昨日のNYダウは続伸したものの、手掛かり難から朝方の日経平均は前日比変わらず近辺でのスタートとなった。その後は為替も落ち着いた状況となっていたことから、日経平均は小幅上昇に転じる場面もみられた。しかし午後に入ると、週末ということや東電の決算発表を引け後に控え、動きづらい展開が続き9,600円台前半での揉み合いとなった。大引けにかけても動意に乏しい展開が続き、結局日経平均は13円安の9,607円で本日の取引を終えた。 物色面では、商品市況の下落を受けて三井物や三菱商などの商社株が総じて安く、三菱マや住友鉱も弱含みで推移。またコマツ、日立建の建機株も冴えない展開となり、個別では後場に決算発表を行った浜ゴムが急落した。半面、TDK、ソニーなどのハイテク株の一角が確りとなったほか、東芝、日立も強い。また日電硝、旭硝子などのガラス株も堅調で、個別では明電舎、セ硝子、JUKIなどが賑わいをみせた。東証一部の値上がり銘柄数は567銘柄、値下がり銘柄数は895銘柄。 ≪NY株式相場はダウ続伸・IPO好調で心理改善 景気は重荷≫ ■ダウ平均 :12605.32 (△45.14) ■ナスダック : 2823.31 (△ 8.31) ■日経225先物 : 9625 (▼ 5:大証比) ■為 替 : 81.55-65 ■WTI原油先物(期近) : 98.44 (▼1.66) ■金価格 : 1492.40 (▼3.40) □売り :1570万株 □買い :1100万株 □売越し:470万株 中堅証券のマーケットアナリストは「日経平均で9500円台はPBR1倍程度。 きょうは25日移動平均線に上値を抑えられたが、国内の企業業績は良いものも 目立ったため、売りたたくこともできない。米国株が堅調に推移してくれれば、 日本株も上値を試せるが、足元では日米とも材料出尽くし。来週もこう着した相場 が予想される」と指摘している。東電<9501.T>の決算で週明けの電力株の動きも 気になるが、「債務免除の話題が絶えない銀行株のほうが相場には重要だ。口の軽い 閣僚のコメントには一喜一憂することになりそう」という。 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4779|ソフトブレーン | 12910| 2700| 26.44| 2| 8571|NIS | 7| 1| 16.67| 3| 7448|ジンズメイト | 284| 37| 14.98| 4| 2056|日配飼 | 101| 11| 12.22| 5| 8245|丸栄 | 92| 7| 8.24| 6| 2120|ネクスト | 61500| 4500| 7.89| 7| 7445|ライトオン | 457| 31| 7.28| 8| 4680|ラウンドワン | 495| 33| 7.14| 9| 6440|JUKI | 222| 14| 6.73| 10| 6816|アルパイン | 1023| 61| 6.34| ・値下がり率上位10傑 1| 5738|住軽金 | 84| -12| -12.50| 2| 5337|ダントーHD | 99| -12| -10.81| 3| 7913|図書印 | 123| -10| -7.52| 4| 1916|日ビルド | 156| -12| -7.14| 5| 8944|ランビジネス | 16040| -1160| -6.74| 6| 7868|広済堂 | 195| -14| -6.70| 7| 8543|みなと銀 | 145| -10| -6.45| 8| 1805|飛島建 | 29| -2| -6.45| 9| 7744|ノーリツ鋼機 | 431| -29| -6.30| 10| 8918|ランド | 15| -1| -6.25| 9501 東京電力 367 +9 売り先行。本日は決算発表が予定されているが、前期最終損益は1兆円超の最終赤字 を計上する見通しとなったと報じられている。原発事故に伴って特別損失が膨らむほ か、繰り延べ税金資産の取り崩しなどが要因。今期以降も中・長期的に配当を停止す るとも伝わっており、あらためて悪材料視される格好に。なお、一部では、同社へ融 資している大手銀行が、同社の要請に応じて金利を優遇し、融資を継続する方向で検 討に入ったとも報じられており、売り一巡後は買戻しも巻き込み切り返す。 7448 ジーンズメイト 284 +37 前日から動意付き、本日は一段と上げ幅を広げる展開になっている。特段の新規材料 は観測されないが、昨年12月、今年の1月、2月と、目立った材料がないまま、一時急 伸する動きが散見されている。今回も思惑主導での追随買いが集まっているものと観 測されよう。同様にライトオンも昨日から強い動きが目立つ。なお、来週初には5月 の月次動向が発表される。既存店売上高は2ケタのマイナス基調が継続しているが、 特に警戒感が強まる状況にもなっていない。 6816 アルパイン 1023 +61 大幅続伸。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価を 960円から1160円に引き上げている。今期の大幅減益見通し発表を受けて、足元で調 整色を強めていたこともあり、ポジティブなインパクトにもつながる格好へ。足元で の受注や生産稼働率は想定以上に健闘、また、部材調達も懸念材料にならない可能性 があり、4-6月期の「大底」以降、業績モメンタムは回復基調に転じると判断。今期 営業利益は、会社計画の50億円に対して90億円を予想している。 5101 浜ゴム 422 -14 後場一段安。前期営業利益は295億円となり、事前の観測報道で伝わっていた270億円 を上回る着地となっている。ただし、1-3月期営業利益については31.5億円と、前年 同期比24%の減益となったことが嫌気されているようだ。ブリヂストン<5108>の1-3 月期は海外販売の好調を背景に同55%の大幅増益となっており、同社の減益決算は相 対的に見劣りする格好に。なお、今期は9カ月の変則決算で、営業利益見通しは210億 円とほぼ想定線の内容となっている。 8358 スルガ銀行 672 +16 続伸。発行済み株式数の2.55%に当たる620万株を上限に、自己株式の取得枠を設定 と発表している。取得期間は、本日から9月22日までとなっている。昨年もほぼ年間 を通して継続的な自社株買いを実施してきており、株主還元への積極姿勢が評価され る状況のもよう。なお、野村では、堅調な業績にも注目できるとして、投資判断を 「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。 4680 ラウンドワン 495 +33 大幅続伸。大和が投資判断を「3(中立)」から「2(強気)」へと格上げしたことが 好材料視されている。東日本大震災後、レジャー消費は「安近短」を中心に改善が続 いており、同社が展開するボウリングやアミューズメントも足元で非常に好調と指 摘。既存店売上高の継続的な回復のほか、大型の店舗売却が完了したこと、上期のリ ファイナンスは完了し短期的な財務リスクが低減されたことなどを評価している。 ・IMF専務理事、後任選び本格化 欧州は、統一候補を模索 ・外国人の買い越し28週連続、15年ぶりに過去最高更新 ・東電、前期最終赤字1兆円見通し 資産売却6000億円に ・「発送電分離」論、思惑が先行 値下げ促進か、安定供給か ・被災地復興、道路・宅地を再配置 国交省、防災機能高める ・セブン&アイ、被災地に移動ATM まず宮城県塩釜や石巻 ・自動車生産「木金」休み 部品企業も歩調 他業界連携課題 ・武田、スイス社1.1兆円で買収発表 新興国売上高8倍に ・凸版、3DTV用フィルム開発 部材コスト、ガラスの半分 ・旭硝子、フッ素樹脂生産能力5割増 太陽電池部材向け好調 ・イオン系グローウェル、中国で日本式のドラッグストア展開 ・ライオン、15年海外売上高3割増へ 中国などアジア強化 ・りそなHD、公的資金返済後に組織再編を検討・会長会見 ・みずほFG、システム障害での金融庁検査終了 来週にも業務改善命令へ ・みずほFG、役員報酬カットへ 数十人、最大50% ・日立、中国での特許出願強化 現地担当者を増員へ ・資生堂、「TSUBAKI」をロシア市場にも投入 アジア外で初 ・丸紅、日本製ソフトのアジア輸出 まずタイへ ・レナウン、今期最終損益ゼロ 6期ぶり赤字解消目指す ・岩崎通の前期、最終黒字35億円 ・サトーの今期海外営業益3倍に 中国などアジア好調 ・東北新社、前期連結純利益65%減 災害映画放映できず ・住軽金 、1.3億株の公募増資などで127億円を調達 ・JUKI、台湾の工業用ミシンメーカーと包括提携 ・武田薬、スイスのナイコメッドを約1兆1136億円で買収 ・NKSJHD、12年3月期は経常損益、最終損益の黒字転換を予想 ・T&DHD、12年3月期予想は経常収益後退も資産運用費用減で経常利益19%増へ ・TYK、11年3月期予想は営業利益10倍に上方修正、コスト削減が寄与 ・住江織物、11年5月期予想は一転営業減益、震災の影響で自動車内装事業が計画下回る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.20 17:58:02
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