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カテゴリ:中部
今日はひがし茶屋街の紹介をします。 ひがし茶屋街は、石川県金沢市にある伝統的建造物群保存地区に指定されている茶屋街です。 南北約130m、東西約180mで、約1.8haの面積があります。 保存地区内の建築物140のうち約3分の2が伝統的建造物であり、茶屋町創設時から明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残っています。 金沢は江戸幕府を除いて最大の石高を誇る加賀藩の城下町として、江戸、大坂、京、名古屋に次ぐ大都市として栄えました。 第二次世界大戦で空襲を受けなかったため、市街地に歴史的風情が多く残っています。 茶屋街もそういった歴史的建造物の一つです。 金沢には3つの茶屋街がありますが、このひがし茶屋街はその中でも最も規模が大きな茶屋街です。 ひがし茶屋街は石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋が並んでいます。 ひがし茶屋街には今でも営業しているお茶屋があり、一見さんお断りの伝統を守っています。 不定期(予約制)でお稽古風景見学会やお茶屋遊びを体験できるというイベントも開催されています。 また、御土産屋や喫茶店など観光目的のお店もあります。 内部を見学できる施設もいくつかありますが、「志摩」はその中の一つです。 「志摩」は、文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代の様式をそのまま残しています。 お茶屋は2階を客間とし、押し入れや物入れ等は作らず、あくまでも遊興を主体とした造りになっています。 ここでは抹茶も味わうことができ、金沢の伝統ある和菓子と一緒に、庭を眺めながらのんびりとしたひと時を過ごすことができます。 ひがし茶屋街の中心の通りだけでなく、その周辺にも昔ながらの古い町屋のお店などがあったり、和楽器の練習の音が聞こえる事もあったりするため、周辺も散策してみるのもいいでしょう。 またすぐ近くには3茶屋街の1つの主計町茶屋街もあります。 こちらも国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されてます。 川に面しているため、ひがし茶屋街とは違った趣があります。 金沢はこのように歴史を感じさせる場所が多く、お勧めの観光都市です。 ひがし茶屋街の詳細は、こちらのきまっし金沢のホームページをご覧ください。 また、志摩の詳細は、こちらの公式ホームページをご覧ください。 みなさんもひがし茶屋街に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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