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カテゴリ:東北
今日は鶴ヶ城の紹介をします。
鶴ヶ城は、福島県会津若松市追手町にある城です。 会津若松城とも言います。 1384年に葦名直盛が東黒川館を築いたのが始まりとされ、蒲生氏郷が七層とも伝えられる天守閣を築き、城下町が整備されていきました。 この時に鶴ヶ城という名前になりました。 その後地震で倒壊した城は再建され、今日見られる層塔型天守になりました。 明治に入ると建物は解体されましたが、現在の天守は1965年に再建され、内部は若松城天守閣郷土博物館として公開されてます。 鶴ヶ城は「日本100名城」に選定されています。 今では、会津若松のシンボルとして親しまれています。 天守閣以外にもいくつか見どころはあります。 干飯櫓は、鶴ヶ城にあった十一棟の二重櫓の中で、一番大きかった櫓です。 南走長屋は表門と干飯櫓を結ぶ建物で、武器庫であったといわれています。 この建物も明治に取り壊されましたが、復元され、公開されています。 また、千利休の子・少庵が建てたと言われる茶室麟閣があります。 こちらの建物は鶴ヶ城解体の際、石州流怡渓派森川善兵衛が政府に願い出て自宅に移築し、保存されていましたが、平成2年に、元の場所である鶴ヶ城内に移築復元されました。 定期的に茶会が開かれ、気軽にお茶を楽しめる場になっています。 この鶴ヶ城のある、鶴ヶ城公園は、桜で有名な公園でもあります。 ソメイヨシノのほか、ヤエザクラ、シダレザクラ、ヤマザクラなどが、次々に美しい花を咲かせ、天守閣と見事に咲き誇った桜の光景が素晴らしいです。 この桜は、「日本のさくら100選」に選ばれています。 このように鶴ヶ城は、歴史を感じる場所でもあり、自然に親しむ場所でもあります。 鶴ヶ城の詳細は、こちらの会津若松市観光公社のホームページをご覧ください。 みなさんも鶴ヶ城に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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