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カテゴリ:近畿
今日は、箕面滝の紹介をします。
箕面滝は、大阪府箕面市の明治の森箕面国定公園内にある滝です。 箕面大滝とも言い、落差33m、幅5mあり、日本の滝百選の一つに選ばれています。 箕面の名前は、流れ落ちる滝の姿が、農具の「箕」に似ていることからつけられたと言われています。 年間200万人以上の観光客が訪れる観光名所で、紅葉が美しいことでも知られています。 そのため紅葉の見ごろの時期には、たくさんの観光客でにぎわいます。 大阪都心から手軽に行けること、手軽に自然に親しめることから、土日を中心に混雑してしまいますが、阪急箕面駅から約3kmの緩やかな道を進めばたどり着けるため、車ではなく、交通機関を使ったほうがいいです。 滝に行くまでの遊歩道は最高のハイキングコースですが、その周辺にも様々な見どころがあります。 昆虫館は、昆虫の宝庫として有名な箕面の昆虫類が紹介されています。 箕面を中心とした国内産の昆虫をはじめ、珍しい外国の昆虫の標本を展示しています。 また、一年を通じて蝶が自然に飛び交う姿を観察できる「放蝶園」や、ボックスに手を入れ、昆虫の名前を当てるおもしろボックスなどがあります。 瀧安寺は、白雉元年(650年)、箕面滝で修行を積んだ役小角が建立したとされている寺院です。 本堂に祀られている弁財天は、日本最古であると伝えられており、江の島、琵琶湖竹生島、宮島とともに日本四弁財天の一つとされています。 江戸時代に寺社などで流行った富くじ発祥の地でもあります。 現在でも、毎年正月三賀日に施与品のおまけとして富くじを行うことができ、景品が当たる形になっています。 唐人戻岩は、滝の手前400mのところにある2つの大きな岩です。 その昔、滝を見ようとカゴでここまで来た中国の使節が、険しい山道に恐れをなして、逃げ帰ったという伝説があるそうです。 このように箕面滝をはじめとした箕面公園は、手軽に自然を楽しめる公園として人気があります。 箕面公園の詳細は、こちらの大阪府公園協会のホームページをご覧ください。 みなさんも箕面滝に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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