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カテゴリ:東北
今日は、恐山の紹介をします。 恐山は、青森県むつ市にある霊場です。 高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つとされています。 恐山という名前は、カルデラ湖である宇曽利湖を中心とした外輪山の総称です。 寺名は恐山菩提寺と言います。 開山は5月1日から10月31日までです。 霊場という名前にふさわしい雰囲気があり、付近は火山岩に覆われた「地獄」と呼ばれる風景と、美しい宇曽利湖の「極楽浜」との対比が特徴です。 あちこちに火山性のガスが噴出しているため硫黄のにおいがします。 境内にも温泉が湧いており、参拝客は拝観料を払って境内に入っていれば無料で入浴することができます。 境内は普通にまわると40分くらいです。 湖のほとりにある地獄と呼ばれる地帯はものすごく荒々しい雰囲気ですが、美しさもあります。 そこにはたくさんの"かざぐるま"が音をたてて回っており、不気味な雰囲気はあります。 その奥にある極楽浜は、すごくきれいな景色ですが、どこか不思議な雰囲気が漂います。 その雰囲気は写真や説明ではわかりづらいので、実際に行ってみることをお勧めします。 何か人を引きつける不思議な魅力が恐山にはあります。 恐山といえば、イタコが有名です。 イタコとは、「口寄せ」により、死者の世界にいる先祖や肉親、友人、知人と、現世に生きる人との仲立ちをし、今は亡き人の意志を伝達する「仏降ろし」をする人です。 また、「神降ろし」と言われる神の言葉や意志を語るものもあります。 イタコは、恐山大祭と恐山秋詣りの年2回、恐山の境内で会うことができます。 順番制なので、予約はできず、並んで順番を待ちます。 恐山大祭は7月下旬、恐山秋詣りは10月上旬に行われます。 恐山の詳細は、こちらのむつ商工会議所のホームページをご覧ください。 みなさんも恐山に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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