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カテゴリ:中部
今日は、鶴仙渓の紹介をします。 鶴仙渓は、石川県加賀市山中温泉にある渓谷です。 大聖寺川の中流にあり、砂岩の浸食によって、数多くの奇岩が見られる景勝地です。 石川県を代表する温泉地である、山中温泉と並行しているため、山中温泉の宿泊客や観光客の散策としても知られており、美しい渓谷と温泉を一緒に楽しむことができます。 鶴仙渓には、烏帽子岩、蛙岩、弁慶岩などの奇岩がありますが、次に紹介する3つの個性的な橋が有名です。 こおろぎ橋は、鶴仙渓の一番上流に架かる総檜造りの橋で、全長は21mです。 鶴仙渓のシンボル的存在でもあります。 江戸時代に造られ、現在の橋は、形や構造をほとんど変えずに、1990年に新たに架け替えられました。 あやとり橋は、こおろぎ橋から下流に800mのところに架かる橋です。 長さは94.7mです。 こおろぎ橋とは違い、歴史は浅く、1991年にできました。 竜がうねりを見せるような独特の形に、鮮やかな赤紫色が特徴です。 こおろぎ橋とは全く違い、近代的です。 黒谷橋は、あやとり橋からさらに500m下流に架かる橋です。 全長は36mで、コンクリートアーチ橋です。 1935年にできました。 白を基調とし、大正時代を思わせるようなレトロ調の雰囲気があります。 これらの3つの橋は雰囲気がそれぞれ違いますが、橋の上から眺める渓谷美は、どの橋から見ても美しいです。 川沿いには散策路が設けられており、散策に最適ですし、温泉のあとの散策、宿泊の場合は朝の散策など、どの場合もすごく気持ちがいいです。 美しい渓谷だけあって、特に紅葉の時期は景観が素晴らしいです。 見ごろは例年11月中旬くらいです。 鶴仙渓の詳細は、こちらの山中温泉観光協会のホームページをご覧ください。 みなさんも鶴仙渓に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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