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カテゴリ:近畿
今日は、長岳寺の紹介をします。
長岳寺は、奈良県天理市にある高野山真言宗の寺院です。 関西花の寺二十五霊場第19番札所で、釜口大師の名で親しまれています。 この長岳寺の歴史は大変古く、天長元年(824年)に淳和天皇の勅願により空海が大和神社の神宮寺として創建したとされています。 盛時には48もの塔頭が建ち並んでいたと言われています。 その後は栄枯盛衰を重ねますが、今日まで多くの建物が残り、重要文化財として仏像5体、建造物4棟があります。 境内の面積は約40000平方メートルととても広いものになっています。 その中で、八十八箇所道が竜王山中腹の奥の院まで巡らされています。 建物をはじめ、多くの文化財がありますが、未指定でも多くの文化財があり、特に狩野山楽筆の大地獄絵図は圧巻です。 この地獄絵は毎年10月23日から11月30日まで本堂で開帳されます。 それに合わせて、絵解き説法も行われます。 建物だけでなく、長岳寺には四季折々の花が美しく咲きます。 4月下旬から5月上旬にかけては約1000株の平戸つつじが咲き誇り、5月中旬から下旬にかけてはかきつばたも美しい姿を見せてくれます。 夏にはアジサイも咲きます。 秋には紅葉が美しく、古く沙石集にも「かまのくち こがれてみうる もみじかな」と詠まれているほどです。 紅葉の見ごろは11月中旬から下旬です。 また、一年を通してイベントも多く行われます。 長岳寺の詳細は、こちらの公式ホームページをご覧ください。 みなさんも長岳寺に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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