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カテゴリ:四国
今日は、龍河洞の紹介をします。 龍河洞は、高知県香美市にある鍾乳洞です。 山口県の秋芳洞、岩手県の龍泉洞とともに、日本三大鍾乳洞の一つとされており、国の天然記念物、国の史跡にも指定されています。 総延長は約4キロメートルあり、そのうち約1キロメートルが通常ルートととして公開されています。 洞内からは、数十点の弥生式土器、炉跡、木炭、獣骨などが発見されており、弥生時代にヒトが居住した痕跡として知られています。 また、この時代から洞内に置かれている弥生式土器と地面とがくっついたまま鍾乳石化したものがあり、「神の壺」として龍河洞のシンボル的存在にもなっています。 鍾乳石にもたくさんの不思議な形のものがあります。 「雲の掛橋」は、白い雲の橋のように見える鍾乳石です。 「音無の滝」は、高さ1.5mの大小さまざまな鍾乳石が、幅2mにわたって垂れ下がっており、音の消えたナイアガラの滝のように見えます。 「連星殿」は、その名の通り、見上げる天井の無数の鍾乳石に、水滴が星のように輝いています。 「記念の滝」は、高さが11mある洞内最大の滝です。 「天降石」は、高さが11mある洞内最大の鍾乳石です。すぐ右側には「絞り幕」と名付けられた高さ6mの鍾乳石があり、見た目の違う鍾乳石の調和が見事です。 このほかにもたくさんの鍾乳石をはじめとした見どころがあります。 また、通常コースとは別に、冒険コースというものがあります。 あらかじめ予約することによって入ることのできる空間で、ヘルメットとヘッドランプを持ち、ナビゲーターの案内によって中に入ります。 距離にすると約200mくらいですが、這って進んだり、木のはしごを上ったり、真っ暗やみを体験したりするため1時間以上の時間がかかります。 通常コースでは体験できない体験ができるため、最高の旅の思い出になること間違いなしです。 鍾乳洞のほかにも、博物館と珍鳥センターが併設されています。 博物館では、龍河洞の生成についての紹介や、弥生人穴居生活の遺産遺物の保存、展示がされています。 珍鳥センターでは、南国土佐に産する特殊な珍しい鶏を集めて展示しています。 特別天然記念物に指定されているオナガドリや、うずらちゃぼ、土佐九斤、小軍鶏、宮地鶏、烏骨鶏などがいます。 鍾乳洞は、気の遠くなるような年月をかけて出来上がっていく、自然の芸術作品です。 高知に旅行に行かれる時には、ぜひ足を運ばれることをお勧めします。 龍河洞の詳細は、こちらの公式ホームページをご覧ください。 みなさんも龍河洞に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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