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カテゴリ:近畿
今日は、東大寺の紹介をします。 東大寺は、奈良県奈良市にある寺院です。 1998年に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されました。 奈良を代表する観光地として、日本のみならず、世界中から観光客が訪れます。 修学旅行で訪れることも多いため、小学生や中学生にも馴染みの深いお寺です。 東大寺の歴史は大変古く、1200年以上前に遡ります。 8世紀前半には大仏殿の東方、若草山麓に前身寺院が建てられていました。 大仏の鋳造が始まったのはそれから後の747年で、この頃から「東大寺」の寺号が用いられるようになったと言われています。 752年に大仏の鋳造が終了し、758年に大仏殿が竣工されました。 その後何度も東大寺は火災や暴風などの被害に遭いますが、そのたびに復興し、現在でも偉大な姿を見せてくれています。 東大寺には多くの見どころがあります。 まず入口に見えてくるのが、国宝の南大門です。 門内左右には金剛力士(仁王)像と石造獅子1対を安置しています。 この金剛力士像は高さ8.4メートルの巨大な木像で、門の向かって右に吽形(うんぎょう、口を閉じた像)、左に阿形(あぎょう、口を開いた像)が安置されています。 重要文化財の中門を抜けると、立派な大仏殿が見えてきます。 この中には東大寺で最も有名な大仏が鎮座されています。 現存の大仏は、像の高さが約14.7メートル、基壇の周囲70メートルで、頭部は江戸時代、体部は大部分が鎌倉時代の補修ですが、台座、右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部などに一部天平時代の部分も残っています。 その姿は本当に立派で、圧倒されます。 この他にも、三月堂や二月堂などの数多くの国宝に指定されている建物があり、その他にも国宝に指定されている美術品も多くあります。 まさに日本を代表する建築物として、奈良を訪れる時にははずせない観光地です。 東大寺の詳細は、こちらの公式ホームページをご覧ください。 みなさんも東大寺に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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