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カテゴリ:中部
今日は、高山陣屋の紹介をします。
高山陣屋は、岐阜県高山市にある江戸時代の代官所です。 陣屋とは、江戸時代に郡代や代官が治政を行った場所です。 この高山陣屋は、もともとは飛騨高山藩主だった金森氏が所有する下屋敷でしたが、1692年に幕府が飛騨を直轄領としてからは代官所として用いられるようになり、ここで飛騨の政治が行われました。 明治維新後は高山県庁舎として用いられるようになり、1929年には国の史跡に指定されましたが、現存する唯一の陣屋であることから文化財として保存されることになり、1996年に修復、復元が完成し、江戸時代の高山陣屋の姿がほぼ再現されました。 幕末には全国に60数ヵ所あったと言われている郡代、代官所の中で、当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけであり、現在では高山を代表する観光地として多くの観光客が訪れています。 独特の雰囲気がある御門をくぐると、昔ながらの雰囲気が漂っています。 内部には、御役所、御用場、大広間、役宅などがあり、高山城三の丸から移した御蔵も当時のまま残されています。 この蔵では、天領時代の歴史を物語る資料が展示されています。 建物内部も見学できるので、とても勉強になりますね。 門前の広場では、毎日朝市が開催されており、観光客だけでなく、地元の人たちでにぎわっています。 また、周辺には高山の観光名所がたくさんあり、それらと合わせて観光できます。 高山陣屋の詳細は、簡単ですが、こちらの岐阜県のホームページをご覧ください。 みなさんも高山陣屋に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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