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カテゴリ:九州
今日は雲仙温泉の紹介をします。 雲仙温泉は、長崎県雲仙市にある温泉です。 長崎県を代表する温泉で、小浜温泉とともに、多くの人で賑わいます。 小浜温泉は海に面した温泉ですが、こちらは山の上にある温泉で、全く異なる表情を持つのが特徴です。 泉質は硫黄泉で、硫黄を多く含み、強い酸性の温泉です。 硫黄のにおいがして、色が白いので、温泉らしい温泉といえるでしょう。 血行促進、疲労回復、リウマチ、慢性皮膚疾患などに効能があります。 開湯は古く、701年に行基によって温泉山満明寺が建立されたことに始まるとされています。 温泉地として開発が始まったのは約350年前で、江戸末期から明治、大正に至るまで多くの人に親しまれてきました。 温泉街には多くのホテルや旅館があるほか、共同浴場もあり、雲仙温泉のお湯を気軽に楽しむことができます。 各ホテル、旅館ともに特徴のある大浴場、露天風呂を備えており、心ゆくまで温泉が楽しめます。 雲仙温泉の楽しみは温泉だけではありません。 春には「ウンゼンツツジ」ともいわれるミヤマキリシマが咲き誇り、山肌をピンクに染めていきます。 4月下旬頃から咲き初め、5月中旬から下旬頃が見ごろとなります。 秋には紅葉が素晴らしく、10月下旬から山の山頂から始まって、徐々に全山を染め上げて11月初旬まで見ることができます。 冬には雪が降り、幻想的な光景が見られます。 また、温泉街の中には煙と熱湯が噴出す雲仙地獄があります。 叫喚、お糸、清七など30あまりの地獄があり、噴気孔から真っ白い水蒸気がもくもくと噴き上がっています。 散策路が整備されているので、間近から地球のエネルギーのすさまじさを感じることができます。 上の写真はその雲仙地獄で撮った写真です。 温泉街にはいろいろなお店があり、ブラブラと歩くのが楽しいでしょう。 温泉街からすぐ近くには、1990年に噴火した雲仙普賢岳があり、近くから見ることができます。 温泉街からは見ることはできませんが、近くにある仁田峠から雄大な姿を見ることができます。 雲仙温泉の詳細は、こちらの雲仙観光協会のホームページをご覧ください。 みなさんも、雲仙温泉に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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