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2016年11月04日
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旧「盛岡バスセンター」の近隣に、バスセンターよりもず~っと古い建物が現存し、公開されています。


岩手銀行赤レンガ館 01
岩手銀行赤レンガ館 01 posted by (C)Traveler Kazu 

国指定重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」
岩手銀行赤レンガ館
1911年(明治44年)に建築され、2012年(平成24年)まで現役の銀行店舗として使用されていた、赤煉瓦造りの建物が、修復工事を終えてこの夏から公開されました。
現役店舗(岩手銀行中ノ橋支店)だった頃には当然ロビーまでしか入られなかったところ、往時の内装に復元して、ほとんどの部屋を見学できます。

岩手銀行は、岩手県内に乱立したいくつもの銀行が合併を繰り返し、戦前のうちに「岩手殖産銀行」に一本化、そして昭和35年に現在の行名になったということです。
なお、この建物を建てた旧盛岡銀行は、昭和初期のうちになくなっていたそうです。


岩手銀行赤レンガ館 03
岩手銀行赤レンガ館 03 posted by (C)Traveler Kazu

旧事務室→営業室
2階まで吹き抜けの、銀行としての威厳を感じる空間。
営業当時、融資の相談をしにきた社長さんたちは、この空間に立ち入った途端に息を飲んだことでしょう。
現役店舗としての末期には、このゲートみたいなのは撤去されていたそうですが、一部が復元されました。ただ、重厚なカウンターで出し入れするお金が、一層ありがたみがあったことでしょう。


岩手銀行赤レンガ館 02
岩手銀行赤レンガ館 02 posted by (C)Traveler Kazu 

明治の銀行は、威信をかけた贅沢な作り。
天井を見上げても、各所に装飾が施され、華麗なシャンデリアが目を引きます。


岩手銀行赤レンガ館 06
岩手銀行赤レンガ館 06 posted by (C)Traveler Kazu 

金庫室内も公開されています。
現在の銀行の金庫は、これよりもずっとハイテクなものになっているのではないでしょうか。
この中に大金が納められていたかと思うと、ゾクゾクしますね。


岩手銀行赤レンガ館 09
岩手銀行赤レンガ館 09 posted by (C)Traveler Kazu 

旧応接室
外から見ると、塔の形状をしている部分のひとつ。
この部屋で、重要な案件の相談が行われていたのでしょうか。
悲喜交々あったのではないかと思います。

窓の外には、ライバル行。

本店ではなくなった後は、こういった部屋は資料置き場として使われていたということです。
説明版の下に写っていますが、要所要所に解説シートが備えられているので、お帰りになってからの復習に便利です。


岩手銀行赤レンガ館 04
岩手銀行赤レンガ館 04 posted by (C)Traveler Kazu 

この「岩手銀行旧本店本館」は、あの有名な辰野金吾と、その教え子で盛岡出身の葛西萬司が手がけました。
辰野金吾の代表作といえば「東京駅」ですね。
東北地方に残る辰野金吾の作品は、この建物が唯一だということです。


岩手銀行赤レンガ館 11
岩手銀行赤レンガ館 11 posted by (C)Traveler Kazu 

現在は「多目的ホール」とされている営業室だった空間の2階部分には、完成当時は回廊があったそうです。その後撤去されたり床が拡幅されていたそうですが、復元に当たり、御覧のように元に戻されました。


岩手銀行赤レンガ館 15
岩手銀行赤レンガ館 15 posted by (C)Traveler Kazu 

ちょび髭&蝶ネクタイのお偉いさんが降りてきそうな階段室。


岩手銀行赤レンガ館 16
岩手銀行赤レンガ館 16 posted by (C)Traveler Kazu 

現在「多目的ホール(小)」になっているこの部屋は、会議室。
重要案件の稟議も行われただろうし、採用試験も行われたでしょう。

…私の脳裏に浮かんだのは「倍返し」でしたが雫


岩手銀行赤レンガ館 20
岩手銀行赤レンガ館 20 posted by (C)Traveler Kazu 

営業室にある柱。感想は一言「すげ~」。

内装や銀行の歴史のほか、構造の一部も見られます。

岩手銀行赤レンガ館 17
岩手銀行赤レンガ館 17 posted by (C)Traveler Kazu 

床下の様子が、一部ガラス張りになっていて、見ることができます。


岩手銀行赤レンガ館 19
岩手銀行赤レンガ館 19 posted by (C)Traveler Kazu 

手動のシャッター
毎日、行員がひとつひとつハンドルを回して開け閉めしていたそうです。
解説員の方が実演してくださいました。


岩手銀行赤レンガ館 22
岩手銀行赤レンガ館 22 posted by (C)Traveler Kazu 

2012年、銀行としての使用終了後の後継店舗は、赤レンガ館の裏側(北隣)に新築されました。
最新のビルだと思いますが、外観は赤レンガを引き継いだ意匠になっていました。


岩手銀行赤レンガ館 23
岩手銀行赤レンガ館 23 posted by (C)Traveler Kazu 

盛岡の商業の中心「中ノ橋町・肴町」に位置し、もうひとつの都心「大通・菜園」や、現在の県庁市役所にも非常に近いこの場所で、町の発展の歴史を見続けてきた銀行本店が、岩手銀行管理のまま保存・活用されることは素晴らしいことだと思います。

盛岡の観光では外せないスポットです。

国指定重要文化財 岩手銀行(旧盛岡銀行)本店本館
岩手銀行赤レンガ館
岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2-20

列車・バスでお越しのかた
東北新幹線盛岡駅」下車。
東口(正面)のバス乗り場より、岩手県交通の循環バス「でんでんむし左回り」に乗って12分、「盛岡バスセンター(ななっく向)」下車。
降りたら、バスが来た方向に戻ってください。

お車でのアクセス
東北自動車道盛岡」または「盛岡南」より、それぞれ25分程度。道順は少々複雑です。
駐車場は、周辺のコインパーキングを利用して下さい。



 

 

 
















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最終更新日  2016年11月04日 17時40分48秒
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