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テーマ:●食べた物の画像♪(84910)
カテゴリ:お食事とお酒
聞きなれない名前の「がさえび」というエビの唐揚げと塩焼きです
「がさえび」とは、「ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑」によりますと、秋田県~鳥取県にかけての日本海、オホーツク海、ベーリング海の水深300~1000mに生息するエビで、和名の学名は「クロザコエビ」というそうです。 ※青森県津軽の「がさえび」は「シャコ」の仲間だということです ※Wikipediaでは、根室海峡の「がさえび」は別種であると記載されています 秋田県内、山形の庄内では季節(秋~春先)になると、「がさえび」を商品名として時々販売されています。見た目が珍しく、もともと赤色が鮮やかではない色なため、秋田のスーパーでは置いてもあまり売れないようです。調理方法簡単で美味しいのにもったいない。 水揚げされた現地では、刺身でも食べられるそうですが、鮮度落ちが早く秋田市まで流通してくると刺身はチョット無理かもです。冬の庄内で刺身のがさえびを食べてみたいものです。 がさえびのから揚げ。 殻をむかずに丸ごと揚げてしまいます。 殻は柔らかく、身はもっちり食感で、ビールがすすみます。 がさえびの塩焼き。 こちらも殻をむかずに丸ごとグリルで焼いてしまいます。 味付けは塩です。 焼くと殻は硬さを増し、一方で身は唐揚げと同じくもっちり食感。両者のギャップが旨さを増す逸品です。ビールもいいし、日本酒もいいですね。 なお、どちらの料理も、ヒゲはあらかじめ取ってあります。 スーパーでは、ヒゲはついたまま(=トロ箱から出しそのままパック詰め)販売されます。 写真は家庭調理の唐揚げと塩焼きでした。プロの料理はこちら ・2009年 秋田駅前「さかなや本舗」の「がさえびのから揚げ」 居酒屋、小料理店では季節になると「本日のおすすめ」に出ている場合があります。 安定して流通するエビではないので、グランドメニューに載っていることはほぼないでしょう。 ただ今年はあまり見かけないです。 秋田の風物詩「季節ハタハタ」も低調で、新聞によると男鹿市北浦(県漁協北浦支所)では漁獲枠の3割ほどしか獲れていないということで、海に異変が起きていなければ良いのですが…。
地域によって呼び名が違います(一部、近傍種も含むようです)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月21日 14時04分17秒
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