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2009/07/01
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5時、鳥の声と鐘の音で目が覚めた。
嘘みたいな現実。

いつものようにたくさんのハムとパンを食べ、


9時、先にホテルをチェックアウト。
車はそのまま停めておき、11時までローテンブルクを歩く事にした。

昨日通りがかったはずの店で、昨日は見つけられなかったお土産を見つけ、買う。
2度目の散策は新しい発見があって、また楽しい。

マルクト広場に到着。
まずは昨日登れなかった市庁舎に登ってみる。
途中までは広い階段、でも急に狭くなり、人ひとりがやっと通れるくらいの急階段に。
降りてくる人を優先的に通すので、登る人は「逃げ場」に潜んで降りる人が通り過ぎるのを待つ。

あれ、日本人。
あれ、また日本人。
ちなみに下から新たに登ってきた人も、日本人。
「お先にどうぞー」「あ、すみません」「なんだ、みんな日本語だなぁ」

飛び交う言葉が全部日本語。
(結局塔のてっぺんでも日本人だらけ)

ここに登るのは有料のはずなのに、料金所みたいな所が全然ないなぁ、と思ってたら
最後のはしごの下でお金を払うのでした。
要するにここまでは無料ということなんだけど、まぁ、ここまで来てお金払わずに帰れる人もいないと思う。せっかく登ってきたのにね。

ここからの眺めはとても良い。



しかしなんと言っても足場が狭い。


ギリギリ、ひとり通れるくらいの幅しかない。
てっぺんに登るはしごも小さく、高所恐怖症の人には向かない名所。

その後、中世犯罪博物館へ。
「鉄の処女」があるので有名。
その他にも「おしゃべりすぎの女性に被せた舌の長い面」「針の椅子」「首かせ」「愚か者の檻」「首切り刀」「死刑執行人のマスク」


最初は興味深く見学してたけど、最終的に暗い気持ちで 退場。
拷問に使われた機具に囲まれているのって、とても嫌な気持ちになるものでした。

窓が小さいのも雰囲気を暗くしている要因。


11時、マルクト広場のからくり時計が動く。
「マイスタートルンク」のからくり時計。
『その昔、三十年戦争の時代。
ローテンブルクも遂に陥落。敵の将軍を酒でもてなしていた席のこと、「この特大ジョッキに注がれたワインを一気に飲み干すものがいたら、この街を焼き払わずにいてやろう」と言い出した。
それを受けてたったのが当時の市長ヌッシュ。
3.25リットルのワインを見事飲み干し、街は焼き払われずに済みました』
というのが「マイスタートルンク」の伝説。
11時、時計の脇には市長ヌッシュと思われる人形がジョッキを片手に出て参りました。(写真右)

広場には先ほどはなかった簡易椅子が並べられ、時計を見守る観光客で一杯。


ホテルに戻り、(もうチェックアウトしてるけど)トイレを借り、車でローテンブルクを後に。

地図チェック。

素敵な街だった。是非もう一度来たい。

25号線を行く。
道は複雑ではなく、運転は楽だった。
途中で何度も日本語の「ロマンチック街道」の看板を見る。
母は、それをどうしても写真に撮りたいらしく、走行中の車内でかなり頑張っていた。


途中、スーパーに入ってみた。
日射しの強い日だったので、飲み物を購入。
ガス入りの水(ペットボトル入り)が、0.15ユーロ(20円程)と、かなり安い。コーラでも0.85ユーロ。
りんごも買う。固くて美味しかった。

ロール袋が取っ手付きだったのが衝撃


今日の目的地1、ネルトリンゲンに到着。
ここは隕石落下跡地に出来た街だと聞いた。丸い城壁に囲まれた直径1キロ程の街だ。
隕石の話を聞いた時、絶対に行こうと母と話し合った街。

門をくぐり、街の中へ。
最初に見えた駐車場に入ろうと決めていた。
車を停め、ちょうど駐車場を出ようとしていた人に尋ねたら、どうやらここは1時間半は無料で停められるとのこと。
1時間だけ観光する、と決めて歩き出す。



まず街の中心、「聖ゲオルク教会」通称ダニエルを目指す。


やっぱりドイツの町並みは高い所から眺めたい。
この塔はかなり高い。登るのは疲れるけど、階段はいままでの塔に比べると広く、登りやすい。
しかも8分目くらいのところに綺麗な水洗トイレがあります(オドロイタ)。
塔の頂上に登る最後の階段のフロアには、やはり番人が居り、そこで料金を払う。
(ひとり2ユーロ)何故かこの頂上でも日本人に沢山会った。

街はおもちゃのようにカラフルに綺麗に並ぶ。城壁が丸く街を囲っているのが見えた。
  

てっぺんに来た記念に、スタンプ付きのポストカードを数点買う。


地上に戻り、暑かったので、沢山あったアイス屋のひとつでアイスを買った。
この街ではなぜか「ビール」「ドリンク」より「パフェグラスにはいったアイス」を食べてる人が圧倒的に多いのだった。
ダブルにしてもらう。ダブル×2だというのに、5ユーロ払っておつりが来た。安い。


食べつつ駐車場に戻る。ちょうど1時間経っていた。
今日のホテルには早めに到着したかったので、出発することに。

ネルトリンゲンから、少し走ったところが今日の目的地2、「ハールブルク」
この街は、実は「歩き方」など日本のガイドブックには載っていない。
私もネットで初めて知り、そして行きたいと思った街。
ここはロマンティック街道唯一の古城ホテル…だというのを調べて知ったので、絶対ここに泊まりたい、と思い、日本で予約してきたのだった。

25号線を進み、しばらくすると右手に「ハールブルク城」のドイツ語看板。
右折。

城の輪郭

坂を登り、入り口を入り(入り口に猫居た!)、落とし門をくぐる。中庭に車を停車。
ハールブルク城内へ。ここが本日の宿。
客室が9部屋しかないらしく、予約は早めに取るのが良いらしい。



ギフトショップやレストラン、城内見学もやっていて、ホテルのフロントがどこにあるのか分らずキョロリとしてたら、荷物を持ちに男の人が来てくれた。
私達のトランク(1つ15K以上)を両手に軽々と持ち、フロントまで連れていってくれた。
「日本から母を連れて行きます」とメールしておいたので、私達がその日本人親子だと一目で分ったらしい。
宿泊名簿にサイン。すぐにキーを用意してくれて、部屋に案内される。

私達の部屋は、この城にひとつしかない「塔の部屋」。
どんな部屋かと思ったら、

とても素敵だった!!
母と二人で大感激。思っていたよりずっと広くて可愛い部屋。
入ってすぐTV、机、ソファ、窓辺にデスクと椅子。扉の向こうにトイレとシャワー。
階段を下がると、ベッドルームスペース。

古城ホテルだからって、期待し過ぎちゃいけないと思っていたけど、考えていたよりずっとよかった。

母は喜び、「すぐに城の周りを見ようよー!」と私を急かす。





まず中庭に出て、写真を取りまくった。ショップにも行く。一通り見て、落とし門の下をくぐって、外へ向かうと、さっき入り口に居た猫が居た。


遊ぼうぜって言ってくれたのでしばらく遊ぶ。かわいいやつだった。
真っ白の所がまぶしいくらい白くて、お城の猫の品格を見せられた気分だ。
(お城の猫じゃないかもだけど)

城壁内に戻り、城内ツアーに参加。色々な国の人が居て、にぎやかに回った。

城壁。

説明はドイツ語だったのでよく分らなかったけど、城壁内を歩き、拷問部屋や大広間などを見せてもらった。
この城は難攻不落の城だったとのこと(事前知識)。

大広間 と 城壁から西を見た景色。

興味深く見て回り、最後に礼拝堂を見て、ツアーは終了。

ツアーが終わった頃は18時を回っていたが、まだ見学の観光客は坂を登ってきていた。

今日は早めにディナーにしようか、と18:30頃、レストランのテラス席に着く。
食前酒にゼクト(発泡酒)。そしてアラカルト。




ワインも注文。
パンはたくさん出て来るので、それを狙って集まってきた雀にもたくさんお裾分け。
(隣の席のおじさんもすずめたちを面白がって見てたっけ)
楽しい食事だった。

時間が過ぎるに連れ、近所の人たちが食事をしに坂を登って来る。
宿泊客だけじゃなく、地元の人も来るレストラン。
「今日はお城でディナー」 そういうのって素敵だな、と思う。

少し涼しくなって来たので、会計をして部屋へ。
陽はまだ落ちない。
夜の散歩をするつもりだったのに、アルコールのせいかこの日は早めに寝てしまった。

その為、深夜に目を覚ました。

窓から外を見る。
道にも街灯はまったくなく、そこには真っ黒な空間が広がっていた。
空は星でいっぱいだ。

外に出てみようか、と思ったが、出るのが怖くなるくらいの暗闇だった。
闇に吸い込まれそうだ。
だから そのまましばらく部屋で星空を見ていた。


つづく




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今考えると、やっぱり外出てみたい。
でもその場にいたらやっぱり怖くて出れなかっただろうとも思うんだ。





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Last updated  2021/08/03 01:55:29 PM
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