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「嫌なものは嫌なのじゃ」
CMでおなじみのこのセリフは 思ったよりも序盤でしかもあっさりと訪れた 重要なシーンの決め台詞のようなイメージだったのだが・・・ むしろこのシーンを選んだCM担当者に拍手を送りたい そしてもう一人拍手を送りたい人がいる 甲斐姫役の榮倉奈々さん 彼女は出番は少ないながら 一つ一つのシーンがとても印象に残った そしてその姫の存在がストーリーにメリハリをつけていた 感情の起伏が激しく 武術の腕前は男勝り それでいて乙女な部分もある のぼうを一途に思う彼女の行動は 劇場を笑いに誘いながらも感動を呼んだ 残念だったのは この姫がのぼうのことを好きになったきっかけ 武士に狙われていた姫を のぼうが助けたというエピソード それが最後の最後に明らかになると期待していたのに もっと言えば一番感動するのではとさえ思っていたのに・・・ あとは水責めの時 堤防を決壊させる方法ももっと別の奇策を考えていたのに ちょっと拍子抜けしてしまった とはいえ劇場は程よい笑いと感動に包まれていた 見て思った 事前に登場人物を予習しておいたほうが理解が早いはず 主な登場人物を記載しておく 成田長親(野村萬斎)・・・主人公。通称:のぼう 甲斐姫(榮倉奈々)・・・氏長の娘。のぼうは父親のいとこにあたる 成田氏長(西村雅彦)・・・成田家当主。のぼうのいとこ。北条氏の小田原城へ出兵し不在。 成田奏季(平泉成)・・・成田家家老。のぼうの父。 珠(鈴木保奈美)・・・甲斐姫の母。氏長の妻。 正木丹波守利英(佐藤浩市)・・・成田家一の強者。長親とは幼なじみ。 柴崎和泉守(山口智充)・・・成田家家老。剛腕の持ち主。 酒巻靱負(成宮寛貴)・・・成田家家老。軍略の天才。 石田三成(上地雄輔)・・・秀吉の側近。のぼうの敵大将。降伏で勝つのではなく戦って勝ちたいと思っている。 大谷吉継(山田孝之)・・・秀吉の側近。三成の盟友。才ある武将。 長束正家(平岳大)・・・秀吉の側近。弱い者には強く、強いものには弱い。 評価 ☆☆☆☆- 【送料無料】のぼうの城(上) [ 和田竜 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.07 21:44:30
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