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2007/04/17
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カテゴリ:ロスチャイルド
ヴェネチアからロンドンに移動した金権寡頭権力

ディズレーリの『コニングスビー』によれば、ハノーバー王朝期(1714年、ジョージ一世以降)の英国は、ヴェネチア共和国の憲法を丸写しにしてつくられた。

ヴェネチア  → ハノーバー朝英国
ドウーチェ  → 王(女王)
十人評議会  → 内閣
貴族大評議会 → 上・下院

ヴェネチアは、その頂点に約300の金融貴族階級が君臨する金権寡頭権力体制(プルート・オリガルキー)だった。

ヴェネチアは、キリスト教ヨーロッパ社会とイスラム世界の商業貿易金融の独占を志向した。しかし、コロンブス以降の大航海時代の開幕は、ヴェネチアの地政学的優位を終わらせた。

ヴェネチアの黒い貴族は、いち早く拠点をヴェネチアからロンドンに移す計画を立て、16世紀初頭からほぼ200年かけてハノーバー朝を成立させた。



ロスチャイルドのバックボーンはサバタイ派=フランキスト

なぜロスチャイルドが台頭したのか?

ユダヤ教ラビ、マービン・S・アンテルマンによれば、17世紀の「偽メシア」サバタイ・ツヴィと、その流れを汲む18世紀のフランキストたち、そのフロントとしての「改革派ユダヤ教」と「保守派ユダヤ教」のバックアップがあったらしい。

ロスチャイルドのステルス性(正体が見えない)は、ここに由来する。

このセクトがイルミナティを生み出し、1807年にはユダヤ教改革派運動を設立し、やがて正統派ユダヤ教を排斥して、ユダヤ人社会の主流となった。

ヘブライ大学のヘブライ語文献・カバラ学・ユダヤ教神秘主義・ユダヤ教史の権威、ゲルショム・ショーレム教授によれば「フランキストはカバラ学派であり、彼らサバタイ派=フランキストはユダヤ派に反逆し、ユダヤ主義から脱走した」という。

また、「ここに我々はセクト主義的傾向に必要な全てを見出すことが出来る。このセクトは、イルミナティのために奉仕するものであって、彼ら自身の結果点としても、通俗にして無教養な、理解力の欠如している大衆の一時的な避難場所としても役立つ。セクト主義者たちは、彼ら自身を新しい世界の前衛であると見なしている」と述べている。

サバタイ派+フランキストたちがフランス革命を演出した。

そして、それを契機として全世界の支配権を掌握すべく行動を開始した。



ロスチャイルド家に由来するNew World Orderのための四つの基本綱領

1.世界革命行動計画
2.イルミナティの創設者アダム・ヴァイスハウプトの行動綱領(*1)
3.アルバート・パイクの『未来計画』
4.シオンの議定書

ロスチャイルド家を中核とするイルミナティは、超古代エジプトのオリシス信仰を復活させようとしている。


オリシス信仰とは、一ドル紙幣の裏面に印刷されている米国の国璽「万物を見通す目」を崇拝するカルトのこと。

「万物を見通す目」カルトはサバタイ派=フランキストの今日的形態。

その目的は、ユダヤ密教タルムード学派=カバラ学派が一貫して追及してきたことと同じで、超人=神人種(エリート=選民)が家畜人間(ゴイム=大衆)を支配し、徹底的に管理・コントロールする社会をつくること。



サバタイ派歴代首長

1.サバタイ・ツヴィ
2.ガザのナータン
3.ソロモン・アイロン
4.ネヘミア・チョン
5.ユダ・ライブ・プロスニッツ
6.ヨナタン・アイベシュッツ
7.モーゼス・メンデルスゾーン(「理性の時代」と呼ばれた18世紀の集大成的な思想家といわれる。)

アンテルマンによれば、ドイツのユダヤ人の哲学者・啓蒙思想家であり、大金融家でもあったモーゼス・メンデルスゾーンがロスチャイルド家とサバタイ派=フランキストを結びつけた。

モーゼス・メンデルスゾーンはフランスの有力な貴族ミラボーを借金漬けにし、イルミナティへ参加させた。

そして、ミラボーを通して大貴族オルレアン公をフランス革命謀略の仲間に引き入れた。

メンデルスゾーン指揮下のイルミナティは、大東社(グラントリアン、フランス・フリーメーソン)のロッジを隠れ蓑に、アダム・ヴァイスハウプトによって大陸のフリーメーソンに導入され、各ロッジの内部に秘密の革命委員会が組織された。

アンテルマンによれば、メンデルスゾーンはイルミナティの幹部ニコライによって支配されていた。

ヤコブ・フランク、モーゼス・メンデルスゾーン、ニコライ、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド、アダム・ヴァイスハウプトは同世代にドイツに生まれた。

1770年、ヴァイスハウプトが22歳の時、26歳のマイヤー・アムシェルに雇われた。



ロスチャイルド家の祖先はフリーメーソン開祖のニムロデ

フリッツ・スプリングマイヤーによれば、「ロスチャイルドの祖先は、数世代にわたってユダヤ教ラビであった。ロスチャイルドを名乗る前、彼らの家系はオカルト主義を実践しており、そしてそれはユダヤ教カバラ主義、サバタイ主義、フランキズムの形態を取っていたと信じられる。ロスチャイルド家はバビロニア魔術の強い影響を受けたグノーシス主義的サタニズムを実行していた。<中略>彼ら自身の極秘の家系図によれば、ロスチャイルドはバビロニアの武力で支配する大王、ニムロデの子孫である、ということになっている。」

ニムロデは「ノアの箱舟」のノアの息子ハムの息子のクシュの息子とされ、バビロニアの神権国家体制を創始した王とされている。

フリーメーソンはニムロデを彼らの開祖であると称している。

ロスチャイルド家は、ニムロデの血統とヴェネチアの黒い貴族の血統が結びついた家系らしい。



ロスチャイルド家は悪魔崇拝=ルシファー主義者

ロスチャイルド家は「金」を「神」として崇拝した。これは聖書にあるマモンの神。明治の日本人は、これを「拝金主義」「拝金教」と訳した。しかし、テック・マーズによれば、超古代バビロニアとエジプトにおいて、繁栄と富の神として崇拝された双頭の鷲「マモン・ラー」が「マモン」の起源。マモン・ラーは強力な悪魔霊であって、地獄の四人のデーモンの一人とされる。

ロスチャイルド家は双頭の鷲をシンボルとした。双頭の意味は、狡猾、虚偽、欺瞞。

フリーメーソンもイルミナティも双頭の鷲をシンボルとしている。(*双頭の鷲といえばオーストリア=ハンガリー帝国のハプスブルク家の紋章だが、オーストリア=ハンガリー帝国はサバタイ派=フランキストの拠点でもあった。)

アンテルマンによれば、ロシア、東ヨーロッパ、イスラム世界からウィーンに集まるユダヤ人社会は、19世紀後半、サバタイ派=フランキストの地下組織によって支配された。この組織に資金供給していたのが、サロモン・ロスチャイルドと、その子孫のウィーン・ロスチャイルド家で、このような背景のもとにフロイトやヴィトゲンシュタインなどのウィーン学派が出現した。

(*1)1・全ての現存する政府の破棄。2・全ての現存する宗教の破棄。3・全ての私有財産の破棄。4・全ての相続財産の破棄。5・文明化された社会が生まれてくる「組織」としての家族の破棄。6・各国政府に結びつくものとしての愛国心の破棄。

続く





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Last updated  2007/04/18 01:36:11 AM
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