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2009.11.06
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[DVDソフト] 幸福のスイッチ


同じ分野の先生にオススメされて見てみました。

怜は父がパナソニックのお店を営業する3人姉妹の真ん中の娘です。
美術学校に通うために地方から都市へ出てきた怜(上野樹里)。
その後,デザイン会社に就職したものの,希望の仕事に就けずに退職を申し出ます。
そんな折,父が骨折して仕事ができなくなったため,実家に帰ることになります。

その気はなかったものの,結局家電修理の仕事を手伝うことになります。
周囲に新たに家電チェーンが開店したために,怜の店は修理によって細々と経営せざるを得なくなっていました。
怜が不満ながらも店番をしていると,近所の人たちが次々とやってきて,店内のテーブルでだんらんを始めたり,デジタルテレビを見たりして憩いの場になってしまいます。
また,修理に出かけても,おばあちゃんのマッサージチェアを動かすという用事だけにとどまらず,関係のない家具を動かすお手伝いもする羽目になります。

お客さんに文句を言われながらも家電屋として本来するべきこと以外の雑用まで引き受けてきた父に対して悔しさがこみ上げる怜。
しかし,父が家電販売だけではなく,修理やその周辺の雑用に至るまでこまめに面倒をみてきたことがわかってきます。

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そこには大手チェーンにはみられないこまめな修理と生活の面倒に至るまでのサービスがありました。
家電はもはや生活の一部に組み込まれています。
家電はただ新品を購入して終わるのではなく,壊れた時に即座に修理対応をするニーズが隠れています。
誰がいつどのような商品を買ったかを逐一把握して,家電を使いきるまで面倒をみる街の家電屋さんならではのニッチなサービスがありました。

価格競争だけではない生活密着の商売のあり方が描かれていました。
父がその世界に生きがいを見出していて,その姿に娘が惹かれていくという構図です。
心の触れ合いをなくした商売が大勢を占めていますが,昔ながらの商売がその中で生き残っていけるでしょうか。
その成否はわれわれ消費者の選択にかかっているのかもしれません。





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最終更新日  2009.11.06 22:47:54
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