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2011年10月03日
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カテゴリ:テレビ番組その他

★『 ダーウィンが来た! 』 NHK総合(日曜19:30~)
http://www.nhk.or.jp/darwin/


テレビは結構観てる方だと思うが、原則、殆どはHDDに録画してからCMをすっ飛ばして観ている(情報番組は倍速で観ることもある)ので、意外と最近のCMには疎い。

リアルタイムで観るのは、ニュース番組位なものだ。なので、「たまたまテレビ付けてて新しい番組に出会う」としたら、ニュースの前後の番組…ってことになる。

それでも大概、すぐに録画番組に切り替えてしまうのだが、この『 ダーウィンが来た! 』だけは、ニュースの後の流れで、気が付けば、ついつい観てしまう。


毎回、1種類の野生動物に絞って、その「生態」を映像とナレーションで紹介する。最近の情報番組にありがちな、タレント呼んでクイズだの、いらんコメントだのが無く、尺も30分と短いのがいい。

昨日のテーマは、中米コスタリカに生息する「クモザル」。やっぱり、哺乳類は観ていて可愛いし、群れの社会性や、そこそこの知恵もあって面白い。

初めの頃は、哺乳類だと「当たり」、鳥類は「まあまあ」、魚類、昆虫類は「残念」と思って観ていた。

むしろ、はっきり言って、夜7時台の忙しい時間帯に、「イカや魚の生態とか、どうでもいい」とすら思っていた。


ところが、観ると、これが案外、面白い。何が面白いかと言うと、魚類や鳥類など、「下等」と言われる動物の「生態」とは、結局、殆ど「生殖活動」の紹介に終始してしまうからだ。

「如何に自分の子孫を残してくれるメスをゲットするか。」…オスの行動の殆どはこれに帰結するし、あの手この手で(例え、姑息に横入りしてでも)、交接することだけに命を懸けているように見える。

「他にすることが無いのか」と言ってしまうと身も蓋もないが、魚類らの生態を観てると、そもそも、「これぞ生物の本分ではなかったのか」…と、少しばかり哲学的な感慨すら湧いてくる。


このまま、少子化が続くと、1000年後には日本人は1人しかいなくなるという統計予測があるらしいが、生殖以外に色んな活動や楽しみを知ってしまった人間は、結局、最終的に自滅してしまうという点で、下等生物に負けるのだろうか。

生存力と繁殖力に優れた個体が生き残ると説く「進化論」は、一方で、それに外れるものの運命を示唆する。それを意識したわけでもなかろうが、「ダーウィンが来た」というタイトルは、何か皮肉にさえ聞こえてくる。

まあ、人間が引き起こす自然破壊のせいで魚が絶滅する方が、実際は先かもしれないけど…。









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最終更新日  2016年02月18日 21時58分47秒
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