|
カテゴリ:ひとりごと
先日、中学の同窓会があった。 地元が新興住宅地で地縁的繋がりが弱く、社宅等も多かったせいか、消息不明者が多く、卒業生約240名中、最終的に集まったのが、やっと80名くらい。 まだ 10代、20代の人には想像つかないと思うが、私のトシになると、外見的な変化にもビックリさせられるが、それ以上に、個々の 「記憶の偏り」 に愕然とする。 概ね、自分に都合の悪いことは忘れる傾向にあるらしく、いつも、一緒に通学する道すがらエロ発言ばかりして、純情だった私を困惑させていた女性 (今はすっかり、しとやかな雰囲気) に、そのことを言うと、 「そんな話、してないよ!」 と、マジな剣幕で言い返されてしまった。 私は私で、当時、嫌いだった先生や男子に限って、こっちは全く身に覚えのない 「おかしな言動」 を覚えられていたりして、何とも言えない気持ちになった。 特に、先生達は、トシとって定年退職したり、校長になってたり、見た目は立派な熟年世代になっていたが、何だか、私に関して覚えてるエピソードが余りにレベルが低くて、当時、先生との関係で悩んでいた自分がバカみたいに思えてしまった。 「恩師挨拶」 のコーナーで、当時、何かと言うと、すぐに暴力をふるっていた教師たちが、 「当時は色々すいません。謝ります」 と言って、笑いをとっていたけれども、私自身はそんなに殴られた経験はないが、よくよく考えたら、そんな、笑い事で済むのかな…とも思ったり。 今回、集まった人たちは、どちらかと言うと、優等生だった生徒が多く、当時よく殴られてた劣等生もいるにはいたが、比較的、その後の人生、まあまあ成功して幸せそうな人ばかり。 私もどちらかと言うと、周りからは優等生と思われていたクチだが、実のところ、若い先生が苦手で、当時、保健体育の若い男の教師に無視されていたのがトラウマで、別に恨んでいるってわけではないが、今回の同窓会でも、何となくその先生には自分からは近寄れないでいたら、結局、一言も挨拶せずに終わってしまった。 中には、未熟な教師のせいで、トラウマを引きずったり、その後の人生が狂った人もいるのではないかと思うのだ…。 教師との関係に悩む小中学生には、自分が先生に嫌われたり、差別されていると感じる時は、それは、教師の方が未熟で、レベルが低いんだから気にしないで、と言ってあげたい。 <関連日記> 2012.2.17. 教師が生徒をサンドバッグ代わりにしていた、私らの中学時代 2012.6.27. イジメで人生が狂った A子の話
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月13日 21時52分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[ひとりごと] カテゴリの最新記事
|