『騎士団長殺し』 村上春樹
読み終わった。ぬーー。なんとも微妙な読後感。主要な登場人物はとても個性的で魅力的。それぞれの人物の背景をもっと知りたくなるような、別の人を主人公にしたスピンオフ的な小説があった読んでみたいような。途中まではややまどろっこしさを感じつつも、面白く読んでたんだけど、最後の展開が、「何でそれ?」というか、「やっぱりそれ?」というか。村上春樹らしいと言えばそうなんかもしれんけど・・・。んーー。次は、『夫のちんぽが入らない』 こだまインパクト大なタイトルに惹かれて、ミユキさんから借りた本。小説かと思いきや、ノンフィクション。ほんとに入らないらしい。夫婦のどっちかに分かりやすい問題があるのかと思ったら、双方、他の人とはちゃんとセックス出来る。入らない原因を追及するというよりは、チャレンジしては血まみれになるという、何ともコミュニケーションがずれた夫婦。全体的にずっとへビィな空気が漂っていて、踏んだり蹴ったりな出来事が起こって、どよんとした気持ちになるんだけど、なぜかページをめくる手が止まらないという、不思議な作品だった。さて、明日くらいに超楽しみな本が2冊も届く。どっちも高額なのに、本屋で中身を見ることなしに、ネットで注文してしまった。本にはまると、いろんなこと(主に家事)をつい後回しにして、気づいたら部屋がカオスなってる。ほどほどに片付けつつ、はまろう。