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カテゴリ:本の話
「町田康の「ギケイキ」 340ページほどをおもしろくて1日で読んだ。」
と母からメールがきた。 町田康、小説家デビュー作の「くっすん大黒」が出た時に読んでみたんだけど、 その独特の文体が濃すぎて挫折。 それ以来遠ざかっていたので、「最後まで読めるかなー。」と思いつつ借りてみた。 そしたら、内容が私が全く興味を示さない歴史小説。 あまり期待せずに読み始めたら・・・。 めっっちゃ面白い!! 読み始めてすぐにはまった。 びっくり。 以前は苦手だと感じた文体が、今回は気にならないどころか、 むしろそれも面白さの1つに感じ、 何よりもユーモア満載の言葉がもう、ストーリー展開よりも面白くて、 何度大笑いしたか。 分厚いハードカバーで、寝不足と戦いながら、少しづつ読んでたので、 (母はこんなのよく1日で読んだな。1日本に没頭なんてうらやまし。) 読み終わった今、さみしい気分。 しかも完結してないから続きが気になる。 後3冊出る予定らしいので、楽しみにしておこう。 町田康の小説、もしかして他のも面白いんかな。 でもやっぱりアク強すぎて、好き嫌い分かれそうな気がする。 確か実家には何冊かあったので、また借りてみよう。 一度苦手だと思ったものも、たまには覗いてみると、 また新鮮な発見があるのかもしれない。 好き嫌いがはっきりし過ぎていて、 嫌いな物には近寄らなかったりするけど、 時々柔軟になってみよう。 おまけ: 素敵なTシャツを見つけた。
ニルヴァーナ好きの母に内緒で贈ったら大喜び。 最近一緒に服を買いに行くと、 「もう年やし。」とか言って、冴えない服を選びがちなので、 たまにはこういうのも着てもらおうかと。 そういえば、ニルヴァーナも最初はかなり苦手だった。 母が家でずーっと聴いてても、何がそんなに良いのか分からなかった。 でもさんざん聴かされてるうちに、苦手じゃなくなった。 慣れたんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.20 21:34:17
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