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日曜日は築地の宮川で鶏を買っての水炊き。「クリアなほうの博多風&佃島風手抜き」バージョンでございましたが、非常に美味。
猫並みおねえさまを(近所だし)呼びつけて(食い物で釣って)、見本を見てもらったら、合格でした♪ ここへもコメントでいただきましたが、「変な腹巻きしてないのがよろしい」とのこと。 で、その腹巻きですが、本のカバーのそのまた上に付いてる中途半端な幅の紙で、オビと言います。わたしもこいつが大っ嫌い。 まず、読むのに非常に邪魔じゃないですか? ずるずる動いて。変な宣伝文句じゃなくて「カバーに収まらなかった情報」程度で許せる範囲のオビでも、カバーにセロテープで留めたりします。(というか読むときはカバーも外すなあ・・・) 出版を始めてすぐの頃は、あまりいろんなことに頭が回らず、オビも何の疑問も持たずに付けてました。で、4冊目くらいから「自分が嫌なものをつけるのはいかがなものか」と思って、やめてます。 青木るえかが、エッセイ「私はハロン棒になりたい」の中で言ってます。「映画の原作本等を読むときに、嫌いな俳優のスチールなんかが載ってるとムカつく」 もう、これ読んだとき、手を叩いて喜んじゃいましたよ。まったく一緒なんですもん。嫌いな俳優じゃなくたって嫌ですけど。 この本、本に対するいろんな愛情が溢れてて、それがまたいちいちツボにはまってくれて最高です。 で、オビですが、一番の敵は「売れ行きが絶対違う」という出版営業のプロのお言葉です。 が、書店で目にする面積は、オビがあろうがなかろうが同じで版型分しかないはず。だからやっぱり、オビは「一過性の煽り文句」を書くために付けてるに違いない。そうじゃなければカバーに書けばいいんだから。 で、一過性の煽り文句の営業効果ですが、本好きにはあまり関係ないように思います。付いてりゃ見るけど、購買判断の材料にはならないんじゃないか。 うちは、生き残るためには本好きに好かれるような本を出さなきゃと思ってるから、本好きじゃない人をキャッチするためのオビは、やっぱりいらないんじゃないか。 本好きって言うと、なんか傲慢っぽいですけどね。でも、現実にいるわけで…。 つまり、「第一段階=想定読者にきちっと行き渡り、潜在読者を掘り出す」と、そこそこ売れた本ということになるけど、「第二段階=普段書店に行きつけない人も買うようになる」とベストセラーとよく言われてるもんでして。 うちとしてはまず、第一段階なわけです。だから、第二段階へ行けそうだったら、その時点でオビを付けるかもしれません。ってなわけで、付けない。 ところが人間って不思議なもんで、付いてないと何か見た目が変なんですよ。雑誌や「エクセルの使い方」みたいな分厚いマニュアル本は変じゃないのに、一般書籍になると、なんとなく違和感がある。見慣れちゃってるんですね。 なので、そのへんはデザインでカバーしてます。「ダンナがうつで死んじゃった」の新宿の夜景も、企業戦士のイメージってこともありますが、この「オビなしの違和感」を解消するためでもあります。 しかし、違和感なくなるようにお客さんが慣れてくれたら一番いいな~。
一番の敵は「売れ行きが絶対違う」という出版営業のプロ。大笑いです、どんな分野でもイケテナイ営業のプロが幅をきかせていて、困ったもんです。敵は本能寺じゃなくて、目の前でコーヒすすってるオヤジ!の場合が大半ですね。(2006.02.21 10:56:48)
要りませんよね、帯。確かに。
でも、コミックスとかについてる帯は、カバーの後ろに入れて大事にとっといてしまう妙な癖がある・・・我ながら、変・・・。 映画の原作本については・・・ううう、ジョニーの写真が入ってると嬉しい、というへたれです。 基本的には、映画になったとたんスチール入りの表紙に変わるような原作は読まん! と思うのですが・・・好きな俳優だとやはり・・・へたれます・・・(涙)(2006.02.21 11:50:14)
こんにちは。
わたしもオビは好きではないです。読むときずれて邪魔だし、本棚に片付けるときに、破れてくちゃくちゃになるし…。 ですから、本を買ってきてまずすることは、オビを捨てることです(読むことは読みますが)。 買うときはどうかなあ。わたしはまずタイトルを見ます。タイトルで興味がわくと目次を見たり、「はじめに」を読みます。そこでほとんど買いたい本とそうでない本に分かれます。 本文まで読んでみる場合は悩んでいることが多くて、結局は買わないことが多い気がします。(2006.02.21 11:51:31)
古書の場合はオビがあるかどうかが価値に影響することがあるのかも知れませんが、新刊の場合はどうなんでしょうか。
版元という事情から言うと、本が返品されたとき、オビが損傷していて再生産しないといけないという手間とコストがばかにならないという面はどうなんでしょうか? (2006.02.21 12:54:05)
>一番の敵は「売れ行きが絶対違う」という出版営業のプロ。大笑いです
ぜんぜん笑いを取るつもりはなかったんですけど、微妙に本心がにじみ出ていたかもしれません。 問題は、イケてる人とイケてない人が、1回あったくらいじゃ区別つかないこと。自分が営業ダメなもんで。 なおかつ、イケてないかもと疑問を持っても、出版先輩面に向かってあまり探りを入れられないことです。(2006.02.21 18:15:00)
>基本的には、映画になったとたんスチール入りの表紙に変わるような原作は読まん! と思うのですが・・・好きな俳優だとやはり・・・へたれます・・・(涙)
これ、なんででしょうね。本好きのプライドかな。 わたしは公開前に読んで「やっぱり原作のほうが…」と言うか、劇場から消えてから読んで「やっぱり原作のほうが…」と言うか、どっちか。 あのジョーズでさえ、本のほうが怖かった。 気に入りそうな映画は、本読まないことにしてます。(2006.02.21 18:19:08)
>買うときはどうかなあ。わたしはまずタイトルを見ます。タイトルで興味がわくと目次を見たり、「はじめに」を読みます。そこでほとんど買いたい本とそうでない本に分かれます。
> >本文まで読んでみる場合は悩んでいることが多くて、結局は買わないことが多い気がします。 ----- これは、よく出版の本にも書いてありますけど、身近な読者から言われるとインパクト強い。順番は多少違っても、「タイトル・目次・はじめに」って、ホントに重要なんですね。 しかし気をつけてるつもりではありますが、センスの問題もあるしな~ (2006.02.21 18:21:38)
さすらいのもの書きさん
>古書の場合はオビがあるかどうかが価値に影響することがあるのかも知れませんが、新刊の場合はどうなんでしょうか。 古本じゃなくて古書だから完全な状態がいいってことで、もともとないのであれば、古書・新刊に限らず問題にならないのでは? >版元という事情から言うと、本が返品されたとき、オビが損傷していて再生産しないといけないという手間とコストがばかにならないという面はどうなんでしょうか? はい、おっしゃるとおり、バカになりません。うちの場合、特に手間。ただし、オビだけじゃなくてカバーもそうですけど。で、手間というのは、単純に面倒なだけじゃなくて、「意外と難しい」んです。うちは普通折りやすい工夫をしますけど、今回はダメだな。 で、流通倉庫なんかに頼んでると、コストもバカになんないそうです。 印刷所から最初に予備がきますから、製造コストは微々たる物ですが。(2006.02.21 18:27:14)
>オビは、いつごろからついているものなのですか?。
>昔からあったものなんでしょうか。 うーん、まったく知識がありません。暇なときに調べてみます。 昔、実家には古い本もありましたけど、なかった気がします。けど先祖がやっぱりオビ嫌いだったのかもしれないし。。。(2006.02.21 18:29:29)
「売れ行きが違う」って根拠があるの?統計データとか。
だって…腹巻みて買ったことないもん。 私、たぶん全国平均よりたくさん本買ってると思うのよー、仕事分だけじゃなく、一度図書館で借りて読んで気に入ったら蔵書にするってヘンな奴だから、文庫だってかなり買ってるし、本屋自体が好きだから通りすがりにも買ってる。年間の書籍代は個人持ちの分だけで100万くらいあるのよん。でも腹巻で買ったことは、長い人生で一度もない。私が異端なのかしらん… 水炊きはひじょーにウマかったです(^^)v 上げ膳据え膳は何でもウマいけど、その分を差し引いてもウマいと思ったから、ウチでも試してみようと思いまする。 あと業務連絡を、別途。(2006.02.21 21:34:49)
アレはどういう基準でついたりつかなかったりするのかよく分かりませんね。
本の内容を法律改正に合わせてかなり修正した時に、つけてくださいとお願いしたことはあります。 (2006.02.22 01:23:32)
オビが綺麗なままで保管されることがまずない!
本箱に入れると必ずといっていい程、くちゃくちゃになって見るも無残。 オビはいらないので、その分100円でもいいので安価がいいです。(2006.02.22 19:59:09)
各社で統計取ってるか知らない。おそらく、同じような本は帯び有りかなしかどっちかだろうから、比較はしてないんじゃないか。
けど、営業はそう言うのよね~。 あのね、やっぱり「本をよく読む人」だから、オビで選んでないんだよ。ここのコメント見てもそうだし。で、うちの行く道がみえてくるってわけで・・・ 業務連絡、明日する。(2006.02.22 20:19:17)
>本の内容を法律改正に合わせてかなり修正した時に、つけてくださいとお願いしたことはあります。
確かに2刷り3刷りで改訂があれば、オビで表示したら判りやすいですよね。 やっぱり基準は、読者層をどこまで広げるか(読みそうにない人にも売るとか)じゃないかと思います。(2006.02.22 20:21:24)
>本箱に入れると必ずといっていい程、くちゃくちゃになって見るも無残。
同じように、書店の棚でもオビが原因で本が傷んだりするそうです。オビ同士で傷めあってるというか・・・ >オビはいらないので、その分100円でもいいので安価がいいです。 う~ん、オビがないくらいで100円下げるのは、ちと無理かな。なのに100円「でもいいので」という言い方に、読者だな~と感じました。ま、どこまで読者サイドに寄っていけるかが、版元の力の見せ所でもありますが。。。(2006.02.22 20:26:04)
佃島ひとり書房さん
>出し惜しみしないで教えてくださいよ~。 >どういうシステムだと必要なんですか? ----- あのね、帯の書いてある文が、某ネット書店の検索用に使われ出したんです。 ア○ゾンは全文検索だから、帯なしでもなんとかなるのですが。 ホームページに検索用のキーワードを埋め込んでおくのと同じで、帯に検索用のキーワードを書いておくと、お客さんが探すときにヒットするんです。 ただ現時点での問題が、全部の新刊に対応ができていないこと。ねこの気まぐれ状態。 ネット販売が増えていますから、購入後に帯をはずすのを前提に、キーワード用と割り切るのも、これからの方法と思います。(2006.02.22 23:59:49)
ううう、オビは要らん、というエントリだけに賛同コメントばっかりだ。。。。。。(涙)
「要か不要か」って言われたらわからない。 でも「好き」。 折れ目とかフチとかの破れやすいところは裏からセロテープ貼って補修してます。 本棚に入れるとき、並んでる本の上の方に捻じ込んで下に下ろしつつ奥に押し込む、なんて絶対やらない。だって帯が痛むもん。ちゃんと両手使って十分な幅を広げてから、手前から奥へまっすぐ入れます。帯の保護のために!! 帯のキャッチコピー大好き。うっとりする。「ローマ人の物語」とか、帯だけ並べても快感。 表紙に直接コピーの印刷はしないで欲しい。下品になるから。本の表紙は独立した美術鑑賞品だと思ってます。 あーでもこのコメント列見てると少数派なんだろうなー。 「ホントの本好きじゃない」ってことなのかなー。(凹) (2006.02.23 16:49:11)
ああ、なるほど。
オンライン書店って、概要とか編集者コメントとか著者メッセージとかいろいろ販促のために送ってくださいと、「出版社と著者のページ」なんかに書いてあります。その他にも、オビの文句を自分たちで拾ってくれるってことですか。 でも同時に、検索結果に余計なものまで引っ張ってくる気もします。 じっくり対応を考えることにします。(2006.02.24 16:58:40)
こんにちは。
わたしも「ええ? みんな嫌いなの? それならそうと・・・」なんて思ったりしました。でもやっぱり好きな人もいた! 一瞬、オビがついてる本だからオビも大切にするってことかと思ったんですが、「うっとりするキャッチコピー」とまで言われると、ふ~んとしか言いようがないです。 >表紙に直接コピーの印刷はしないで欲しい。下品になるから。本の表紙は独立した美術鑑賞品だと思ってます。 これは複数の課題を含んでますね。上品下品はデザインの問題だろうし・・・。 わたしは個人的に、「オビをとったあとのカバーが、オビの部分だけスカスカ」ってデザインが大嫌いです。 あと、下品になるかどうか、コピー次第という気もします。(2006.02.24 17:09:01)
著者としてはほしい。それで少しでも売れるのなら。
読者としてはすぐに取ってしまうのであまり意味ないかな・・・。しおりに使ってます。 立場違えば。。。ですね。(2006.02.28 10:01:36)
>著者としてはほしい。それで少しでも売れるのなら。
当然、版元も売りたいのは同じなんですけどね。 「カッコ悪いオビを付けたほうが売れる本」を作りたくないってことかも知れません。オビがないから喜んで買うって人が喜ぶような本。←わかりづらい。 あとはやっぱり「第一段階の人たちはオビじゃなかろう」という感じですかね。(2006.03.01 16:53:16)
pega2984さんが私の言いたいことを見事に
代弁してくださっていて、嬉しいです。 本の購入に帯がプラスに働いたことってないです。 ある意味、慣れちゃって新鮮さもないですから アピール度も低いと思う。 初めて帯を考えて付けた人は凄いと思うけど。 (2006.03.15 12:23:33)
はじめまして、ようこそ。
初めてつけた人、確かにスゴイですよね。ほんとに心からそう思うし、効果も今とは全然違っただろうと思います。 ようするにわたしの場合も、何の疑問も持たないでつけてるってこと自体を避けたいのが嫌いな理由のひとつかも。(2006.03.15 18:44:07) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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