ビジネスモデル特許取得の意義
前日に引き続き、「ビジネスモデル特許」について、ブラッシュアップし、別バージョン図解です。アマゾン・ドット・コムの「ワンクリック特許」は米国では特許されましたが、対応する日本特許出願は進歩性なしとして拒絶査定になっています。日本で「ビジネスモデル特許」として代表例に上げられるのは「マピオン特許」。地図上の場所をクリックするとお店の情報が表示されるおなじみのものです。ビジネスモデル特許の特性として、他の特許と違うのは特許権を得たとしても独占排他するのは難しいようです。アマゾンのようにそれを実行しようとすると、消費者から不買運動を起こされるリスクがあります。ただし、新しいビジネス展開時、宣伝広告の材料として有利な材料にはなり得ます。一時のブームは過ぎ去ったと言えるかも知れませんが今後も自社ビジネスの自由度の確保するためにも経営戦略上、重要であることに変わりはないと思います。