『憑神』※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※しがない下級武士の別所彦四郎は ささやかな出世を願って神様に祈ったものの なんと、祈る稲荷を間違えた為に 貧乏神・疫病神・死神という3人の災いの神に 取り憑かれてしまいました。 この突然の災難に見舞われてしまった彦四郎の運命は・・? ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 神様というと ‘願いを叶えてくれる’‘いざというとき助けてくれる’など なんとなく(自分勝手ではあるが)プラスなイメージ。 だけどそう言えば、貧乏神・疫病神・死神なんてのも 聞いたことありましたね~ 『神頼み』って言いますが、この映画ではむしろ 頼みたくない神ばかりが登場します。 でも観終わって思うのは ‘人は逆境の中にあってこそ生を感じる’ということ。 彦四郎のセリフ『限りある命だからこそ、輝きを放つのだ』 この映画のテーマ‘自分の生きざまとは何なのか’ が凝縮されています。 ‘なんとなく’生きるのではなく‘なんのために’生きるのか これは時代設定が幕末なので 「そりゃあ、あんな時代だから」と思うところがないとは言いませんが ‘悔いなく生きる’ これは時代に関係なく通じるテーマだと思います。 今だって明日がどうなるかわからない世の中ですもんね~ 全体的にはコメディタッチでありますが テーマはしっかりとしています。 ただ、個人的にはあのラストはどうかなーん(・◇・)? って感じですね。 生きざまを貫いたはいいが・・ そして‘あの人’の登場は必要だったのか・・ 西田敏行さんには笑わせていただきましたがねんo(`▽´)o Last updated 2007.07.11 21:47:17 ジャンル別一覧
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