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『憑神』

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しがない下級武士の別所彦四郎は
ささやかな出世を願って神様に祈ったものの
なんと、祈る稲荷を間違えた為に
貧乏神・疫病神・死神という3人の災いの神に
取り憑かれてしまいました。
この突然の災難に見舞われてしまった彦四郎の運命は・・?
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神様というと
‘願いを叶えてくれる’‘いざというとき助けてくれる’など
なんとなく(自分勝手ではあるが)プラスなイメージ。

だけどそう言えば、貧乏神・疫病神・死神なんてのも
聞いたことありましたね~

『神頼み』って言いますが、この映画ではむしろ
頼みたくない神ばかりが登場します。

でも観終わって思うのは
‘人は逆境の中にあってこそ生を感じる’ということ。

彦四郎のセリフ『限りある命だからこそ、輝きを放つのだ』

この映画のテーマ‘自分の生きざまとは何なのか’
が凝縮されています。
‘なんとなく’生きるのではなく‘なんのために’生きるのか
これは時代設定が幕末なので
「そりゃあ、あんな時代だから」と思うところがないとは言いませんが

‘悔いなく生きる’
これは時代に関係なく通じるテーマだと思います。

今だって明日がどうなるかわからない世の中ですもんね~

全体的にはコメディタッチでありますが
テーマはしっかりとしています。

ただ、個人的にはあのラストはどうかなーん(・◇・)?
って感じですね。

生きざまを貫いたはいいが・・
そして‘あの人’の登場は必要だったのか・・

西田敏行さんには笑わせていただきましたがねんo(`▽´)o




Last updated 2007.07.11 21:47:17


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