妊娠出産と母乳に関するホルモン妊娠出産と母乳に関するホルモン妊娠出産と母乳に関するホルモン妊娠出産に関わるものがエストロゲンとプロゲステロンの2種類。これらは俗に女性ホルモンとも呼ばれています。そして、プロラクチンとオキシトシンの2種類が母乳に関係しているホルモンです。 エストロゲンとは妊娠を準備させるためのホルモン。 排卵の準備をしたり、性欲を高める働きをします。妊娠中は、子宮やおっぱいを大きくしたり、頸管粘液を分泌する働きがあります。 生理の終わりごろから排卵前にかけて分泌が高まります。性欲が高まるというのも一理ありますね。 内田春菊さんも、漫画でエストロゲンが足りない、などと言っていたような記憶があります。 また、エストロゲンは、プロラクチン(下記参照。母乳を分泌させるホルモン)の作用のうち、乳腺を発達させる働きを促進し、その一方で母乳分泌の作用を抑制します。出産し胎盤プロゲステロンは排卵後に分泌され、排卵を抑制するはたらきがあるが娩出されると、エストロゲンの分泌量が一気に減少し、プロラクチンの母乳分泌の作用を打ち消すものがなくなるので、母乳が分泌されるしくみです。 女性ホルモンのひとつで「卵胞ホルモン」とも呼ばれるもの。排卵の準備をするホルモンで、生理の終わりごろから排卵前にかけて分泌が高まる。40代半ば頃から分泌が急激に減少しはじめ、うつやイライラ、不眠、倦怠感などのさまざまな更年期症状の原因となる。 プロゲステロンとは妊娠を持続させるためのホルモン。子宮筋の収縮を抑えて妊娠を維持したり、体温を上昇させたり、おっぱいを大きくしたりします。 プロゲステロンは排卵後に分泌され、排卵を抑制するはたらきがあります。 女性ホルモンのひとつで「黄体ホルモン」とも呼ばれるもの。排卵~次の月経までの間(黄体期)に分泌されるもので、排卵を抑制するはたらきがある。基本的にエストロゲンを補足する役目を果たし、妊娠の維持・出産に欠かせない。 プロラクチンとは母乳を生産させるためのホルモン。 また、母性を引き出すホルモンとも言われているそうです。女性を母親の気持ちにさせたり、授乳中ママをリラックスさせ眠気を誘う作用があるそうです。授乳中なんどか起こされても、プロラクチンのおかげで目が覚めやすく、授乳が終わるとすぐに眠気につけるメカニズムになっています。すごいですね。 ちなみに、2~3歳の幼児が赤ちゃんを見るとなでなでしたり、抱っこしたりする、かわいい母性のような行動も、プロラクチンの分泌が関係しているとか。 脳下垂体前葉から分泌されるホルモンの一。哺乳類では、黄体に作用してプロゲステロンの分泌を維持し、また乳腺に働いて乳汁の分泌を促す。黄体刺激ホルモン。乳腺刺激ホルモン。 オキシトシンとは母乳を運ぶホルモン。 赤ちゃんは、乳管洞(にゅうかんどう 母乳を一時蓄えるところで、赤ちゃんはここまで口に含みます)を吸い出す事は出来ても、その奥にある母乳までは吸う事が出来ません。 そのため、オキシトシンの分泌作用を使って、乳腺の筋肉を収縮させる働きをし、乳管洞まで母乳を運びます。 子宮収縮を促すのもこのホルモンの正体。妊娠中の子宮収縮もオキシトシンが関係していますが、出産後に赤ちゃんにおっぱいを吸われる刺激で分泌されるのもこのオキシトシンです。だから、おっぱいを赤ちゃんにあげることにより、産後の子宮がどんどん回復されるというわけです。 その他、母性愛や信頼に関係するホルモンであるとか、オルガズムにも分泌されるようです。(だから妊娠中のセックスについて色々注意があるのですね) 母性についてはプロラクチンも同様に関係しているホルモンですが、オキシトシンの場合、赤ちゃんのことがとてもかわいく思えるホルモンだそうです。 プロラクチンが赤ちゃんがおっぱいに吸い付いて分泌されるのに対し、オキシトシンはママが赤ちゃんの事を考えたり泣き声を聞いただけで分泌されるそうです。また、ママが不安やストレスをかかえると、オキシトシンが分泌されなくなってしまうそうです。ですので、ストレスを抱えると母乳が出なくなるというのはこのホルモンの状況が関係するのですね。 信頼に関係する記事については、ホルモンが結ぶ信頼の輪のサイトが参考になります。 脳下垂体後葉ホルモンの一種。子宮筋に収縮を起こさせ、分娩を促すほか、乳腺の平滑筋を収縮させて乳汁の分泌を促す。哺乳類に広く分布。子宮収縮ホルモン。 母乳育児に関する面白いレポートを発見しました。■ カソウケン ■ 私たちは繁殖しているイエロー ベビー用品選びの徹底ガイド!とことん!ベビー用品選びのポイント術 ジャンル別一覧
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