175D(キハ58四国色):伊予桜井
175Dの最終列車です。来て欲しくないその日がついに来ました。ダイヤ改正に伴い,今治近辺の路線からキハの名称を持つ国鉄時代に製造されたDCは通常運用から姿を消すことになりました。(もはや通常運用で地元を通るDCは2000系のみ)この日はキハ58/65が松山に連れて帰られるため(?)か,4連での運行となりました。これは3月14日 23時48分頃の撮影で,この後175Dとしての終着駅である今治にあと二駅で到着しますが,この編成はダイヤ改正初日の今治始発の9551Dで4連のまま松山へ向かい,まさに特別な列車となりました。松山-八幡浜間でキハ58系の運用が残り,一部の車両は生き延びるようですが,この日撮影した車両の大半は営業運転を終えるようです。姿,音,臭いといった五感に訴える大きな感動を与えてくれたそれらの車両への感謝は絶えません。キハ65 41/キハ58 301/キハ65 26/キハ58 5162008/3/14伊予桜井焦点距離:約188mm(35mm換算)F:16,シャッター:5.0sec,ISO:800