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反カルトからの自由

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TT早川

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2010.09.02
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米本氏が定めた期限内に、ヨシュア2002氏は誠意ある謝罪文を表明しなかった。これで闘いは第2ラウンドに突入してしまった。小生があれだけ「謝った方が得だ」と助言してあげたのに、残念だ。

とにかく第1ラウンドは終わっちゃたんだから仕方がない。第2ラウンドでヨシュア氏がなるべくダメージを受けないように、これからも応援していくことにする。

8月23日の記事「謝罪はせず、法廷で争うらしい」で、ヨシュア氏の言葉を引用した。もう一度、以下に記してみる。

>14. ヨシュア August 23, 2010 07:21
>しばらくすると、米本さんがわたしを
>民事提訴することになっていますので、
>法廷で彼の「誠実」さをいろんな角度から
>検証できると思います。
>わたしにも反論がありますので、
>そこでそれは明らかにいたします。

ここで、大きな勘違いをしていることが分かる。この裁判は、米本氏の誠実さを検証する場ではない。米本氏が訴状に記した「請求の趣旨」「紛争の要点」および添付された「証拠」に基づいて、請求が妥当かどうか判断する場である。なぜなら、原告は米本氏、被告はヨシュア氏だからである。

裁判所は、そんなに暇ではない。ヨシュア氏が米本氏をどう思っているかなんて、裁判官には関係ない。「カルトごろつき」「統一協会のお抱えライター」「バランスを欠くライター」「寄生虫」などの表現が、名誉棄損にならない理由しかヨシュア氏の発言は採用されない。原告は米本氏、被告はヨシュア氏だからである。戦争でいえば、攻撃側は米本氏、防戦側がヨシュア氏。

へたにしゃべると、「必要のないことはしゃべらないように」と注意されるくらいだぞ。裁判所は、お悩み相談所ではなく、事実を判断するだけである。裁判とはそういうものだ。

裁判で大切なのは、立証責任(挙証責任ともいう)だ。主張するべきことは、立証をしなければならないのである。当然、原告は立証できる証拠を収集したからこそ、訴訟に踏み切るのだ。この時点で、被告は原告に遅れを取っておるんだ。だから、被告は防戦側なのだ。このように裁判というゲームは、最初から原告に有利なようになっているのだ。

それは当然だ。原告は、なんとか解決しようと思っていろいろ手を尽くしたが、結局解決しなかったから、最後の手段で訴訟を起こすのだ。問題を解決しようとした土台が原告にあるから、証拠から何からいっぱい持っている。被告は、それまで逃げまくっていたんだから、裁判になったらキツイに決まっている。

むろん、訴訟の内容によってケースバイケースだが、だいたいこれが一般論だ。借金の回収などがこの典型。今回のケースも、一般論でじゅうぶん。

公開ブログ上で、名指しで「カルトごろつき」「統一協会のお抱えライター」「バランスを欠くライター」「寄生虫」と言われたから、謝罪文の要求をした。対処する期間も与えた。なのに、誠意を示さない。証拠はそろっている。だったら裁判だ……。まさに一般論の流れ。原告が有利に決まっておる。

ヨシュア氏へ。あまり裁判所で関係ない話をすると、それこそ裁判官の心証が悪くなるから、理路整然と進めたらいいよ。「カルトごろつき」「統一協会のお抱えライター」「バランスを欠くライター」「寄生虫」などと公開ブログに書いた根拠、証拠をそろえておくんだよ。主張するべきことには、立証責任が伴うからね。

立証責任を果たさないで「彼はこういうやつで…」などというと、裁判官が怒るよ。小生も、かつて取材で傍聴した裁判で、あまりにもダラダラしゃべる被告に裁判官が思わず怒鳴っていたことを見たことがある。裁判官も人の子、忙しい身で争いごとを解決するレフリーをしているんだ。彼らがパッパと仕事をすすめられるように、よく証拠を集めて、読みやすい答弁書を準備することだよ。

「裁判官さんも、統一協会をカルトだと思うでしょ」などと言っても無駄。裁判官はレフリーであって、レフリーが加勢して原告を殴ることはない。ただ、書類、証拠、証言で判断するだけ。

だから、ブログ「カルトからの自由」のような文章で答弁書を書いたら、不利になるよ。また、一度認めたら撤回できない。裁判には消しゴムはないよ。発言にはじゅうぶん気を付けてな。

あ~あ、謝罪文を掲載しておけば済んだものを…。





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Last updated  2010.09.02 13:56:22



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