t-catの物欲行脚

数年悩んで、先日入手したポメラDM20。
後継のDM100も気になりましたが、
お値段が高いのと、ネットブックかモバイルでも
いいんじゃないか、との判断から、
DM20を選びました。

数日使ってみた感想です。

昔懐かしのワープロを思い出します、
画面が小さめなので目がちらちら動かず、
カーソルをほぼ定点でとらえられ、
最後の1行が残ったまま行が繰り上がっていくところが
なんとなくですが気に入ってます。

液晶もモノクロで、バックライトがついていないため、
ここは好みが分かれますが
個人的には良いと思ってます。
目が疲れにくいですね。
もっとも数時間ぶっとおしで使ってませんから
視認性は未知数です。

ATOKとIMEを選べるとありますが、
どちらも使ってますけど
ポメラの場合、明確な区分けが不明で
どっちでもほぼ同じ変換効率となっているようです。

おおむね満足していますが、
不満点もあります。

まず、収録文字数が少ない。
macで編集を前提にしていますので
別にかまわないんですが、
なぜこの漢字がない？（第三、第四水準の漢字ですかねえ）と
ひらがなで打ち込みながら解せない、と思っています。

ATOKを使う際、考えながらだとほぼ単語ごとに変換しますけど、
下書きがすでに出来上がっているものを入力する場合、
単語単位とか短漢字入力ではなく、
文字をワンセンテンス一挙に入力して
片っ端から変換する方式をとっています。
（データ入力の仕事をしていましたので、ノーミスは当たり前）
その、入力上限文字数が少ない…

そして、変換時にもたつく時があります。

お値段と大きさを考えると
パソコン並みの動きを期待するほうが無理ありますので
そこは割り切りが必要です。

が、なんだかんだいっても気に入ってますので
人気のほどがよっくわかりました。

なにより、PowerBookG3を髣髴とさせる、
キータッチとキーボードの色が懐かしくていいんですね…
そこが一番のお気に入りポイントだったりします。



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