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カテゴリ:室内音響
結局、部屋の大きさは遮音壁で囲まれた部分が4.259m×3.441mで、高さは2.680mとなった。さらに吸音/反射壁が内側に貼られるため、内寸としては、4.032m×3.214mの広さとなって、10畳と言っても実際には7.8畳ほどになってしまった
壁の遮音については、ヘーベルハウスの標準防音仕様に準拠している。壁の構造を下図に示す。 実質的な遮音壁は、合板9t+遮音シート3t+石膏ボード9.5t×2、という部分になる。外壁の場合は、石膏ボードが1枚となる代わりにヘーベル板が入る。遮音シートは大建工業の標準品である。空気層が取られていないため、単純な足し算にはならないと思われるが、かなりの遮音性能である。 ドアも大建工業の防音ドア、窓は空気層を取った2重サッシとなっている。換気扇は壁取り付け型でダクトを引いていないため少し性能は劣るが、防音仕様のものである。これらを総合すると、500Hzで40dB程度の透過損失が期待できそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.02 22:58:11
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