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テリ~のほぉむぺぇじ

テリ~のほぉむぺぇじ

廿楽事件簿01

廿楽事件簿?!
えと、日記や掲示板に書き込んで好評だった廿楽エピソードを載せようかと・・・。
後、面白そうな(笑えそうな?)廿楽エピソードがあったら載せて行く予定。
事件簿に載せるにあたって、書き込んだ当時より一部編集が入ったりしてます。

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廿楽事件簿その十
『廿楽とモズクと彼氏と』
廿楽は酢の物が嫌いです。
酢は生きるのに必要な分だけ摂取すればいいって思ってます。
そして、体に酢が足りないときに食べたくなるもんだと信じて、食べたい時に食べたいだけ食べます。
なので、家では廿楽の分の酢の物は基本的に存在しません。
しかし・・・彼氏宅の夕飯時に・・・一人一鉢のモズクが・・・。
食べたくなくて、視界にモズクを入れたくなくて挙動不審な廿楽。
彼氏:モズクを食べるか、食前に飲む漢方を甘味無しで飲むかどっちがいい?
廿楽:・・・(T皿T)
(どっちも嫌ぁぁ!)
考え抜いた挙句、モズクを一口食べてから決める事にしました。
実は生まれてこの方モズクを食べた事がない。だから味見してから決めようと思ったんですね~。
ちびっとお箸にとる。
うあ・・・なんかにゅるんとしてるぅ
素直に彼氏に『にゅるっとしててヤ!』と感想を述べる廿楽。
彼氏は、『にゅるっが嫌ならば、おまえの好きな納豆の方がよっぽどにゅるっとしてるだろう』と反論。
負けじと『納豆は酸っぱくないもん!納豆が酸っぱかったら納豆なんか食わんもん』と反論する廿楽。
そしてこの一言で酸っぱい納豆を想像して凹む二人・・・・・・・・・。(ーー;)
暫く凹んだ後、気を取り直して、モズクの味見。
うげ・・・にゅるすっぱまずぅい(涙)
でも、甘味無しに漢方を飲むと数時間は口の中が漢方薬の香りで充満して苦しむし・・・。
モズクならきっと一瞬苦しむだけで済むよね。
そう判断してモズクを食べる方を選んだ・・・。
廿楽の性格上どうしても食べないといけない時は嫌いなものから先に食べて後から好きなものを食べる。
なので、さっさか済ませてしまおうとずるりとモズクを一口飲む。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(゚-゚)
え~、人生において本当に数度しかない食べた瞬間に体中から何かが逃げ出そうとしているかのような感覚を味わいました。
激しく泳ぐ目!ピキャーンと固まった廿楽の頭の中で激しくレッドランプとブザーが鳴り響き、小さい廿楽達が『エマージェンシー!エマージェンシー!緊急事態発生!緊急です!もう駄目です!ぎゃぁぁぁ!!と阿鼻叫喚の大惨事に見舞われてる・・・そんな感じです。
・・・でもまだたった一口。
彼氏もあんまりモズクが好きじゃないそうなので、二人で一鉢を半分こするという約束をしてました。
精神を時の彼方に吹き飛ばして、機械のような気持ちで残りのモズクを飲む廿楽。
小鉢の半分飲み切った廿楽はもう真っ白に燃え尽きた状態でした。
多分来年いっぱい酢の物食べなくてもいいくらい酢を摂取したと思います。
その後全てを取り戻すかのように普通のおかずでご飯を食べ、ご馳走様。(-∧-)
彼氏の分のモズクが視界に入らないように目線をそらし、彼氏がご飯を食べ終わるのを待つ。
私よりも酢の物が嫌いじゃない彼氏はごくごく普通に小鉢のモズクを一口・・・。
彼氏:かはぁっ!
彼氏:ゲフッ!ゴフゴフゴフ・・・

突然激しくむせて苦しむ彼氏・・・。
そして・・・
彼氏:良くこんなの食えたな、廿楽・・・ヤバすぎだ、この酢加減・・・。
ちょっと涙目になった彼氏、モズクの酸っぱさに大敗北。
どうやらこのモズク・・・尋常でないレベルの酸っぱいモズクだったみたいです。

今回の事でかなりモズクに対しての恐怖感が増したので、多分きっとおそらくもう二度とモズクには手を出さないだろうと思います。


廿楽事件簿その九
『恐怖の二枚歯治療』
廿楽は親知らずが一本も生えてません。
顎が小さいらしくて、生えてくるスペースがないかららしいです。
そして、5年くらい前までは上の歯が二枚歯状態になっていました。(顎が小さくて、1本分永久歯の生えるスペースがなかった)でも今は二枚歯ではありません。
どう磨いても重なり合った部分が磨けず、糸楊枝もブッちぎるほどぎっちりと隙間がないはずなのに・・・虫歯になるこの歯。
社会人になってからも、度々虫歯になり、派遣先の近くの病院で治療を繰り返していました。
そして、5年ほど前・・・やっぱり二枚歯の部分が虫歯になった廿楽は当時派遣されていた会社の近くに夜7時までやっている歯医者を発見して、通うようになりました。
ここはおじいちゃん先生が一人でやっている歯医者で・・・ 設備が古い!麻酔をしない!周りが暗い!とかなりデンジャラスなところでした。
まず驚いたのはレントゲンを取る時。
今まで廿楽はレントゲン室に入って、顎を乗せたり、固定されたりしてレントゲンをとるもんだと思ってました。
そこは違うんです。
先生:はい、親指を立てて、『Good!』ってやって
廿楽:・・・(親指を立てる)

先生は廿楽の立てた親指に黒い板を貼り付け・・・
先生:はい。口ん中入れて写す歯を抑えといて。
廿楽:え?
先生:レントゲン取るから、ほらほら『Good!』ってやって

そうやって撮るんです。
そして、夕暮れの中、薄暗い治療スペースで(私の席にしか電気つけてくれないんです。6時過ぎると受付とかも真っ暗です。)なんというか スポットライトを浴びているような状態で治療をうけます。
はっきり言って怖いです。
更に先生麻酔を打つのが嫌いみたいで・・・
先生:痛かったら左手上げてください。キュイーン・・・
廿楽:(にゃぁ~痛い痛いきゅぅぅ~(>皿<)/)無言で必死に左手を上げる廿楽
先生:大丈夫。痛くない!
廿楽:(先生は痛くなくても・・・痛い~死ぬぅぅぅ・・・(涙))バンバンバン!(必死に椅子の手すりを叩きまくる廿楽)
先生:痛くないから落ち着け。
廿楽:(落ち着けるかぁぁぁ!!痛くないのはあんただけだぁぁ~(号泣))

空気すら染みる状態の虫歯に麻酔無しでの削り・・・アレを拷問といわずしてなんと言うか・・・。
大人の理性がなければ・・・治療途中に逃げ出して二度とこの歯医者に行かなかったと思う・・・。
毎回『気持ちは負け犬』で治療に望みました。(尻尾があったらお腹にビッタシくっついていたはず)
これほどの我慢して、何回か拷問治療をこなしたのに
先生:うーん。駄目だなこの歯は、あっても虫歯になるだけの邪魔な歯だから抜こう。
廿楽:へ?
先生:大丈夫、抜く時には麻酔してあげるから

と数日後の治療時にあっさりサクッと抜かれました。
・・・・・・・・・・・・えう。(T~T)
もうここには近づかない・・・そう決めて歯医者をでました。
抜いてから暫くは、抜いた穴に米粒が刺さっては流血して、大変でした。
さすがに今じゃ血は出ませんが、やっぱり時々米粒が刺さります。
今通っている歯医者は施設がしっかりしている歯医者です。
廿楽担当の先生の腕は・・・微妙ですが、ちゃんと治ってきてま~す。


廿楽事件簿その八
『秋田のじーちゃん』
事件簿その七に続いて、廿楽のお子ちゃま時代の夏休みの思い出第二弾です。
廿楽の秋田に住んでいたじーちゃんはメチャメチャ元気な人でした。
じーちゃんは朝早くに廿楽や、廿楽の姉を起こし、畑の収穫の手伝えと言います。
朝早いのは辛いけど、畑にはナス、トマト、キュウリ、ユウガオ、トウモロコシなどが実っていて収穫はとても楽しかったです。
しかし・・・廿楽達はあまりにじーちゃんとは育った時代や環境が違う為か、土地柄なのか?時々じーちゃんの行動にショックを受けたりしてました。
たとえば
ある日の朝、にわとり小屋で廿楽は生みたてホカホカのタマゴを発見!
嬉しくって早速近くにいたじーちゃんに見せにゆく廿楽。
廿楽:じーちゃ~ん。見て見て、にわとりタマゴ生んだよ~。\(^◇^*)
じーちゃん:おー良いタマゴだ。

じーちゃんここでひょいと廿楽の手からタマゴを取って
ぶし!ゴッゴッゴ・・・っは~(^ー、^*)んまい!
廿楽:(・・)え・・・。
じーちゃんてば廿楽の目の前で生みたてタマゴに指で穴をあけて食べちゃったんです。
廿楽:うわぁぁぁんじーちゃんのばかぁぁぁ~(>◇<)0(大泣)
じーちゃん:わかったごめん。

急に泣き出した廿楽にじーちゃんビックリ。慌ててニワトリ小屋に入ってゆき・・・
じーちゃん:ほら、もう一個あったぞ。
廿楽:わ~い(^ー^)0

ぶし!
じーちゃん:はい。
廿楽:・・・・・・・・・・・・。
廿楽:うわぁぁぁんじーちゃんのおおばかぁぁぁ~(>皿<)0(号泣)

ショックでしたよ~暖めればヒヨコが生まれると思ってましたから持って帰る気マンマンだったのに・・・。
じーちゃんは私が食べたかったんだと勘違いしてたんですよね・・・。わざわざ指で穴まであけてくれて・・・(涙)
後、家族皆が被害こうむる事もありました。
ある晩の夕飯時。
じーちゃんを上座に、家族揃ってご飯中、じーちゃんてば何とな~く食卓を照らすライトのかさの部分に溜まった羽虫が気になってしまったみたいで・・・。
おもむろに・・・ぱん!っとライトを叩きました。
ライトに溜まった羽虫がみんな生きてて飛んで逃げるわけじゃない。
クワ~ンクワ~ンと叩かれた衝撃に回るライトの明かりの中・・・ふわふわはらはらとおかずにご飯に降る羽虫・・・。
親族一同あまりの光景に呆然・・・そして
ぎゃ~~っご飯がぁぁ・・・
突然の災厄に慌てる家族を一人冷静に見ていたじーちゃんは、『食っても死なん』とご飯をパクパク・・・。
この光景は、何度か夢に見たくらい最悪な出来事として廿楽の中にあります。
今こうして思い出等を事件簿として書いてても・・・やっぱりじーちゃんのコレ・・・一番キョーレツな田舎の思い出です。
**こんな風に書いてますが、廿楽はじーちゃん大好きだし思い出大事にしてます~。


廿楽事件簿その七
『ヒロヒロピロピロ』
廿楽がまだ小学生の頃は、ほぼ毎年夏休みに1日かけて車で父方の田舎の秋田に遊びに行ってました。
じーちゃんばーちゃんのお家は、昔ながらの作りで、家の前には田んぼ、裏には畑、小屋にはにわとり、池には鯉。
まぁ、絵に書いたような田舎でした。昔は牛もいたらしい・・・。
家の前には『ドブ川』と呼ばれる小さい用水路があって、澄んだ水に沢山の小魚が水草と踊ってます。
実際手も洗えるし、飲んでも問題ないくらい綺麗な水でした。
そして、家の近くに用水路がちょろっと浅瀬で広くなっているポイントがあります。
廿楽は日がな一日ここに陣取り、金魚用の小さい網でひたすらに小魚を取り、帰り際には全部川に返すのが好きでした。
水面に自分の影を映さないように・・・一瞬しか通り過ぎない小魚をゲットするのはなかなかに難しいのですが、楽しい。
でも、今回廿楽はある目的を持って、ここに来ていました。
目的とは・・・『ドジョウ』。あの『はぁ~るにな~れ~ば、すぅがこ~も~と~け~て』の歌にあるドジョウ。
昨年、小魚に混じって泥に隠れているのを発見し、是非お家にもって帰って飼いたいって思ってました。
できるだけ大きくて長いドジョウをめざし、邪魔な小魚や、ぴろりんっと姿を現す子ドジョウにはめもくれずひたすらに大物のドジョウが姿を現すのを待ちます。
(ドジョウってかなり警戒心が強くて、すばしっこくて、泥に潜るので完全に位置を把握してから行動です。)
ゆったりとした動作で、泥と水草の中から姿を現したドジョウに、小魚以上に慎重に影を映さず、水面を極力揺らさずに金魚網を川にいれ・・・シャシュッ!っと一息でドジョウのいた泥ごとその一帯を掬い上げる。
用水路は泥でにごり、網の中も黄土色ににごります。
『ドジョウは網に掛かっているのか?逃げられたのか?』ドキドキしながら網をフリフリ水が澄んでくるまで待ちます。
うまく掛かっていると泥が下に落ちた金魚網にヒロヒロピロピロと踊っているように動くドジョウだけが残ります。
こうして取れたドジョウは廿楽が持ってきていたお子様サイズのバケツに移動。(当然川の水を入れてある)
何度もこの作業を繰り返し・・・日が落ちる頃には20匹近くのドジョウが取れました。
明日家に帰る時に忘れたりしないよう玄関にバケツを置く。
そして、夕飯時・・・ばーちゃんが畑で取れた野菜や山菜を天婦羅にして出してくれました。
わーいわーい。野菜天婦羅大好き~と手を出した廿楽の目になんとなく見覚えのあるフォルムの天婦羅が・・・。
廿楽の心の声:まさか・・・いや、食用としてパックに入れられて泳いでるヤツラを見た事があるし・・・きっとそれだ、大丈夫。
一瞬よぎった嫌な想像ヒクっと手の止まった廿楽。
ばーちゃん:今日は誰かがドジョウを捕ってくれたみたいだから、それも天婦羅にした
廿楽&廿楽家族:

にこやかに言うばーちゃん。廿楽が家で飼う為にドジョウを捕っていた事を知る廿楽家族は硬直。
食事時に席を立つとじーちゃんに叩かれるけどそんなのをお構い無しに玄関にダッシュ!
玄関においてあるバケツの中身には・・・ぴろりんっと大物を捕る時に一緒に取れた子ドジョウしかいませんでした・・・。
廿楽:@*!!%\@~!!(物凄く怒ってるんだけど泣いちゃってもう日本語にならない)
その日、夕飯は食べませんでした・・・。
そして次の日・・・朝早くから用水路に陣取る廿楽。帰る直前まで粘ってドジョウを捕る。
昨日捕り尽くしたのか、さっぱり大物は現れませんでした・・・。(涙)

**今ではもうこの用水路はなくなってしまいました。にわとり小屋も・・・家の前の田んぼも・・・そして、じーちゃんもばーちゃんも・・・ちょっと寂しいです。


廿楽事件簿その六
『マイケル(蛾)嫌い~その弐~』
(『マイケル(蛾)嫌い~その壱~』は事件簿その五にかかれています。そちらからお読みください)
廿楽が中学生の時のお話です。
廿楽は剣道部に所属していました。
学校の校舎裏に卓球部と剣道上が併設して建っていて、そこで毎日部活に励んでました。
ある夏の日・・・
剣道場は物凄い殺気に満ち溢れていました。
なぜならば・・・剣道場に掌大のマイケルが張り付いていたんです。
剣道部は男の子もいます。当然女の子としては男の子に退治してもらいたい。
しかし・・・廿楽の中学時代の男の子達は虫関連に非常に弱いらしく、皆ビビリモード。
率先して退治する!といってくれる頼もしい男の子はいませんでした。
このままにらみ合いしていてもマイケルはいなくなってくれません。
仕方無しに男女公平にジャンケンでマイケルをつついて追い出す役目を決める事になりました。
・・・・・・皆さんのご想像どおりです。
廿楽、負けました、皆に・・・。
しくしくしく
意を決して竹刀のあまりの竹を持ってマイケルに近づき・・・
つん。
ぶわっパタパタ
うわ~逃げろ~

つつかれたマイケルが飛び、私達の方に向かってきた。
必死に逃げる先輩達、必死に逃げる廿楽。
ひとしきり逃げた後・・・マイケルは消え・・・何故か皆廿楽の傍によってこない。
先輩:『廿楽ちゃん・・・後ろに・・・』
みぎゃあぁ~~!!
廿楽の白い剣道着の後ろ袖に・・・マイケルが・・・マイケルがくっついてるよおぅぅぅ

暗転。(はい。またしてもここまででこの日一日の記憶は飛んでおります。)
多分・・・どうにかしてマイケルを引っぺがして速攻着替えて泣きながら部活をサボって胴着持って家に帰ったんぢゃないかと・・・思われます。


廿楽事件簿その五
『マイケル(蛾)嫌い~その壱~』
廿楽がお子ちゃまの時のお話です。
子供の頃の廿楽は部屋の中心に置かれた二段ベットを境に姉と部屋を共有してました。
姉のほうが夜起きている時間が長いので、廿楽がベットの上、姉がベットの下で寝ていました。
ある日、いつものように廿楽がベットで寝ようと横になると、ちょうど真上にあたる天井に一個の繭ができていました。
子供心になぜか、『ここから何かきっと凄くいいモンがでてくるに違いない』と思い込んだ廿楽は毎日毎日そこから何かが現れるのを待っていました。
そんなある真夜中のこと・・・
パラリパラパラ・・・
ぐっすりと寝ていた廿楽の顔になんかが降って来ました。
廿楽:『???』
むっくりと起き上がって、顔にかかった何かのカケラを払い、ふと天井を見上げると、
!!
チリパリ・・・モソモソゴソゴソ・・・パリパラ・・・
丸々としたお腹のマイケルが!ぱりぱりになった繭を破って出てきている最中でした
うぞぞわわぁぁわわ!
全身を鳥肌が駆け巡る。
この瞬間(勝手に期待して)待ち望んだ繭から出てきた物体(マイケル)に対する一生ぬぐえないであろう嫌悪感とトラウマ(繭状のもの全般が怖い)が植え付けられました。

暗転。(マイケルが完全に繭から出終わるまでの記憶なし)
そして真夜中に声もなく涙バタバタ流しながら繭から完全に出たマイケルを破ったノートに退避させベランダから外にポイ!
その後どうやっても手の届かぬ天井の繭を机の中から取り出した30cm物差しとそこいらにあったティッシュを駆使してひたすら取っ払い作業に没頭する廿楽。
面白い事に暗転してから天井掃除終了までは、何故か自分自身を隣で見ているような感覚なんです。
もしかしたらあんまりにもショックで半分幽体離脱でもしながら動いていたのかもしれません(笑)
この一件以来、廿楽のマイケル嫌いは完全な物になりました。
どんなに小さいサイズでも駄目です。モスラなんてもってのほかです。
ちなみに何故『マイケル』か?昔読んだ漫画に、蛾の嫌いな人が出ていて、その人が嫌いゆえに『マイケル』と呼んでいたからです。
ゴキブリに対する『ゴッキー、フライングG、ランニングチョコレート』と呼ぶ呼び方と同じ物として考えてください。
あああぁぁぁ書いてて鳥肌と寒気が・・・。(><;)そして、その壱という事はその弐も当然あります~。(涙)


廿楽事件簿その四
『フライングG』
高校の時代のお話です。
ある夏の日廿楽とお友達Tちゃんと共にJちゃんのお宅に遊びに行ってました。
Jちゃんのお宅はマンション七階。
この高さだと窓を全開しても蚊が入ってこないそうで、Jちゃんのお部屋は窓全開で風を通していました。
TちゃんはJちゃんのベットに寄りかかるように床に座り、廿楽はJちゃんのベットの上に乗りベットの角(部屋の角でもある)に寄りかかって、JちゃんはTちゃんの向かいに座る形(確かその位置だったはず)で3人揃ってJちゃん宅の漫画本を読んでいました。
ちょっと薄暗くなりかかった頃だったと思います。
ぶぶぶぶ・・・・・・・・・・ぽて。
いきなり全開の窓から何かが飛んできてTちゃん、Jちゃんの間付近に落ちました。
Tちゃん&Jちゃん&廿楽:・・・?
!!
Tちゃん&Jちゃん&廿楽:ぎゃぁ~!!ゴキ○リだぁぁ
!!!

ダッシュで部屋から退避するJちゃん。
固まって涙だばだば流すTちゃん。(彼女が一番ゴ○ブリ嫌い)
そして・・・
廿楽:い~やぁ~。来ぉないでぇぇぇ!!(/>◇<)/
なんとそのゴキ○リ、Jちゃんのベットに登って廿楽の方に近づいてくるんです。
部屋の角・・・後ろに下がる事もできずTちゃん同様涙だばだば流してパニック廿楽。

暗転・・・(いや、真面目にこの後暫くの記憶が・・・気づいたらJちゃんの部屋から皆脱出してました。)

たまたま居間にいたJちゃんの母様に『大丈夫噛みつきゃしないんだから』と慰めてもらいましたが、噛みつく噛みつかないの問題ではない。
それでも荷物も何もかもJちゃんのお部屋においてあるから最低後一回はJちゃんの部屋に入らねばならない。
母様の『もういないわよ。』という見てもいないのに自信に満ち溢れた励ましを受け3人で例の部屋に向かう。
もうすっかり日が落ちて、Jちゃんの部屋は真っ暗だった。
三人で耳をすます・・・生き物の動く音はしない。いける!
そう判断してJちゃんが部屋の電気をつけた。カチっ!
ぶぶぶぶぶぶぶぶぶ・・・
Tちゃん&Jちゃん&廿楽:ぎゃ~!!飛んでるぅぅ!!×3

ブーンブーンと電灯の周りを優雅に旋回するゴキ○リ。

暗転・・・(廿楽の記憶はここで途切れてます・・・Tちゃん続き憶えてたら教えてください。m(__)m)


廿楽事件簿その三
『マヨ+醤油+七味=止まらない!!』
ある虫歯治療した歯が急に痛くて痛くてたまらない状態になりました。
数日後には歯医者の予約をしていたので、そのひまで何とか耐え忍ぶ廿楽。
そして、待ちに待った歯医者の日、お昼休みになったと同時に歯医者にGO!
はい。今回の歯痛の原因がわかりました。
『あたりめ』
そう。
あの、イカの『あたりめ』。
マヨネーズに七味とお醤油たらして、つけて食べると止まらない。
その『あたりめ』
確かに先日『あたりめ』食べた。かなり食べた。止まらなくなった。
んでその時に治療中の歯の付近に挟まって、大変だった。
でも、歯ブラシと糸楊枝で挟まった『あたりめ』は全て取った(取れた)と思ってた。
挟まっている時の違和感とかなくなってたしね。
でも実際は・・・ちっちゃいカケラ・・・歯の奥ーの方で歯肉に 『ザク!』って刺さってたらしい。
なんでこんなにも急に歯が痛くなったのかと歯医者さんが先端の細い器具で痛い付近をチャキチャキほじくってた時、
たまたまある部分の奥を チクっと触れたら廿楽の体が ピキャーンと金縛った。(めっさ痛かった)
そして、先生もなんだか不思議な手ごたえがあったらしい。
『んん?この奥に何かいるみたい』と先生がさらに調べる。
すっごく痛かったんで麻酔を打って調査再開・・・
『あ、これだ~!』とようやく見つけたちっさいカケラ。
『何が刺さってたんだろう?』とカケラを調べる先生。
先生:『イカ・・・かな?廿楽さんイカに心当たりはありますか?』
廿楽:『・・・あります。こないだあたりめ食べました』
先生:『あたりめ・・・・・・っ・・・』(あ~先生めっさ笑いこらえてる・・・超恥ずかしい~)
かなり恥ずかしかったです~先生声に出さなくても目がモロ笑ってたし・・・。
しかしこのカケラの所為で歯肉が炎症、その後バイ菌が入り周りの歯肉を巻き込んで腫れてました。
それにしても歯ブラシも、糸楊枝も届かぬ治療中の歯の奥深くに一体どうやって『あたりめ』は入り込んだのか・・・。
むぅ(-~-)『あたりめ』恐るべし・・・。
今度から『あたりめ』を食べる時は絶対に治療中の歯を使わないようにしよう・・・。


廿楽事件簿その二 
『カナブンブン』
廿楽が北戸田の会社に派遣でお仕事していた時の事です。
いつものように朝、改札を出て会社に向かっていていました。
この日はいいお天気で暑いほどの気温、さっさと冷房の効いてる会社に行きたくて廿楽は早足でザクザク歩いていました。
本当にこれこそ虫の知らせというのでしょうか、なんとなーく何か気配見たいなものを感じて足を止めて空を見上げた廿楽。
ヒュ ー・・・ン・・・ ガッ!
痛!ったったた・・・なに?今☆見えたよ?

いたむおでこをさすりつつ、何が起きたのかと周りを見る廿楽。
☆を見せてくれた原因は廿楽のすぐ近くの道路にいました。
クルクルクル・・・ジタバタジタバタ・・・
廿楽の傍には引っくり返ってもがきながらクルクルまわるカナブン。
星が飛ぶ一瞬前に残像で見た放物線はカナブンが失速してこっちに向かってくる軌跡・・・。
そして星は廿楽のおでこに激突したカナブンの衝撃。
なんでこんな所でカナブンとぶつかるかな私・・・。
とりあえずカナブンを近くの草叢に退避して、会社に行きました。
同僚:廿楽ちゃんおでこなんか赤いけどどうしたの?
廿楽:え・・・えへへへ・・・さっきカナブンと当たって・・・(^◇^A
同僚:はいぃ?
同僚&廿楽:・・・・・・・・・・・・・・・・ぷぷっ。
その後大爆笑でした~。


廿楽事件簿その一
『カマカマキリキリ』
ある夏の夜、喉が渇いた廿楽は家を出て、近所の自販機にジュースを買いに行きました。
お金をいれてジュースをチョイス。
ガコンと降りたジュースを取ろうとしたんですが、ちょっと困ったことが起きました。
取り出し口の中に何故か緑のおっきなカマキリがいて、ジュースの上に陣取り鎌を構えて左右にスイングスイング・・・スイングスイング・・・
何で?(@_@;)絶対カマキリの力じゃジュースの取り出し口になんて入れないでしょ?
でも、まぁ私が買ったジュースの一撃食らわずに済んでてよかった・・・。
これで潰れカマキリ付きジュースだったらかなり凹んでたところ・・・A^^;)
しかし、このままジュースの上で威嚇されてちゃ~ジュースが取れない・・・(T^T)
結局お財布を取り出し口に入れて、それに『ガシ!ガブ!』と食いついてきたカマキリを救出。
そばの植え込みに下ろしてからジュースを取りました。
大人になってからカマキリに威嚇されるとは思いもしなかったですよ。(^^A)

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