ブログを作る※無料・簡単アフィリ    ブログトップ | 楽天市場
732737 ランダム
本の奥田英朗 (読書・コミック)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
つき指の読書日記 by 大月清司

PR

Calendar

November 2011
SMTWTFS
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<一覧へthis monthnext>

Keyword Search

Category

細腕(4)
読書(592)
閑話(368)
追記(114)
ブログ仲間(18)
囲碁将棋(16)
点描(1245)
写真紹介(249)
ゲスト(6)
川柳(1)

Archives

Mobile

>>ケータイに
このブログの
URLを送信!

 

つき指の読書日記 by 大月清司

<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く

2008/10/18 楽天プロフィール Add to Google XML

本の奥田英朗
[ 読書 ]    


ララピポ楽天ブックス


町長選挙楽天ブックス

 仏教に大乗と小乗があるように、読者をどう誘(いざな)うか、作家によって方法は分かれる。
 微細なことまで周到に書き込み、しっかりと小説の豊穣な世界へ引き込もうとする小説家もいる。
 その逆に可能な限り文章を削ぎ落とし、多くを表現しなくても、読み手の想像力を刺激できる、その拡がりをつかみ取ってくれると、冗長になるのを嫌う作家もいる。
 そのどちらがよいのかという問題ではない。作風もあれば、文体の好みもあるだろう、送り手受け手の双方ともに。
 エンターテインメントに限れば、いま輝いている作家、後者の代表格が奥田英朗になる。それで肉薄してくる筆の力はいつも好ましく感じている。おそらく作家生命も永いだろうし、エッセイを書いても味わい深くなるにちがいない。
 氏の小説を2冊、久しぶりに手にした。
 『ララピポ』(幻冬舎 2005年刊)は、登場人物の中心が、音楽でいうと「ロンド(輪舞曲)」風のつながりで、変化していく連作小説である。深刻な事件でもさらりとしたストーリーでまわっていく。理屈なしに面白い。登場人物の表情、動きが手に取るようにわかる。心の移ろう動きも会話の口調、高低、響きも同じである。ベストセラーに食い込んでもけして遜色がない。大推薦である。
 『町長選挙』(文藝春秋 2006年刊)は、ご存じユーモア小説、精神医、伊良部一郎シリーズ第3作である。4作が収録されている。表題作だけがやや長め、新ジャンルに挑戦し、脱帽したいほど成功している。読んでいてリラックスできる小説というのは、なかなかあるものではない。腹の底から笑わせるとなると、それこそ並の力量ではない。こちらも同じく推奨できる。

  中古パソコンは↓



Last updated  2008/10/19 06:06:10 AM
コメント(0) | コメントを書く

[読書]カテゴリの最新記事





■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
・メッセージ本文は全角で800文字までです。
・書き込みに際しては楽天ブログ規約の禁止事項や免責事項をご確認ください
・ページの設定によっては、プルダウンで「顔選択」を行っても、アイコンが表示されません。ご了承ください。


<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く一番上に戻る


Powered By 楽天ブログは国内最大級の無料ブログサービスです。楽天・Infoseekと連動した豊富なコンテンツや簡単アフィリエイト機能、フォトアルバムも使えます。デザインも豊富・簡単カスタマイズが可能!

Copyright (c) 1997-2012 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.