合わせの紬
塩沢お召と木屋太の帯昼間のお出掛けなら、塩沢お召と単衣の長襦袢でいい塩梅・・・しかし、夜九時も過ぎれば肌寒さを感じる。今日は上方の地歌舞ビデオ鑑賞会 名月や湖水に浮かぶ七小町 草紙洗小町 通小町 卒都婆小町 鸚鵡(オウム)小町 関寺小町 後の二つはさしずめ あなたと私の二人小町 あなたはどこのお生まれ 私は難波育ち 糸竹の道踊の手振り湖水に 浮かぶ七つの舟に 各々舞かなで遊ばん いざや隈なき月の光のもとに 名月や湖水に浮かぶ七小町高浜虚子が、武原はんのために書き下した歌 「あなたはどこのお生まれ」 「私は難波育ち 竹糸の道踊の手振り」 歌詞は七小町によせてはんさんの生涯を思わせるもの。 はんさんはたしか徳島の生まれ・・・・ 大阪 宗右衛門町の大和屋さんで少女期をすごし 芸者になり、19歳で青山二郎と結婚・・・・ 晩年のはんさんが「はん居」の能舞台で上方芸者の衣装で舞われている