織り始めたはずが、
経糸が やけに切れる。
とんでもなく切れる。
と言う状況が続き、どうしようもなく、
筬を取り替えることになり、
筬通しをやり直しています。
最初使い始めた筬は、木綿と言う事もあり
荒い筬でした。
一羽に4本づつ通していました。
すると、その筬の中で、
経糸が絡んで切れるのです。
今度は絹用の細かい筬にしました。
多分、これで切れにくくなるはずです。
他の生徒二人も、それぞれの問題で、
筬通しをし直しています。
機音が響くようになるのは、もう少し後になります。
これは、糸巻き(ボビン)の工夫2種。
左は、円筒形のボビンから糸を出すときに糸が切れにくく、かつテンションを掛けられるような工夫。
右は、今で言うコーン巻きのようなもので 上に向かって斜めにする事で
糸がスムーズに出されるようにするものであったのではないかと言うものです。