鳳凰山眺望2005,4.13鳳凰山(昔は鳳凰三山と言っていました) 旅の絵を元に随想しています。1001夜(千夜一絵物語として)続けようと考えています。 122夜の今宵は・・・ さて、本日は山梨県韮崎市から眺望した鳳凰山系の山々です。 まだ冬の営みが続きます。山稜は、光るように神々しく、威厳があります。 里には春がやってきておりますので、急いで春山へと衣替えをしていくことでしょう。 中央道、諏訪ICから勝沼ICの長い距離に亙って、常に見えている山々です。 絵は韮崎IC越しに見た鳳凰三山です。 下図でこの説明します。 見えている逆三角形(鳳凰三山、燕頭山(つばくろあたま)、千頭星山(せんずほし))の部分が韮崎市。 その左(南)側が南アルプス市 その右(北)側が北杜市武川町です。 事典:鳳凰山 鳳凰山 地蔵ケ岳(2764m) 鳳凰山の北端の山。山頂にオベリスク(ふもとで地蔵仏、大トンガリ)と呼ばれる岩塔がそびえます。武川村方面からだと鳥が翼を広げたように見え、大鳥ケ嶽とも呼ばれていました。岩塔の初登はん者はW・ウエストンとされています(1904年)。岩塔直下、アカヌケ沢の頭とのあん部は賽(さい)の河原と呼ばれる花こう岩の砂れき地。ここに何体かのお地蔵さんが並んでいて、子授けの伝説が今に生きています。 観音岳(2840m) 鳳凰山の中央のピーク。東面に春、雪型の「農牛」が現れます。 ハイマツに積もった雪が周囲より先に解け、黒い姿をしている。甲斐国志には「白い農牛」の記述があり、正誤の説があったが、1978(昭和53)年の秋、同じ場所に新雪による白い農牛が現われ、記述は正しいことが分かった。韮崎市穂坂町にある鳥の子池と農牛の伝説が残っている。山頂は露岩帯で野呂川を隔てての北岳、さらに甲斐駒ケ岳、八ケ岳、奥秩父、富士山と360度の展望が楽しめます。 薬師岳(2780m) 鳳凰山の一番南のピーク。花こう岩の白砂と巨岩、ハイマツの緑が独得の風景を作っています。頂上は広い丘陵地となっており、ポカポカ陽気では、遊べるほどの空間があります。盆地から見ると鞍のように見えます。山頂と砂払岳(南の山)のあん部に薬師小屋があります。 ジャンル別一覧
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