多武峰(とおのみね)・談山(たんざん)神社(その2)_story(2550) 2011.11.30
11/29(火)NHKラジオ深夜便(実時間:11/30(水)am4:05-45)の「明日へのことば」はアンコール放送で9/14(水)の 「国際ボランティアが”被災者”となって(2)」(NPO法人・地球のステージ代表 精神科医 桑山紀彦さん)であった。9/13(火)の一回目の「国際ボランティアが”被災者”となって(1)」は聞いていたが、これに続く翌日の(2)の放送は聞いていなかった。都合よく今朝、その2の方の放送が聞けて良かった。
桑山さんは精神科医として開業(宮城県名取市の東北国際クリニック院長)しながら、地球規模で救援活動(NGO)をし、「地球のステージ」というNPO活動をしている。
そこでは、Videoや語りに加えて実体験から作詞作曲した歌を自ら歌う。
具体的には、世界各地の紛争、貧困地域をスライドで曲の間に語る。構成は「ビデオ映像」+「ライヴ音楽」と、「スライド映像」+「語り」である。
この11月現在で2300回以上の公演をしている。
当クリニックは、今回の災害で被災したが、いち早く復旧させ、患者のケアに当たった。
患者からも教えられることがあり、早くから「津波記念資料館」の構想を行政に働きかけておられる。
その理由とは以下である。
実際の津波の日の時間単位の記憶をデータベース化しておき、被災された人の記憶が飛んでいる部分を埋めてあげたいと。
嫌な記憶に蓋をするのではなく、途切れた記憶を紡ぐことにより、不安から解消されるのだと説く。
資料館の前には津波もろとも流された消防車を綺麗に洗って置きたいという。そこには津波来襲まで避難を叫び続けながら殉職した消防士がいた。マイクを握りしめたままの姿で発見されたのだという。
心の蓋をなくし、記憶を紡ぎ、語り部となってもらうことによって、生きる望みの方向性を見出していくための資料館だという。
クリニックを目的とした資料館なので、病院の近くに建設したいという。
津波だけではなく、DVなど精神的にダメージを受けた場合にも共通して言えることは、心に蓋をしてはならないのだと説く。
高校の同窓会で、古都散策を行った。
桜井市の郊外にある談山(たんざん)神社を散策している。
不退寺(ふたいじ)のもみじは2,3日前にTVでやっていた。奈良盆地でも標高498mと高い場所にあるため、談山(たんざん)神社も負けてはいない。今年は気温が高めで赤さも今一という感じであったが画像はすこし華やかに描いた。
談山神社 十三重塔ともみじ
屋根の数を数えて13。
スケッチでこんな多くの屋根のある塔を描いたのは初めてである。
同窓生との散策中にスケッチ。
すこし赤過ぎたカナ?
顔が赤くなる。
徒然の記 談山のいわれ
藤原鎌足と中大兄皇子が、大化元年(645年)5月に大化の改新の談合をこの多武峰(とうのみね)にて行い、後に「談い山(かたらいやま)」「談所ヶ森」と呼んだことによるとされる。
今回のコース・・・大阪駅北バスターミナル→新大阪→(神武天皇陵(車窓から))→奈良・橿原駅→箸墓(はしはか)古墳→「三輪そうめん山本」本社直営店『三輪茶屋』→((石舞台)(車窓から))→多武峰(とおのみね)・談山神社(たんざんじんじゃ)→国営飛鳥歴史公園(甘樫の丘)→(藤原宮跡(車窓から))→大阪へ。
Picture1(sketch-direction 90° pm2:30 Sketch point:Tanzan-shrine,Sakurai City,Nara Pref.JapanGPS 34.465622 ,135.860953 (°)(34°27'56.24" N,135°51'39.43" E)標高498m
Google Earthを楽しむ方法
Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうちGPS情報(ex.
36.7114 ,139.606369(°))を、Google Earthのジャンプboxに貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。